(この記事はシュクルが執筆したものです。)
これまで何度か記事にしてきましたが、新潟の夏を語る上で欠かせない食べ物のひとつに枝豆があります。
実は新潟は、枝豆収穫量は全国一の枝豆王国です。
毎年6月下旬から10月中旬位まで40種類ほどの枝豆が県内各地で栽培されるそうです。
その中でも、新潟黒埼地区で栽培された黒埼茶豆は、枝豆の中でも別格。
新潟の枝豆の代表として、全国的にも有名ブランドになっています。
黒埼産の枝豆は、一般に黒埼茶豆として知られていますが、「早生豆」「湯上り娘」「茶豆」「さかな豆」「ぴかり豆」「みかづき姫」など品種があり、初夏から秋まで楽しめます。
どの品種も、実がぷっくりたっぷりしていて、香りがよく甘みがあり、食べごたえ抜群です。
あ、ちなみに「黒埼(くろさき)」の「さき」は、やまへんの「崎」ではなくて、つちへんの「埼」(埼玉県の「埼」と同じ)です。
地元新潟の居酒屋でもよく間違って「黒崎」と書いてあるんですよね~。
憶えておいてくださいね。
枝豆は、もともとは、たんぼのあぜ道で作っていたとか。
私の小さい頃、夏になるとよく知り合いの農家の人が枝豆を枝ごと持ってきてくれて、それを父母や妹と一緒に家の前でもいで、夕ごはんに食べました。
もぎたて、ゆでたてですから、美味しかったんですね。
私は別に枝豆好きではなかったので、新潟に住んでいる時はそのありがたみが全くわかっていませんでしたが。笑。
ていうか、夏はほぼ毎日枝豆がてんこ盛りで出てくるので、正直、食傷気味だったんですよね。
大学で他県に行ってコンパで出た枝豆を見て、こんな貧弱な枝豆がお店でお金とって出てくるのかと衝撃を受けた覚えがあります。
高校生までは、新潟なんて田舎くさいし寒いし、いいところなんて全然ない、早く出て行きたいと思っていました。
でも、新潟を出て初めて、いろいろな新潟の良さが身に染みてわかったのです。
枝豆もそれを気づかせてくれたもののひとつ。
今でも、セミの声と、夕方の風と、枝豆の匂いと、ざらざらした枝豆の感触は、私のなつかしい夏の思い出です。
黒埼茶豆の美味しい茹で方
1 枝豆を水洗いして塩で揉む。
2 たっぷりのお湯を沸騰させ、塩をひとつまみ入れて枝豆を5~7分くらい茹でる。
3 茹で上がった枝豆をザルにあげて水を切り、熱いうちに塩をまぶす。
4 うちわや扇風機などで冷やす。水で冷やすと味が落ちるので、気をつけて。
5 茹で立ての熱いのも美味しいですよ!
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