Home / 旅の相棒 / 最強の旅行用コンパクトデジカメ

Nov
20
2009

シャン・ド・マルス公園(パリ)にて旅行記ブログの必需品とも言えるデジタルカメラ。
旅行用のコンパクトデジカメについては、初心者ゆえにデジカメは必需品という記事を書いたのですが、当時は本当に初心者でしたから、デジカメの基本的なところにしか触れていません。
また、日進月歩のデジカメの世界では、3年前の記事はさすがに時代遅れでしょう。
あれから私も研鑽を積み、デジカメの扱いにも慣れましたし、旅行でおすすめのデジカメについても一家言を持つようになりました。
そこで今回は、本当に旅行で役に立つコンパクトデジカメのスペックについてまとめておこうと思います。
ちなみに、デジタル一眼レフについては、デジタル一眼レフで旅の楽しさ倍増という記事がありますから、そちらを参考にどうぞ。

- スポンサードリンク -

画素数はあくまで参考に

一般に、画素数が大きいデジカメほど画像もキレイと思われがちです。
しかし、実際はそんなに単純ではありません。
デジタルカメラの感光部分をCCDと呼びますが、画素数とはこのCCDの表面をどのくらい細かく分割しているかを表します。
例えば、CCDの表面を500万に分割していれば、「500万画素のデジタルカメラ」というわけですね。
さて、コンパクトデジカメの場合、このCCDの大きさには、ある程度の限界があります。
同じ大きさのCCDで画素数を上げたら、つまりCCDをより細かく分割したら、CCD表面の一つ一つの感光部はより小さくなるわけです。
そうなるとどうなるかというと、一つ一つの感光部にうまく光が取り込めず、かえって画質が悪くなるということもありえるのです。
「えええ、なんだってー!」と思いませんでした?
そうならないように、メーカーはCCDの感度を上げたり、安価で大きなCCDを開発したり、より高性能な画像エンジンを研究したりしているのですが、そうしたバランスがイマイチだったりすると、画素数のわりに画質の悪いデジカメが誕生したりするんですね。
そんなわけで、画素数というのは画質を決める一つの要素に過ぎません。
一般に、300万画素あればL版プリントには十分と言われます。
トリミングしたり、大きく引き伸ばしたりするにしても、800万画素以上あれば、既にオーバーキルと言っていいほどでしょう。

画像エンジンが美しさの決め手

さて、先ほど少し触れましたが、デジカメの心臓部と言えるのが画像エンジンです。
レンズから取り込まれる光は、CCDでデジタルデータに変換され、画像エンジンで画像ファイルに加工されます。
そして、はっきり言えば、コンパクトデジカメの画像の良し悪しを決めるのは、この画像エンジンの性能によるところが大きいのです。
メーカーや機種によって画像エンジンは違いますから、似たようなスペックのデジカメで同じ写真を撮ったつもりでも、仕上がりに明確な違いが出るのはこのためです。
そして厄介なのは、画像エンジンの性能は、画素数のように明確な数字では表れませんから、デジカメを買う前に自分好みの画像エンジンを見つけるのが難しいんですね。

写真共有サイトでお気に入りを見つける

PHOTOHITOさて、難しい話が続きましたが、ここからが本題です。笑。
画素数はいまいち頼りにならず、画像エンジンの良し悪しは実際に撮ってみないとわからない。
そんな時に利用したいのが、PHOTOHITOという写真共有サイトです。
このサイトでは、カメラのメーカー・機種ごとに画像が分けられていて、実際のユーザーが撮った写真を見ながら、そのカメラでどんな写真が撮れるのかを確認することができます。
もちろん、上手な人が撮った写真のように仕上がるかどうかは腕次第ですが、そのカメラのポテンシャルは把握できますし、上手な写真を見ることで、写真を撮る際の「目」を養うこともできるでしょう。
ちなみに、旅行に適したデジカメという意味では、少しビビッドに仕上がるデジカメの方がキレイみたいですね。

長寿命バッテリーは心強い

どんなにキレイな写真が撮れるデジカメでも、電池が切れてしまえばただの何かです。
その意味で、旅行用のデジカメで最も要求されるスペックは、連続稼働時間といっても過言ではありません。
もちろん、予備の電池があれば安心ですが、充電用リチウム電池は非常に高額です(1本5000円くらい)。
私もフランス旅行の前に、Cyber-shotのインフォリチウム電池やら大容量メモリースティックやらを買ったのですが、「これってよく考えたら新しいデジカメ買えたよね?」ということに今気づいて、ちょっと涙目です。笑。
ちなみに海外旅行の場合、フル充電時の連続撮影枚数が250枚だと、1日乗り切れるかちょっと怪しい数字です。
せっかく海外旅行に行ったのに、電池が不安でカメラが使えないということのないように、連続撮影枚数はしっかり確認しておきましょう。

ズームより広角に注目

コンパクトデジカメでも光学ズームは大きいに超したことはありませんが、むしろ重要なのは広角側です。
レンズの広角側の数字が低いと、より大きな範囲を撮影できるので、広大な風景や室内の撮影では大きな武器になります。
特にヨーロッパの教会などは大きいので、広角が弱いと1枚に収まらず、ちょっと離れた所まで移動しなければならない羽目になります。
逆に言えば、広角の強いデジカメは、近くから迫力のある建物の写真を撮りやすいということですね。
最近は広角28mmレンズを搭載した機種もたくさんありますから、ちょっとこだわってみるといいでしょう。

手ぶれ防止と顔認識フォーカスで安心

最近のデジカメは、手ぶれ防止と顔認識フォーカスが標準機能のようです。
顔認識フォーカスが出た当初は、「どんだけゆとりなんだ」と思っていましたが、最近少し考えを改めました。
というのも、旅行先で誰かにシャッターを押してもらう時、カメラに詳しい人はちゃんとシャッター半押しでピントを合わせてから構図をずらしてくれるのですが、全然カメラに興味のないおばちゃんだったりすると、そのままシャッターを押してしまうんですね。
一人なら人物中心の構図でうまくピントが合うんですが、二人だと構図中央の空間の先にピントが抜けてしまい、いわゆる中抜けピンボケの嵐。
そういう時に、顔認識フォーカスがあれば、ちゃんと人間にピントが合った記念写真になるはずです。
そんなわけで、顔認識フォーカスは意外と旅行先で重宝します。
顔認識フォーカスのない古い機種なら、旅行を機会に買い換えるのも一考でしょう。

オートマクロモードは便利

被写体にレンズを近づけて撮る時は、マクロモードを使うわけですが、これがけっこう忘れがちです。
デジカメの液晶モニターで見ると上手く撮れているように見えても、PCで見たらピンボケでがっかりということもしばしば。
ところが最近のデジカメは、被写体との距離で自動的にマクロに切り替えてくれるみたいで、これは地味に便利です。
「神は細部に宿る」と言うように、旅先で見つけた小物は旅行写真の重要なアクセント。
旅行記ブロガーには特に嬉しい機能と言えるでしょう。

最強の旅行用コンパクトデジカメ

EXILIM Hi-ZOOM EX-H10そんなわけで、旅行に適したコンパクトデジカメとは、画質がキレイで、バッテリーの寿命が長く、広角に強くて、手ぶれ防止と顔認識フォーカスを搭載し、オートマクロがあると便利なわけですが、そんな都合のいいコンパクトデジカメあるわけ......ありました。
CASIO EXILIM Hi-ZOOM EX-H10
望遠10倍光学ズームに広角24mmレンズ。
手ぶれ防止機能と顔検出フォーカスはもちろん、肌の質感をキレイに写すメイクアップ機能など、オートシーンも充実。
マクロモードは7cmまでしか寄れないので、花の写真などを撮るには不適だと思いますが、旅先の料理や小物を撮るには十分ですし、オートマクロは標準装備です。
画質は1210万画素で、実際に撮影された写真を見ても鮮やかな仕上がりでした。
そして何より、フル充電時の連続撮影枚数は驚愕の1000枚!
1日中使えるとかそんなレベルではなく、普通の旅行なら充電無しでも使えるレベルです。
いざ旅先で充電が必要になっても、純正バッテリー充電器はAC100-240V対応で、海外旅行でも変圧器は必要ありません。
形がやや無骨に見えるのが難点といえば難点ですが、旅行に便利な長所をこれだけ備えていれば、現時点での旅行用コンパクトデジカメとしては間違いなく最強機でしょう。
旅行に強いデジカメを探しているなら、ぶっちぎりでオススメです。
ていうか、パリに行く前に出会いたかったなあ...。

【関連記事】 EXLIM EX-H10の後継機を買ってみました→EXILIM EX-H15購入レポート

CASIO デジタルカメラ EXILIM Hi-ZOOM EX-H10
CASIO デジタルカメラ EXILIM Hi-ZOOM EX-H10 CASIO
おすすめ平均
stars楽しいカメラです
stars電源長持ち&動画&画質で選びました
stars総合力はかなり高い
stars簡単
stars旅のともに最適です。
Amazonで詳しく見る

- スポンサードリンク -

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Comments:0

Comment Form

コメントは管理人の承認後に公開されます。

Information
  • twitter
  • rss
  • はてなブックマーク
  • Instagram
カテゴリー
タグクラウド
記事への反応

back to top