Home / フランス旅行記 / モナリザを巡る攻防戦

Jun
13
2007

ルーヴル美術館・モナリザの間

2006年10月2日9:15
ルーブル美術館は大きく分けて三つのエリアに分かれています。
そのうちの一つであるドゥノン翼(Denon)は、モナリザやサモトラケのニケなどのビッグネームが揃い、ルーブルで最も人気が高いエリアです。
このドゥノン翼を一言で形容するなら、読売巨人というところでしょうか。あまりにも豪華なラインナップのため、大作を見るだけで精一杯で、大作と大作の間にある目立たない作品も、おそらく日本の美術館にやってくれば目玉になれると思うんですけど、それらをじっくり鑑賞する余裕がないわけです。
楽天にいれば4番でも巨人では代打。まさにそんな印象でした。

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モナリザまで一気に攻める

ドゥノン翼は混雑が予想されるので、私たちは開館まもなく、まだ混雑のないうちにドゥノン翼の鑑賞を済ませる作戦でした。
特にモナリザは「ルーブルの至宝」と謳われるだけのことはあり、出遅れるとあっという間に混雑するという話だったので、モナリザ鑑賞までは時間との勝負です。
入場からサモトラケのニケまでの動きは、もちろん途中で迷ってタイムロスがないように、予めイメージトレーニングしておきましたが、幸いなことにドゥノン翼に入ってから2Fにあるサモトラケのニケまでは、館内に案内表示が出ていました。
さすがにルーブルも心得ているのでしょう、ニケ→ヴィーナス→モナリザという三大収蔵品は、短時間で効率的に回れるように配置され、そこまでの順路も表示されているので、特に迷うこともなく鑑賞することができます。
時間的な都合でルーブルを十分に鑑賞する時間がとれない人も、この三つだけなら1時間もあれば鑑賞できるので、やっぱりパリに来た以上は見ておいた方がいいと思います。

ルーブル美術館での写真撮影

基本的にルーブル美術館内は写真撮影が許可されているのですが、このドゥノン翼2Fは非常に混雑する人気エリアですので、他の鑑賞者の妨げにならないように、ほとんどの部屋が写真撮影禁止です。
かつてはモナリザと一緒に記念撮影も可能だったようですが、今ではドゥノン翼2Fの絵画はほとんどアウトと考えていいでしょう。
サモトラケのニケだけは写真撮影可能ですので、混雑する前にじっくり鑑賞したいところです。
※2009年は写真撮影許可→ルーヴル美術館三大作品攻略作戦

ドゥノン翼の攻略ルート

私たちの作戦は見事に功を奏し、ニケもヴィーナスもモナリザも、周囲にはまだ人もまばらで、ゆったり鑑賞することができました。
順路通りにモナリザまでの鑑賞を終えたら、75~77展示室へ移動して、ドラクロワ・ダヴィッド・アングルらの作品を鑑賞します。
ここは色彩鮮やかな大作ぞろいなので、非常に見ごたえがありました。また、展示室自体が非常に豪華絢爛なので、天井などにも目を配りたいところです。

その後はもう一度モナリザの部屋を通ってグランドギャラリーに戻り、ダ・ヴィンチの「岩窟の聖母」やラファエロの「聖母子と幼児ヨハネ」など、ルネッサンス時代の作品をじっくり鑑賞しました。
グランドギャラリーは、まさにその名の通り、驚くくらい広くて長いので、ここを往復するだけでも一苦労ですが、訪れた以上はやっぱり突き当りまで歩き、そのスケールを味わっておきたいところです(ルーヴル美術館グランドギャラリー)。

開館2時間後のニケ前

グランドギャラリーを抜けた先には、イタリア絵画とスペイン絵画の展示室があります。
私たちはドゥノン翼2Fの鑑賞におよそ2時間を費やしました。
ドゥノン翼の半地階と1Fには、ギリシャ・ローマを中心とした彫刻の展示がありますが、ミーハーな私でも知っているようなビッグネームはなく、また今回は絵画鑑賞がテーマだったので、このエリアはばっさりカットしました。
このあとはシュリー翼へと移動するため、長い長いグランドギャラリーを引き返し、ルイ14世の調度品が展示されたアポロンギャラリーまで移動します。
帰りがけにニケの前を通りかかった時、そこにはもう黒山の人だかりができていました。

ドゥノン翼で見ることのできた主な作品
□ 「サモトラケのニケ」
□ ダ・ヴィンチ「聖アンナと聖母子」
□ ダ・ヴィンチ「岩窟の聖母」
□ ダ・ヴィンチ「モナ・リザの肖像」
□ ラファエロ「聖母子と幼児ヨハネ」
□ ティツィアーノ「田園の奏楽」
□ ジェリコー「メデューズ号の筏」
□ ドラクロワ「民衆を導く自由の女神」
□ ドラクロワ「サルダナパールの死」
□ ダヴィッド「ナポレオン1世の戴冠式」
□ ダヴィッド「サビニの女たちの略奪」
□ アングル「シャルル7世の戴冠式のジャンヌ・ダルク」
□ アングル「グランド・オダリスク」
□ ドラローシュ「殉教した娘」
□ ヴェロネーゼ「カナの婚宴」
□ リベーラ「えび足の少年」

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