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Apr
26
2008

夜桜を上手に撮影する5つのコツ

今のデジカメはどれもみんな賢いので、初心者でもかなり綺麗な写真を撮ることができます。
一般的なコンパクトデジタルカメラでも、基本的なコツさえ押さえていれば、かなり満足の行く仕上がりになるでしょう。
今回は、露出やF値やISOやホワイトバランスといった難しい設定はすべてデジカメに任せるという前提で、それでも上手に夜桜写真を撮影する秘訣を紹介してみようと思います。
題して、「妻でもわかる夜桜撮影講座」です。笑。

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1 知っておきたいカメラの仕組み

とりあえず、ざっくりとカメラの仕組みを理解しておきましょう。

カメラというのは、取り入れる光の量が少なすぎると、写真は真っ暗になってしまいます。
逆に、カメラに光を取り込みすぎると、真っ白な写真になってしまいます。

そこで、ちょうどいい光量になるように調節するのがシャッタースピードだと思ってください。
暗い場所ではたくさんの光を取り込むために、シャッタースピードは長くなります。
逆に明るい場所では光を取り込みすぎないように、シャッタースピードは短くなります。

デジカメは、このあたりの調節をすべて自動でやってくれますから、特に意識することはありませんが、このカメラの基本を知っているだけで、夜桜を上手に撮れる確率がぐっと上がります。

2 フラッシュは焚かない

夜桜撮影に行くと、フラッシュを焚いて撮影している人をかなり見かけます。
しかし、これはせっかくの桜が台無しになるのでおすすめしません。

暗いところでフラッシュを焚くのは、カメラに取り入れる光の量を増やすためです。
光の量が増えるわけですから、たくさんの光を取り入れすぎないように、シャッタースピードは短くなります。
そうなると、フラッシュの光が届く範囲(3~5m)は鮮明に撮れるのですが、光の届かない範囲はフラッシュに合わせたシャッタースピードでは十分に光が取り込めず、真っ暗になってしまいます。
ですから、フラッシュを焚いた夜桜撮影は、光の当たった範囲は白々とした桜が写り、逆に光が届かないところは真っ暗で何も見えないという、アンバランスな写真になります。

フラッシュOFFで奥まで明るくさらに、絶対にフラッシュが届かないような遠くの桜を撮影する時もフラッシュを焚いて撮影している人を見かけますが、これだと足元の地面などに反射した光だけが取り込まれ、肝心の遠景は光量不足で真っ暗になりますから、期待した仕上がりにはなりません。

ライトアップされた夜桜というのは意外と明るいので、フラッシュなしでも十分撮影は可能です。
くれぐれも夜桜を撮る場合はフラッシュを切りましょう。

3 しっかりとカメラを固定しよう

夜桜に限らず、夜景撮影はとにかく手ブレとの戦い。
前述のように、フラッシュを焚かずにたくさんの光をカメラに取り入れようとするので、シャッタースピードは遅くなり、必然として手ブレを起こしやすくなります。

普段はほとんど意識しませんが、カメラを持つ手というのは意外にもプルプルと小刻みに震えているものです。
ちょっと意識してみると、たった数秒間でもカメラを完全に固定するのは難しい作業だとわかるでしょう。
シャッタースピードが短ければ多少の微動も特に問題ありませんが、スローシャッターになるとこれが致命的なんですね。

カメラが固定できればこんな面白い写真もできれば、カメラは三脚でしっかり固定して、スローシャッターに備えましょう。
コンパクトデジカメ用のミニ三脚でも、三脚があるだけでまったく違いますから、非常におすすめです。
また、三脚を利用しても、シャッターを押した拍子に手ブレが起きてしまうこともあるので、セルフタイマーを併用するといいでしょう。
三脚が使えない時や、そこまでする気がない場合も、手すりやベンチなどを台座として利用して、できるだけカメラを固定するように心がけましょう。
手持ちで撮影する時も、カメラはしっかりと両手で持ち、脇を締め、カメラを固定することだけに専念しましょう。

4 適切なモード選択をしよう(夜景モードの罠)

今のデジカメはみな高性能なので、しっかりモード選択さえしてあげれば、だいたい満足のいく写真を撮ることができます。
ただ、慣れるまではこのモード選択が結構難しいんですね。
よくあるミスとしては、夜だからといって何でも夜景モードに設定してしまうことです。

暗い所ですが花筏までばっちり夜景モードというのは、少ない光量でも目で見た印象に近い自然な写真を撮るために、「シャッターの開いている時間を長くする」モードです。
シャッタースピードが遅くなれば当然手ブレが起きやすくなります。
三脚などでしっかりカメラが固定できていれば、夜景モードは効果を遺憾なく発揮します。
しかし、手持ち撮影の場合には、下手に夜景モードを設定すると手ブレでほとんど使い物にならないのです。

手持ち撮影の場合には、あれば高感度モードを設定するか、高感度モードがなければオートモードでカメラに任せてしまった方が上手に撮影できるでしょう。

5 夜桜を背景に記念写真するには?

綺麗な夜桜を背景に記念撮影したいと思うのは自然な発想だと思いますが、これがなかなか難しいです。
先に述べたように、フラッシュを焚いてしまうと、光が当たった人物は鮮明に写りますが、背景の夜桜は光量不足でほとんど写りません。
かといって、フラッシュを切ってしまうと人物の顔が真っ暗で、記念写真としてはいまいちということになります。

そういう時は、フラッシュをスローシンクロにして撮影します。
スローシンクロとは、フラッシュがパカパカパカッと点滅する技術ですが、これだとシャッタースピードが遅くても光が入り過ぎないので、近景も遠景もうまく写ります。
デジカメによっては夜景ポートレートというモードがあると思いますが、これはスローシンクロの技術を最大限に引き出すモードなので、ぜひ活用しましょう。
以上、カップルにシャッターを押してくださいと頼まれた時、いつも思うことでした。

おまけ ホワイトバランスで遊んでみる

夜桜撮影に慣れてきたら、ぜひ手動でホワイトバランスを設定してみることをおすすめします。
例えば、オートホワイトバランスではちょっと桜が白っぽいと思ったら、蛍光灯モードに変えてみてください。おそらく、よりピンク色の桜が撮影できるはずです。
ホワイトバランスの効果を実感するには、おそらく夜桜がベストの被写体です。
こういう設定で遊べるようになってくると、デジカメ撮影の魅力が加速してきますね。

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