(この記事はシュクルが執筆したものです。)
このあいだの日曜日(2009年6月7日)は、ダーリンと新潟伊勢丹に行って来ました。
今回は、新潟伊勢丹開店25周年記念企画として、新潟の情報誌Komachiとのコラボレーションで、地元新潟のうまいものを集めた「新潟グルメフェスタ」が開催されたので、それがお目当てでした。
普段はなかなか食べられない新潟グルメを堪能してきたので、その時の模様を2回にわたってレポートしたいと思います。
幻のラーメンかも屋
今回のグルメフェスタの最大の目的は、かも屋のラーメンです。
かも屋は、昭和34年に開店した食堂がルーツです。
ラーメン専門店となったのは25年前だそうですが、数年前に、惜しまれつつ閉店した幻の名店です。
私たちが、かも屋のラーメンを初めて食べたのは、実はカップラーメンです。
コンビニで、かも屋のカップラーメンが期間限定で売られている時に、たまたま買って食べてみたところ、それがものすごく美味しかったのです!
その幻のかも屋のラーメンが、このグルメフェスタ限定で復活と聞いて、この日を楽しみにしていたのでした。
伊勢丹6階の催物場に行くと、すでに明らかにそれとわかる長蛇の列がありました。
すでに昼食時も過ぎ、午後2時半だというのに、店の前には50人ほどが並んでいます。
しかし、この行列に怯んでは、何のために来たのかわかりません。
とりあえずダーリンを行列に並ばせて、私はあちこちを物色しながら待つこと40分(!)、ようやくテーブルにつくことができ、さらに20分待って、ようやくラーメンにありつくことができました。
うーん、西海らーめんの回転力を見習ってほしい...。
さて、お待ちかねのラーメンは、琥珀色の澄んだスープに、チャーシュー・メンマ・ゆで卵・なると・葱という、いたってシンプルな具がのっています。
う~ん待ってました!
早速、いただきまーす!
おおお、確かに、かも屋のラーメン!
カップラーメンで食べたときの美味しさはそのままながら、やはりその場で食べる本物のラーメンは違います。
スープは、魚介のダシに、豚骨スープが特徴のあっさりしょうゆ味...と、チラシには書いてあるのですが、そんな感じではありません。
しょうゆや豚骨といった味はせず、魚介系の臭みもまったくなし。
むしろ、塩ラーメンかと思うような感じなのですが、しっかり旨味があって、美味しいのです。
麺はいたって普通のよくある中華そばの麺で、特に特徴はありません。
具も、チャーシューは塩味が効いて美味しかったのですが、あとはごく普通で、とくに特徴はありません。
それなのに、それなのに!
なぜか、このラーメンは、飽きることなく最後まで美味しく食べてしまうのです。
スープの美味しさが全体を包んでいて、嫌味がなく、でも、他にはない味。
ものすごくバランスがいいので、個々のパーツに特徴が無くても全体として完成度が高い。
そんなラーメンでした。
この店がもう無いのが、ほんとに残念です。
まさに、幻のラーメン。
満足しつつも、惜しい気持ちでいっぱいでした。
かも屋が閉店したのは、店主・本間さんの健康上の理由とか。
この日、本間さんは、えんえんと続く注文を、もくもくと捌いていました。
かも屋そのものがないのは残念ですが、本間さんの健康に支障がない程度で、またなにかのイベントで限定復活してくれることを、切に願います。








