2007年11月12日20:50
京都に行ったらどうしても食べたかったものの一つに「おばんざい」があります。
「おばんざい」というのは京都の晩ごはんの総称ですから、実体は無きに等しいわけですが、「京都に行っておばんざいを食べてきた」という響きになんとなく憧れていたのです。笑。
例によって、グーグル先生と相談した結果、四条河原町にある「おばんざい菜の花」という店に予約をとりました。
町家を改装した店内は、それほど大きくないものの、さっぱりと明るくて清潔な印象です。
カウンター席に通されると、とりあえずおでんを注文して、ビールと日本酒で乾杯。
おでんは、京風の白味噌仕立てで、初めて食べる味でしたが、なかなか美味でした。
大根うめぇ。
次に注文したのは鱧(はも)の天ぷら。
鱧と言えば、祇園祭に食べる高級食材。
京都の代表的な味覚ですね。
生命力の強い鱧は、夏でも京都まで生きたまま輸送できたため、新鮮な魚が手に入りにくかった京都では珍重され、夏の京都の代表的な味覚となったそうです。
生まれて初めて食べましたが、思ったよりも淡白な白身魚で、似たような姿形をしている鰻や穴子とは全然ちがいます。
鱧と言えば「骨切り」のイメージがあるので、小骨大嫌いの私はちょっと抵抗があったのですが、食べてみるとまったく気にならず、柔らかくてさっぱりとした魚でした。
あとは牛スジや若鶏のから揚げやタコの酢の物などを頂きましたが、中でも一番のヒットは雑魚ごはん。
新潟に住んでいると、旅先で一番困るのは、やっぱり米がまずいんですね。
普段からほとんどコシヒカリ以外を食べない環境で生活しているので、これは仕方ないと言えば仕方ないんですが、米がまずいとせっかくの美味しい料理も台無しです。
特に、関西方面の米には、いい思い出がほとんどなく、学生旅行で関西に来た際も、大阪の某店で食べた白米はまずくて吐きそうでしたし、京都の嵐山で食べた湯豆腐懐石も、湯豆腐は抜群に美味しかったのですが、米がまずくてがっかりでした。
やはり関西では粉物を食えということだなと、同じく新潟出身の友人たちと納得したのを今でも覚えています。
その点で、今回の雑魚ごはんは、白米本来の味は強い山椒の風味で打ち消され、最後まで美味しくご飯を食べることができました。
やっぱり、ご飯と味噌汁があってこそ、家庭料理の美味さは引き立つものです。
料金は、アルコールも入ったわりには、二人で6000円ちょっと。
リーズナブルな値段で存分に京都の味を満喫し、最終日への英気を養う私たちでした。
おばんざい菜の花
〒604-0033 京都府京都市中京区御幸町通六角下ル伊勢屋町338
電話番号 075-241-7786
アクセス 地下鉄東西線京都市役所前駅より徒歩6分
営業時間 12:00-14:30/17:30-23:00
定休日 水曜日








