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Jun
24
2007

ミロのヴィーナス

2006年10月2日10:45
シュリー翼(Sully)では、ミロのヴィーナスを代表とする古代ギリシャやエジプトの美術品と、17~19世紀のフランス絵画を鑑賞することができます。
シュリー翼は、ミロのヴィーナスを除けば、ドゥノン翼の喧騒が嘘のように閑散としているので、落ち着いて鑑賞することができるでしょう。
私たちが訪れた時には、スケッチブックで模写をしている老人もいました。
また、シュリー翼はほぼ全域で写真撮影が許可されているので、気に入った作品は積極的にカメラに収めて行きたいところです。

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ミロのヴィーナスと一緒に記念撮影

ミロのヴィーナスが混雑するのはわかりきっていますから、ドゥノン翼の本格的な鑑賞の前に立ち寄りました。
かつてはシュリー翼1Fに配置されていたようですが、私たちが訪れた時はドゥノン翼2Fとシュリー翼2Fのちょうど境目、サモトラケのニケから数展示室離れた場所にありました。
※2009年に訪問したときはシュリー翼1Fに戻っていました。どうやら展示室修復のために移転していたようです。
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ミロのヴィーナス

ミロのヴィーナスは写真撮影OKですが、上手に撮ろうと思うとなかなか難しいです。
特に人を入れて記念撮影しようとすると、ヴィーナスは意外に大きいので、バランスをとるのが難しくなります。
また、フラッシュを焚いた時、人に光を合わせるとヴィーナスが暗く、ヴィーナスに光を合わせると人が暗くなってしまいます。
逆にフラッシュを焚かないと手ブレが起きやすくなってしまい、記念撮影はなかなか苦労しました。
上手にミロのビーナスと写真を撮るコツは、ヴィーナスの斜め後に人を立たせ、フラッシュは焚かずにISOを少し上げて、ヴィーナスを中心に構図を構えるとうまくいきやすいです。
ただ、周りに鑑賞している人がたくさんいると、こういう撮り方は難しいので、ヴィーナスと一緒に写った写真が欲しいなら、できるだけ混雑する前に訪れたいところです。

ルーブルの迷宮は方向感覚が狂う

私たちの予定では、シュリー翼の鑑賞はおよそ1時間でした。
時間があれば、1Fの古代ギリシャ美術(特に「眠るアリアドネ」)も見たかったのですが、すべてを見るのは到底不可能なので、3Fのフランス絵画だけに絞って鑑賞することにしました。
しかし、ミロのヴィーナスがあった74展示室から、32~33展示室を通って階段で3Fに上がれば早かったものの(その階段から一度1Fに降りれば、すぐに「眠るアリアドネ」も見れたはずです)、うっかり土器・ギリシャ陶器の方向に進んでしまい、館内見取図にも載っていないような小さな螺旋階段から3Fに上がってしまいました。
そのため、3Fでは19世紀フランス絵画を見てから引き返し、再び17~18世紀フランス絵画に向かうという動きになってしまい、ただでさえ短い鑑賞時間をロスしてしまったのが悔やまれます。
本当にルーブルは迷宮です。館内見取図を見ながら、慎重に進みましょう。

美術品は流動する

もう一つ、私たちの失敗談として、目的の絵画にこだわりすぎたことが挙げられます。
例えば、シュリー翼3Fにはジェラールの「アモルとプシュケ」が展示されているはずなのですが、私たちが訪れた時、この絵がどうしても見つかりませんでした。
それで、この絵を探して広い館内をうろうろと動き回り、結果的に徒労に終わったのは苦い経験です。
ルーブルの作品には常に移動があります。
改装で展示室が変わっている場合だけではなく、他の美術館に貸し出されていたり、修復中でお蔵入りになっていたりする場合もあるわけです。
ですから、本来あるべき場所にその作品がなければすっぱりと諦めることも、効率的にルーブルを攻略していく上では重要な判断だと思います。

シュリー翼は落ち着いて鑑賞できる

そんなわけで、ドゥノン翼に比べると失敗の多かったシュリー翼でしたが、ブーシェをはじめとするロココの画家やラ・トゥールなど、ドゥノン翼の大作群とは違ったフランスらしい華やかさ・気楽さを感じることができ、それなりに満足してリシュリュウ翼へと移動しました。

シュリー翼で見ることのできた主な作品
□ 「アフロディテ(ミロのヴィーナス)」
□ リゴー「ルイ14世の肖像」
□ ブーシェ「リナルドとアルミーダ」
□ ラ・トゥール「大工の聖ヨセフ」
□ シャセリオー「エステルの化粧」
□ ロベール「廃墟となったルーヴルのグランド・ギャラリーの想像図」
□ ゴヤ「デル・カルピオ伯爵夫人」

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