先日(2008年8月3日)、3年ぶりに長岡まつり大花火大会に行ってきました。
今年の長岡花火は土日開催ということもあり、特に土曜日は45万人という史上最高の動員数を記録したそうで、たいへんな盛り上がりを見せていました。
2005年の長岡花火観覧記は、携帯で撮った写真が1枚きりだったので、今回は写真増量で観覧記を書くべく、たくさん写真を撮ってきましたので、ぜひ大きな画像でご覧ください。
前回の長岡花火は信濃川河川敷の無料観覧席からの観覧でしたが、今回は長岡在住の友人宅にお邪魔して、マンションの屋上から観てきました。
花火までの間に障害物がまったくなく、ロケーションは最高です。
さらに良いのは、駐車場の心配もありませんし、屋台の前に行列を作る必要もありませんし、何よりトイレの心配をする必要がありません。
打ち上げ開始まではエアコンの効いた室内で、飲み食いしながら高校野球を見たりして、前週の柏崎海上花火大会とはうって変わった快適さを満喫してきました。
2005年の長岡花火観覧記でも書いたように、長岡花火の主体はスターマインです。
今回は番組プログラムが手に入ったので、参考までにその写真も載せておきます。
数えてみると、スターマインの文字は28本。
実際は天地人花火やフェニックス花火も超ワイドスターマインなので、2時間で30本のスターマインが打ち上げられることになります。
柏崎海上花火は「力の花火」でしたが、長岡花火は「技の花火」。
それぞれのスターマインごとに異なる趣向や技巧が凝らしてあり、スターマインが持つ美しさを十分に堪能できます。
ナイアガラ超大型スターマイン
19時30分、恒例の大手大橋ナイアガラから、長岡花火のスタートです。
信濃川に架かる大手大橋が白い炎に包まれ、背景には色彩々のスターマインが打ち上がります。
これは何度観ても豪快な大瀑布で、「橋が燃えている」という表現がぴったりです。
しかし、このナイアガラが既に前座扱いというのが長岡花火のすごいところなのですが。
超大型ワイドスターマイン
20時00分、「新たなる旅立ち夢の拡がり」と銘打たれた超大型ワイドスターマインの打ち上げです。
5箇所の打ち上げ場所から、黄・赤・青・緑・紫の花火が空いっぱいに広がります。
花火ごとの打ち上げ間隔や上空での重なり方がすばらしく、スターマインらしいスターマインをしばし堪能できます。
ハローキティのときめき
20時35分のベスビアス超大型スターマインは、仕掛け花火がふんだんに盛り込まれた技巧派スターマイン。
上空でハローキティの顔がぱっと開きます。
この手の仕掛け花火は下手をするとぐだぐだになるものですが、さすがは長岡の花火職人、完璧にキティの顔です。
周囲の子どもは大喜び、妻も大はしゃぎでした。
ビッグエックス
角度をつけて花火が打ち上がり、中空で格子状に交錯する、いわゆる「ビッグエックス」は見栄えのする花火です。
2005年に初めて観た時は感動ものでした。
この日は20時40分の超大型ミラクルスターマインに組み込まれていたのではないかと思います(うろおぼえ)。
この日も華麗にX字を描き、周囲を沸かせていました。
天地人花火・愛と雪
直江兼続の2009年大河ドラマ化を記念して、8月3日限定で「天地人花火」が打ち上げられました。
今年の新潟はこればっかりです。
しかし、この花火がこの日の主役であったことは、おそらく誰もが認めるところでしょう。
「天」「地」「人」を模して3発同時に打ち上げられる大玉を主体とし、これでもかと言わんばかりに打ち上げられるワイドスターマインの数々。
最後は雪を模した銀色の花火が次々と打ち上げられ、白い火の粉が猛吹雪のように天空いっぱいに広がります。
観客はみなスタンディングオベーション。
長岡花火の新名物として定着するかどうかはわかりませんが、少なくとも2009年は再登場するでしょうから、8月2日観覧で見逃した人も、ぜひ来年こそ見てください。
昇曲導付正三尺玉
天地人花火の余韻に浸る間もなく、21時00分には正三尺玉の打ち上げです。
長岡花火の正三尺玉は、20時30分と21時00分の2回。
専用の打ち上げ場所を使うため、柏崎のように煙で見えないという心配もありません。
正三尺玉の打ち上げ時刻になると、周囲にはサイレンが鳴り渡り、長岡市民の三尺玉に賭ける意気込みが伝わってきます。
これでカメラの方向と角度をセットしろと言わんばかりに、まずは尺玉が3発。
そして、ポンポンポンと昇り曲導を従えて、正三尺玉が直径約680mの大輪を咲かせます。
今年の長岡の正三尺玉も美しい円を描き、花火職人の技術の高さを物語っていました。
復興祈願花火フェニックス
2005年に始まったフェニックスも、すっかり定着した感があり、今年で早くも4回目。
平原綾香のジュピターの調べとシンクロして、信濃川河岸6箇所から打ち上がるワイドスターマインのパノラマは、全長1.7kmにも及びます。
下の写真では赤やオレンジだけですが、実際は青や黄色や緑など、色とりどりの花火が美しい間隔で並びます。
そして、最後に花火の中から浮かび上がる火の鳥は、まさにフェニックスと呼ぶに相応しく、私が長岡花火の中で最も好きなプログラムです。
追記 長岡花火の帰り道
言うまでもなく、長岡花火の帰りは大渋滞になります。
8月2日に訪れた妻の友人の話では、その日のうちに宿泊先にたどり着けるかどうかも怪しいという話でした。
この大渋滞も長岡花火の醍醐味の一つと覚悟して、のんびり構えておきましょう(特にトイレは注意です)。
また、長生橋や大手大橋では毎年のように事故が起き、それがさらなる大渋滞を引き起こしているそうです。
できることなら橋を使わないようなルートをとり、またその事故の張本人にならないように、気をつけて帰りましょう。








