魔界なう。
連載再開なう。
1ヶ月ほど休みをもらった超魔界パリ旅行記もいよいよ中盤戦。
この日の訪問先はヴェルサイユ宮殿。
言わずと知れたフランス絶対王政の象徴で、訪れる観光客の数もトップクラス。
これまでもさんざん悩まされてきたパリの巨大さ・広大さなのに、ガイドブックを見ると「ヴェルサイユ宮殿は広いので気をつけて!」とか、その鬼畜さには定評がありますよ。
最大の攻略法は、折れない心。
今回は、「文句があったらベルサイユにいらっしゃい」と言われた人のために、ヴェルサイユ宮殿への行き方からスタートです。
パリの交通手段の利用の仕方
パリ市内の交通手段のメインはメトロですが、郊外に行く時にはRER(高速近郊鉄道)やSNCF(国鉄)を利用することになります。
RERは市内ならメトロの切符でも乗れますが、郊外に行くなら必ず目的地までの切符を買うこと。
日本のように「乗り越し精算」というシステムが無いので、最初に切符を買っておかないと高い罰金を取られるそうです。
SNCFは、駅で切符を買いますが、街の中にあるSNCF Boutiqueと書いてある店で買うこともできます。
パリの駅は、切符を買うのに時間がかかることも多く、観光客を狙ったスリなども多いので、予定が決まっているなら、前日にこういう場所で切符を買っておくという手もあります。
バスは、メトロの切符で乗ります。
刻印機で切符に刻印するのですが、1時間30分以内なら1枚の切符で何度でも乗り換えできますし、郊外へも1枚でOKです。
ヴェルサイユ宮殿への行き方は4ル-ト
パリからヴェルサイユ宮殿にアクセスするルートは、次の4通りです。
1 RERでヴェルサイユへ行く
RER-C5号線に乗り、終点のVersailles Rive Gauche(ヴェルサイユ・リヴ・ゴーシュ)駅下車。
パリからの所要時間約30~40分。
宮殿まで徒歩7分。
2 モンパルナス駅からヴェルサイユへ行く
SNCFのMontparnasse(モンパルナス)駅から、Rambouillet(ランブイエ)・Chartres(シャルトル)方面行きに乗り、Versailles Chantiers(ヴェルサイユ・シャンティエ)駅下車。
パリからは約15~30分。
宮殿まで徒歩15分。
3 サン・ラザール駅からヴェルサイユへ行く
SNCFのGare St-Lazare(サン・ラザール)駅から、Versailles-Rive Droite(ヴェルサイユ・リヴ・ドロワト)駅下車。
パリからは約30分。
宮殿まで徒歩15分。
4 メトロとバスでヴェルサイユへ行く
メトロ9号線の終点Pont de Sevres(ポン・ド・セーヴル)駅前から、171番線のバスに乗り、終点Versailles Place d'Almes(ヴェルサイユ・デ・アルム)下車。
パリからメトロ終点までは約30分。
メトロ終点からバスで20~40分。
宮殿まで徒歩1分。
メトロとバスでヴェルサイユへ
それぞれのルートを比較検討した結果、私たちはメトロとバスでヴェルサイユ宮殿にアクセスすることにしました。
SNCFは下車駅から宮殿まで離れていて道順に不安があります。
また、私たちのホテルがあるPort de Clichy駅は、RERのC線が通っているのでヴェルサイユまで直行できそうなのですが、よく調べてみたらChamp de Mars(シャン・ド・マルス)駅で乗り換えをしなければならず、そうなるとあんまりお得感がありませんし、とにかくRERは治安が心配なので、できれば乗りたくありませんでした。
結局、所要時間は一番かかるものの、宮殿の目の前にバス停があって迷う心配がないことや、乗り換えもわかりやすいということで、メトロとバスを利用しての行程となったのです。
きょうはベルサイユはたいへんな人ですこと!
まずはPort de Clichy駅からメトロを乗り継いでPont de Sevres駅まで行きます。
Pont de Sevres駅はメトロの終点なので、乗り過ごしたり、駅を間違えたりする心配はありません。
メトロの出口を上がるとバスターミナルがあって、171番バス乗り場もすぐに見つかりました。
しばらく待っていると、バスが到着。
始発駅なので乗る人もそんなに多くはなく、座ることが出来ました。
バス停の度に人が乗ってきて、バスは満員状態になりましたが、乗っているのは、いかにも通勤の人や学生風の少年少女、ベビーカーを押したママたちといった人々です。
車窓の風景も、パリとは全然違っていて、鉄筋のアパートやオフィスビルっぽい建物など、もっと現代風というか、生活感があるというか、日本に近いものを感じました。
パリでは見かけない一軒家も多くなり、学校もいくつか通りました。
そんな風景を楽しみながら、終点に到着。
降りると、もう目の前にはどーんとヴェルサイユ宮殿らしきものが見えていました。
いざ行かん、ヴェルサイユへ!
| 図説 ヴェルサイユ宮殿―太陽王ルイ一四世とブルボン王朝の建築遺産 | |
![]() |
中島 智章 内容 太陽王ルイ14世はどのような1日を送っていたのか。 マリー・アントワネットのお気に入りの場所とは? "鏡の間"の天井画や広大な庭園にひそむ謎... 知られざるヴェルサイユを徹底解説。 Amazonで詳しく見る |









