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Feb
15
2010

チュイルリー公園をぶらぶら散歩

コンコルド広場とルーヴル美術館の間にあるチュイルリー公園は、パリ最大の公園です。
もともとは、かつてのチュイルリー宮殿の庭園で、チュイルリー宮殿は、16世紀に王母カトリーヌ・ド・メディシスの命によって建てられ、革命後のルイ16世やマリー・アントワネットが一時住んでいたり、ナポレオンが王宮にしていたりしました。
残念ながら宮殿はパリ・コミューンで焼失してしまいましたが、残された庭園は公園として生まれ変わり、パリジャンや観光客で賑わう憩いの場になっています。

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左右対称のフランス式庭園

この庭園を手がけたのは、ヴェルサイユ宮殿の庭園も造園したアンドレ・ル・ノートル。
カトリーヌ・ド・メディシスが建造を命じた頃はイタリア式庭園だったものを、ルイ14世の命によって左右対称の典型的なフランス式庭園に造りかえたのだそうです。

チュイルリー公園の見取図

公園の真ん中に広い散歩道が一直線に通り、その左右には芝生が広がり、木々が整然と配置されています。

遊ぶ子ども

この日は日曜日ということで、公園内には子どもたちがいっぱい。
公園内にある遊具で遊んだり、サッカーをしたり、キャスターのついたベンチを乗り物のようにして遊んだり。
中には遊具でもなんでもない公園の彫刻を、ジャングルジム代わりによじ登っている一団までいました。

彫刻によじ登って遊ぶ子どもたち

こういうのを誰も咎めないあたり、さすが芸術の都パリ。
まあ、ギャラリーフェイクのフジタも、「彫刻というのは本来視覚と触覚で味わうもので欧米の美術館じゃ常識ですぜ」って言っていましたしね。

ジュ・ド・ポーム国立美術館

チュイルリー公園の中には、オランジュリー美術館と対称の位置に、ジュ・ド・ポーム国立美術館があります。
形もオランジュリーとそっくり同じ。
そもそも、ジュ・ド・ポームとはテニスの前身であるスポーツで、そのコートがあったことからこの名で呼ばれているそうです。

ジュ・ド・ポーム国立美術館

ベルばらの読者なら思わず「おおっ!」と叫んでしまうその名前。
革命直前、三部会の時、会議場から閉め出された平民議員たちがジュ・ド・ポームに集まって、祖国フランスのために国民議会の承認と憲法制定まで解散しないことを誓い合ったのが「ジュ・ド・ポームの誓い」。
「ここがあのジュ・ド・ポームか!」と喜んでいたのですが、革命時の誓いが行われたのはヴェルサイユ宮殿内のジュ・ド・ポーム。
名前が同じだけで、全然別の場所でした。笑。

公園そのものが彫刻ギャラリー

チュイルリー公園の中には、あちこちに彫刻がおかれています。
すぐに目につくのは、ギリシャ・ローマの神々の美しい石像。
その他にも、ロダン、ジャコメッティ、エルンストなどの作品やマイヨールの彫刻群などもあります。

あちこちに彫刻があります

それとは別に、ちょうど現代アートとのコラボ企画期間にあたっているらしく、アルミホイルで作ったみたいな銀色の変な顔のオブジェがたくさんありました。
パリの人って、現代アート好きですよね。
一方シュクルは、「最悪!信じられない!気持ち悪い!」と罵声を浴びせていました。

チュイルリー公園でメリーゴーラウンドに乗る

チュイルリー公園には、季節によって観覧車が設置されるようですが、残念ながら観覧車はなし。
その代わり、メリーゴーラウンドを発見しました。
それを見て、突然テンションが上がるシュクル。

メリーゴーラウンドを発見!

もともと乗り物好きのシュクルですが、中でもメリーゴーラウンドは大好物。
はいはい、乗りたいんだね、別に止めないから。
たった2ユーロで幸せそうに手を振っているシュクルを見ながら、他人を装うサーチライトでした。

チュイルリー公園でポニーにも乗る?

メリーゴーラウンドを降りると、今度はポニーの群れを発見。
馬に乗るのも大好きなシュクルの目が妖しく輝きました。

ポニーはやめとけ、さすがに

ちょっと待って。
ポニーは無理でしょう?
あれ、子ども用でしょう?
体重制限あるでしょう?
シュクルが乗ったら、ポニー、かわいそうでしょう?
そんなサーチライトの心の叫びが通じたのかどうか、さすがにシュクルもここは自重したようです。

チュイルリー公園のカフェ

公園の中には、あちこちにおしゃれなオープンカフェもあります。
この日は快晴だったので、カフェも大賑わい。

チュイルリー公園のカフェ

お昼も過ぎてお腹も空いてきましたし、なにより広いチュイルリー公園を歩き回ったので、喉もカラカラ。
そんなことを言いながら店頭のメニューを見てみると、サンドイッチ4.8ユーロ、ホットドッグ6.8ユーロ、クロックムッシュ9ユーロ。
...ちょっと、考えさせてくれ。

カルーゼル凱旋門まであと少し

いや、せめて、せめて飲み物だけでも。
エビアン3.8ユーロ、オレンジジュース4.8ユーロ、そして「命の水」コカコーラは4.5ユーロ。
しかも300ml。
おお、パリよ、どうしてあなたはこんなに鬼畜なのですか?
さあ、行こう、カルーゼル凱旋門はすぐそこじゃないか...。

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Comments:2

まっちゃん 2014年6月22日 16:26

サーチライトさん、シュクルさん。
お久しぶりです。

しばらくぶりに第二回フランス遠征の記事を読み返していて、チュイルリー公園のカフェの記事に爆笑。旅先で「そうそう、こういうのが食べたかったんだよぉ~」という食べ物に適正価格でたどりつくのって意外に難しいですよね。なんだかニヤニヤしちゃいました。
旅の記録をこういうきちんとした記事にするのって大変でしょうけど応援してますね!くれぐれもご無理のなきよう!

シュクル 2014年6月23日 00:16

まっちゃんさん、お久しぶりです♪
懐かしい記事にコメント、ありがとうございます。
まっちゃんさんのおっしゃるとおり、旅先での食べ物はなかなか難しいんですが、パリの価格はほんとに鬼畜で、しかもこの時はユーロも高かったので参りました。笑。
日本の喫茶店も安いわけじゃないけど、コンビニや自販機というお手軽調達法がありますもんね。やっぱり日本は便利な国ですね。
あたたかい励ましのお言葉、ありがとうございます。
まだまだ書かなきゃいけない旅行記が溜まっているので、がんばります!

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