Home / 新潟歳時記 / 分水おいらん道中桜まつり観覧記

May
31
2010

分水おいらん道中桜まつり観覧記去る4月18日、新潟県燕市の分水おいらん道中に行って来ました。
分水おいらん道中とは、燕市にある大河津分水の桜並木を、三人のおいらんと付き人たち70人の行列が練り歩くという、江戸情緒たっぷりの華やかなイベントです。
桜の名所は数あれど、華やかな花魁道中が見られるところはそう多くはありません。
分水のおいらん道中は、今年で69回目を迎える長い伝統をもった行事です。
前から一度見てみたいと思っていたのですが、今年はお天気にも恵まれ、ついに観覧のはこびとなりました。

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会場までのアクセス

会場の桜はまだ二分咲き程度でしたけどね大河津分水桜並木までのアクセスは、電車か車で行くことになります。
電車ならJR越後線の分水駅で降りて、徒歩20分。
車なら、北陸道の中之島見附ICか、三条燕IC、西山ICから約30分くらいです。
当日は無料の臨時駐車場があちこちに用意され、そこで車を降りてから徒歩で桜並木まで向かうことになります。
マップもありますし、交通誘導員の案内もあるので、駐車できなくて困るようなことはないと思います。
私たちは一番初めにある、パナソニック電工の駐車場に停めましたが、広くて臨時トイレもあって良かったです。
桜並木までは徒歩で10分くらいでしたが、地図ももらえますし、大勢の人がてくてく歩いていたので道に迷うようなことはありませんでした。

大河津分水と桜

大河津分水そもそも大河津分水とは、豪雨のたびに洪水となって越後平野に大水害をもたらしてきた信濃川の治水事業によってつくられた人工的な分水路です。
明治終わりから13年の歳月をかけた大事業で、以後大河津分水は現在に至るまで越後平野の守り神となっています。
その「世紀の大事業」と言われた大河津分水の工事竣工を記念して、桜を植樹したのが桜並木の始まりということで、雄大な信濃川の流れと桜並木の取り合わせは、全国桜の名所100選にも選ばれています。
大正13年頃から花見客向けに始めた仮装行列が、おいらん道中の起源とされているようです。

大河津分水資料館

屋上展望台からの眺め。手前の人だかりは御神輿その工事から100年を記念して建てられたのが、大河津資料館。
信濃川の歴史や大河津分水に関する資料が展示されているのですが、おいらん道中の時には中でお茶を点てたり、俳句の展示があったりといった催しもあります。
おすすめは、階上にある展望場で、そこからは大河津分水と桜並木がよく見えます。
1階には、おいらん道中に関する資料も展示してありますので、ここでじっくり見ていくのもおすすめ。
トイレもありますが、途中で使えなくなっていました。
人数が多すぎてキャパを超えたのでしょう。
ここ以外にもあちこちに仮設トイレがあるので、見つけたらすぐに行って置くと安心です。

お土産は早めに購入がベター

手作りおいらん人形はけっこう可愛くて萌えたw資料館の外には、土産物売り場が出来ていました。
お酒、コシヒカリビール、焼酎などは、おいらん道中オリジナルパッケージのものが出ています。
また、分水銘菓おいらんもなか、お花見弁当といったものもありますし、可愛らしい手作りのおいらん人形も売っていました。
おいらん道中オリジナルてぬぐいや、洋食器の町として世界的に有名な燕市ならではの、エコカップもありました。
どれも人気のようで、後でじっくり見ようと思っておいらん道中が終わってからもう一度のぞいてみたら、ほとんど売り切れてなくなっていたので、欲しいものがあったら早めに買っておいた方がいいみたいです。

桜並木で行列を待つ

沿道は人でいっぱいになります資料館をぶらぶらしているうちに、行列の時間が近づいてきました。
咲並木の行列は12:30出発。
桜並木に移動して、行列を待ちます。
県外の団体観光客らしき人や、地元の人、外国人観光客など、たくさんの人がいます。
が、そんなにぎゅうぎゅうという感じではないので、最前列でなくともうまくすき間から見える感じです。
もちろん、ゆっくり座って見物したい人は、早めに行って最前列を確保することをおすすめします。

絢爛豪華なおいらん道中

まさに華やかな時代絵巻カメラを構えて待っていると、いよいよ行列が始まりました。
おいらんは、信濃太夫、桜太夫、分水太夫の三人。
その他に、傘持ちや付き人たちがずらっと並びます。
行列の人たちは一般公募の中から決められるそうですが、三人のおいらんは皆さんとても美しく、絢爛豪華な衣装が輝いています。
おいらん特有の外八文字の歩きも、まるで映画のワンシーンのようで、あちこちから歓声が上がります。
おいらん以外にも、小さい女の子がたくさん行列にいてとても可愛らしく、まさに華やかな時代絵巻といった風情でした。

おいらん道中の写真を撮るポイント

左側は付き人を上手く捌くのがポイントおいらん道中の写真を撮る場合、ポジションに注意しなくてはなりません。
一箇所でじっとしていて撮るか、動いて撮るかです。
一箇所でじっと構えて撮る場合は、行列の右側、つまり信濃川と反対の田んぼの側に場所を取ります。
というのは、おいらんにぴったり付いている「ほうかん」と「傘持ち」と呼ばれる人が、常においらんの左側に立っているので、右側から撮らないとおいらんがうまく撮れないのです。
ただし、こちら側に場所を撮ると、場所が狭いためもうそこから移動するのは難しくなり、行列が自分の前を通り過ぎたら撮影チャンスは終わりということになります。
しかし、最前列が取れれば、かなり間近でおいらんの姿を撮ることができるでしょう。
「ゴール下は戦場だ」という赤木キャプテンの言葉が脳裏に...一方、行列の左側にいる場合近くからおいらんを撮るのは、ほうかんと傘持ちの人が邪魔になってなかなか難しいものがありますが、こちらの利点は移動が出来ること。
背後が土手になっているので、行列が通り過ぎたら土手に上がって移動し、行列の先回りをしてまたカメラを構えることが出来ます。
行列の速度はゆっくりなので、十分間に合います。
ちなみに、私たちは左側にいて移動して撮りました。
ツワモノなら、まず行列の早めの場所で右側の場所を取っておいらんを右から撮影し、行列が通り過ぎたら反対側の土手に上がって移動して行列の先回りをして左側から撮るということも可能ですから、チャレンジしてみてください。

その他のイベント

パナソニック駐車場では村上牛コロッケの屋台がありました今回、私たちは大河津分水の桜並木だけの見物でしたが、おいらん道中は大河津分水桜並木だけでなく、午後には分水の町の中、地蔵堂本町通りでも行なわれます。
道中は午後3時からですが、こちらでは昼前からテント村が出て、ふるさと物産展が開催されています。
また、おいらん変身コーナーや、染井吉野太夫との写真撮影など、観光客参加型の企画もやっていますので、そちらもぜひ参加してみてください。

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