2007年11月11日10:00
建仁寺は鎌倉時代(1202年)に開創された臨済宗建仁寺派の大本山で、京都最古の禅寺だそうです。
法堂の大双龍図が見たくて訪れたのですが、他にも重要文化財の方丈、国宝の風神雷神図、趣の異なる庭々、豊臣秀吉ゆかりの茶室など、見所満載の立派な古刹でした。
建仁寺の本坊に入ると、まず目に入るのは有名な国宝、俵屋宗達の風神雷神図屏風。
もともとは原画も建仁寺にあったようですが、現在は京都国立博物館に寄託され、ここではキャノン製の総金箔デジタル複製を見ることができます。
複製とは言え、非常に精巧にできているので、なかなか眼福でした。
レプリカなので、写真撮影も自由にOKです。
続いては、方丈と大雄苑。
方丈の前庭である大雄苑は、白砂に巨岩と苔を配した立派な枯山水です。
背景には法堂と唐門。
こういう庭を前にしたら、やっぱり縁に座って座禅を組むべきでしょう。
贅沢というものは煩悩、妄想であって、それを外すというのが禅宗の大きな目標だそうです。
満足の上限をおさえれば、心穏やかでいられます。
簡素に生きることが、一番の贅沢。
建仁寺のホームページで読んだ禅の教えを思い出しながら、しばし瞑想に耽ります。
うん、もやし基金をしている我らは禅の教えを悟ってるな。笑。
さて、枯山水を前に座禅の真似事をした後は、スリッパを履いて法堂に移動します。
ここにあるのは、2002年の創建800年記念に開眼した大双龍図。
日本画家小泉淳の筆によるもので、天井一面に生き生きと描かれた「阿吽」の龍図は圧巻でした。
京都には天井に雲龍図を描いた寺がたくさんありますが、天井いっぱいに双龍が描かれるのは珍しいとか。
数年前に開眼したばかりということもあって、とても鮮やかで迫力満点です。
再び本坊に戻って、今度は潮音庭という中庭を鑑賞。
こちらは先ほどの枯山水とはうってかわって、一面に植え込みのある苔庭です。
建仁寺でもらったパンフレットによると、紅葉の季節は赤と緑のコントラストが非常に美しい中庭に変わるようですが、私たちが訪れた時期はまだ早かったらしく青々としていました。
その他にも、寺宝展を鑑賞したり、○△□乃庭という不思議な庭を見たり、利休の高弟・東陽坊長盛が担当した茶室を見たり。
建仁寺の滞在時間は60分ほど。
広くて綺麗な敷地内に、京都らしいパーツがすべて揃った大満足の空間でした。
清水寺からも徒歩圏内ですから、ぜひ足を延ばしてみてください。
建仁寺
〒605-0933 京都府京都市東山区大和大路通四条下る小松町
電話番号 075-561-6363
アクセス 市バス東山安井から徒歩約5分
開館時間 10:00-16:00
拝観料 500円
建仁寺のホームページ
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