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very decorative!2006年10月2日19:30
レストラン1728の室内をひとしきり見終わったので、テーブルにつくとメニューを渡されました。
日本語のメニューはありませんが、英語のメニューがあったので何とか料理の内容は把握できました。
ここの料理は「Kobe」「Katana」など、それぞれ面白い名前がついているのが特徴です。
さすがにちゃんとしたレストランで食事中にカメラを使うのは心苦しかったので、料理の写真がないのは残念ですが、どれも美味しそうな盛り付けで、さすが目でも楽しむ本場のフレンチと感心しました。

まずはアペリティフ(食前酒)として、私はシャンパン、妻はキールロワイヤルで乾杯しました。一杯1500円の食前酒を飲むことなど日本では絶対ありませんが、こういう場所だとなんだか金銭感覚も麻痺してきます。
他に赤ワインを一本注文しました。初めて飲む味で、渋みと酸味が重くなく乾いた感じで、料理によく合いました。

私は前菜としてマグロのタルタルステーキと、メインに牛肉のステーキを注文しました。
マグロのタルタルステーキは、ネギのないネギトロみたいな感じです。ソースも醤油風味で、さっぱりと日本人好みの味でした。
「On top of the world」という名の牛肉のステーキは、肉の厚さが5cmくらいあり、それでいて感動的に柔らかく、ナイフがさくっと入ります。味の方も抜群で、本場のステーキはここまで違うものかと、軽くカルチャーショックを受けました。さすが「世界の頂点」と銘打つだけのことはあります。

妻は前菜としてザリガニのボイルと、メインに羊のステーキを注文しました。
ザリガニは、見た目も普通のエビみたいな感じで、かりかりに揚げたポテトに乗せられ、上からアボカドのソースがかけてあります。
羊のステーキは「Ghandara」というメニューで、妻は名前だけで即決したような感じだったのですが、「今まで食べた羊の中で一番美味しい」と感動し、お店のスタッフに「セボン」を連発していました。さすが「ガンダーラ」。

二人とも前菜とメインの二品ずつでしたが、ほどよく満腹になり、値段も合計164ユーロでちょうどいい感じでした。
代金はクレジットカードで支払い、他に現金でチップをテーブル担当の女性に渡しました。

チップを渡す折、妻がしつこく「英語でお礼の気持ちを伝えた方がいいよ」と勧めるので、筆談用に持参していたノートに英作文をしてから彼女を呼んで、ノートに書いた英文を読んで感謝の気持ちを伝えました。
そしたら彼女はものすごく感激したらしく、ノートからそのページを切り取って、折り畳んで胸ポケットにしまってしまいました。
それならちょっとしたメッセージカードでも持ってくればよかったと軽く後悔しながらも、簡単な会話を楽しみ、タクシーを呼んでもらってホテルに帰りました。

こうしてパリの人とのささやかな交流もあり、素敵なお店と美味しい料理にも大満足した私たちは、ホテルのロビーでコーヒーを飲みながら、パリ最後の夜をしみじみ味わいました。

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