今回は、2005年8月2日に訪れた長岡花火の模様を紹介します。
長岡花火は、新潟が全国に誇る花火大会で、私は何度か観たことがあるのですが、当時、妻は一度も観たことがありませんでした。
いい歳をして長岡の花火を見たことがないというのは、新潟県民として失格です。
「恥の多い生涯を送ってきました」です。
そんなわけで、35℃近い炎天下の中、エアコンの壊れた車に乗って、いざ長岡へと向かったのでした。
長岡に到着したのは午後1時過ぎ。
炎天下の中のドライブだったので、長岡に到着したときはすでに二人とも汗だくでしたが、とりあえず早めに動いたので、渋滞に巻き込まれなかったのは幸いでした。
観覧場所は妻の知り合いの地元の方が確保してくれるというので、程よい時間になるまで長岡市内で時間を潰し、午後5時くらいに合流しました。
場所は信濃川西の一般観覧席の、しかも前から二列目。
聞けば午後2時の場所取り禁止解除前から待機していたそうです。
花火大会は7時半に、ナイアガラ瀑布+スターマインで始まりました。
長岡のナイアガラ瀑布は、橋に花火を仕掛け、さながら橋に火をつけるという、「絶対に真似してはいけません」という剛毅なものです。
スターマインも、1度に尺玉が30発程度上がり、夜空が白い火花で埋め尽くされます。
長岡の花火の見どころは、この圧倒的な火力量で、これは何度観ても圧巻です。
その後、2~3分に一度のペースでスターマインが打ち上げられ、その間を尺玉がつなぐという展開で花火大会は進行していきます。
赤と緑の小型花火が対空バルカン砲のように打ち上がり、その後はこれでもかと言わんばかりに尺玉の上がるスターマイン。
数箇所から斜めに打ち上げられた昇り銀竜が空中で交差する「BIG-X」と呼ばれるスターマイン。
五箇所から五色のスターマインが次々と打ち上げられ、まるで花火の壁のようになるワイドスターマイン。
菜の花の黄色、海と空の青、紅葉のオレンジ、雪の白という、4色の尺玉が絶え間なく打ち上がる「新潟の四季」と題されたスターマイン。
とにかくスターマイン、スターマイン、スターマイン、スターマイン。
約1時間、25回にも及ぶスターマインのオンパレードが続きます。
8時半になると再びナイアガラ瀑布がもう片方の橋を燃やします。
そしてそのバックには正三尺玉。
ここが長岡花火の一番の見せ場で、長岡市民はみんな8月のカレンダー用に写真を撮るそうです。
その後も絶え間なく続くスターマインの嵐。
そして9時になると、長岡市制99周年を記念して、3列の尺玉33連発(計99連発)。
9時15分、上空まで達する間にポンポンと小型花火が開く、昇り曲導(のぼりきょくどう)付き正三尺玉打ち上げ。
例年ならこの三尺玉が締めなのですが、今年は震災復興祈願花火「フェニックス」が締めくくりです。
どんな花火かというと、ありとあらゆる種類の花火が平原綾香の「ジュピター」の調べに乗せて打ち上がる超大型ワイドスターマインでした。
最後に「光のメッセージ」で花火職人さんに感謝の意を示し、きれいにゴミ掃除をして帰路につきました。
帰りは予想していた通り渋滞がひどく、熱帯夜の中、国道に出るだけで1時間もかかりましたが、すばらしい花火を見れた満足感から、それもほとんど苦になりませんでした。
長岡花火を観てしまうと他の花火は物足りなくなりますが、それだけ強烈な花火大会です。
「日本人なら長岡花火を観てから死ね」とは、観覧後の妻の弁でした。








