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Oct
20
2008

菅公御歌2007年11月12日12:00
このたびは ぬさもとりあへず 手向山 紅葉のにしき かみのまにまに
とようけ茶屋で湯豆腐を堪能した後は、目の前にある北野天満宮へお参りです。
北野天満宮と言えば、修学旅行の定番中の定番。
しかし、せっかく北野天満宮を訪れたのに、学業祈願や合格祈願だけじゃもったいない。
どうせ行くなら、その成り立ちや見どころなど、事前に予習していった方が楽しめるでしょう。
そこで、今回は修学旅行のための北野天満宮ガイドです。
これで修学旅行の事後レポート対策もばっちりですよ。笑。

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まずは北野天満宮の由来を知ろう

北野天満宮の一の鳥居北野天満宮に祀られているのは菅原道真。
宇多天皇に重用され、中流貴族の出自にもかかわらず右大臣にまで登りつめた道真でしたが、藤原時平らの奸計によって大宰府に左遷され、そこで非業の死を遂げました。
道真の怨霊は、雷神となって朝廷に災厄をもたらします。
これを恐れた朝廷が、道真の怒りを鎮めるために建立したのが北野天満宮です。
菅原道真は、幼少から詩歌に秀で、難関と言われる試験に次々と合格したため、その道真にあやかり、今では学問の神様として信仰されています。

うつくしや 紅の色なる 梅の花 あこが顔にも つけたくぞある

北野天満宮の紅葉北野天満宮と言えば、今では梅の名所としても有名です。
というのも、道真は梅を好み、梅を詠んだ和歌もよく知られています。
東風吹かば 思いおこせよ 梅の花 主無しとて 春な忘れそ
きっと道真が好きだった梅をたくさん境内に植えて、道真の怒りを鎮めようとしたんでしょうね。
冬から春にかけてのシーズンになると、約2000本の梅が咲き誇るそうです。
私たちが訪れたのは秋だったので、梅を楽しむことはできませんでしたが、境内の木々はほのかに色付いていました。

臥牛像の頭をなでよう

臥牛像天満宮の境内のあちこちには、天神様の神使である臥牛像が置かれています。
道真は丑年に生まれ、亡くなったのも丑の年・丑の日・丑の刻だったそうです。
また、道真は遺言で「(棺を)人にひかせず牛の行くところにとどめよ」と遺し、その場所が道真の墓所、すなわち現在の太宰府天満宮になったという逸話もあります。
この臥牛像の頭をなで、その手で自分の頭をなでると、頭が良くなると言われます。
私も丑年生まれなので、特に御利益があるかと思い、念入りになでてきました。

社殿・三光門で神獣さがし

三光門から奥は社殿現在の北野天満宮の社殿は、豊臣秀吉の遺命に基づき、息子の秀頼が寄進したもので、桃山時代の代表的な建築物として国宝に指定されています。
この社殿と、その前にある三光門は、黒と金を基調に豊富な彫刻が施され、非常に見ごたえのある建物です。
三光門には、その名の由来である太陽・月・星のほか、獅子・孔雀・鳳凰など様々な神獣の彫刻があり、社殿にも道真を表す牛や、龍・虎・麒麟など、数多くの神獣が彫られています。
お参りすることに気をとられすぎると、うっかり建物そのものを見ることを忘れがちになってしまうので、参拝の前後に、こうした彫刻をじっくり探してみるといいでしょう。
そういう私たちも、お土産の勧学札を買うことに頭が一杯で、ほとんどスルーだったんですけどね。笑。
また、社殿の「八棟造り」と呼ばれる屋根は、この時代の特徴的建築様式で、後の日光東照宮にも継承されています。

絵馬所で神の怒りを味わう(悪い例)

もっと達筆なら格好いいんですが...北野天満宮の最後に、せっかくなので絵馬所に寄って願掛けをしてみました。
さすがに合格祈願の本場だけあって、絵馬所には墨と筆が準備してあり、多くの修学旅行生でにぎわっています。
とはいえ、普通に合格祈願をしたのでは面白味に欠けるので、ここはサーチライト流でひとひねり。
「勉強した人は 合格しますように」
隣で見ていた妻は大爆笑していました。

さて、絵馬掛所には、思い思いの祈願を書いた大量の絵馬が、所狭しと掛けられています。
北野天満宮には、毎年10万以上の絵馬が寄せられるとか。
その中から、ご利益がありそうな場所を選んで絵馬を掛けたところで、にわかに空が暗転し、突然にして土砂降りの雨が!
午前中はあんなに晴れていたのに何ゆえ!?
やっぱり、絵馬に書いたひねくれた文言が、道真公の怒りに触れたのでしょうか?

そんなわけで、道真公はちゃんと参拝者を見ているようですから、しっかり学業成就を祈願すれば、きっと霊験あらたかですよ。

北野天満宮
〒602-8386 京都府京都市上京区馬喰町
電話番号 075-461-0005
アクセス 市バス北野天満宮前から徒歩約1分
開館時間 5:00-18:00(冬季は5:30-17:30)
休日・休館 無休
拝観料 無料
北野天満宮のホームページ

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