Home > フランス旅行記 > ベルサイユのばら聖地巡礼記

ベルサイユのばら全巻セット「ベルサイユのばら」は、言わずと知れた池田理代子原作の長編少女マンガです。
最終回から30年以上経った現在でも、コミック全巻セットはもちろん、入浴剤やコスメなど関連グッズも次々発売され、その人気は衰えることを知りません。
シュクルにとっても、ベルばらは、幼い頃からセリフを暗記するくらい読み込んだバイブル。
折りしも近年は聖地巡礼ブームみたいですから、念願だったヴェルサイユ宮殿で、「ベルばら聖地巡礼」をやってみました。
さあ、ベルばらファンのあなた、シュクルと一緒にベルばらの世界に旅立ちましょう!

ルイ14世はベルばらに登場しませんが

ルイ14世の騎馬像ヴェルサイユ宮殿に到着すると、まず目に入るのがルイ14世の堂々とした騎馬像。
ルイ14世と言えばこのヴェルサイユ宮殿を造った人ですが、ベルばら的には、ルイ16世のご先祖様ということになりますね。
「太陽王」と言われたように、絶対王政の象徴のような王様で、気弱で優しいルイ16世とは対照的。
我らがルイ16世もこんな傲慢な感じだったら、アントワネットの運命も違っていただろうな、なんて思ったりします。

ロザリーも絶句したヴェルサイユの広さ

ヴェルサイユ自体がひとつの大きな町騎馬像を過ぎると、外側の中央格子門が見えてきます。
おおっ!
ここ、ロザリーがお母さんの仇を討つためにヴェルサイユと間違ってジャルジェ家の屋敷に行った時、オスカル様が窓を開けてロザリーにヴェルサイユを見せた場面を思い出すわ。
「さあ!ごらん」
「ヴェルサイユ自体がひとつの大きな町なのだ。王宮はさらに奥のあの巨大な建物。おまえなぞがさかだちしてもしのびこむことさえできないよ」
おおオスカル様、シュクル、これから入ります!

ポリニャック伯夫人の馬車?

馬車を模ったモダンアート中央格子門を入ると、紫色の馬車のオブジェがありました。
チュイルリー宮殿にもありましたが、どうやら現代アートとのコラボ企画が、ここヴェルサイユでもあるようです。
ここで記念写真撮ってる人もいましたが、どうなのよ、これ?
このつるつるした化学物質感やモダン臭が、決定的にイメージと合わないし......ピコーン!
「なにをしているのです!? 早く馬車をおだしなさい!!」
「あ、悪魔ーっ! あたしのかあさんを!」
ポリニャック伯夫人とロザリーごっこをしたら、ちょっと楽しくなりました。笑。

マンサールのロイヤルゲートで記念撮影

マンサールのロイヤルゲート門の内側には、もうひとつ金色の門があります。
マンサールという建築家の造った門で、フランス革命で破壊されていたのを最近復元したのだそうです。
どうりで、ピカピカに耀いて美しい。
写真撮影にぴったりなのですが、正面からだと観光客が多くてなかなかベストショットが撮りにくいかもしれません。
この門をバックに写真を撮るなら、斜めからがおすすめ。
向かって左側にパリ・ミュージアムパス用の入口があり、そのあたりからロイヤルゲートをバックに撮ると、観光客があまり邪魔になりませんよ。

入場は三部会のように別々

セキュリティチェックを済ませて中庭へヴェルサイユ宮殿の入口は、複数あります。
僧侶、貴族、平民...ではなくて、入場チケットを持っている人用と、持っていない人用、団体客用などです。
私たちが行ったときは、赤い看板で案内が出ていましたが、ヴェルサイユは現在あちこち修復工事中のため、入口も時々変わるようなので、公式HPで入口を確認してから並びましょう。
人気観光地なので、チケットを買うには30分~1時間くらいの行列を覚悟しなければならないようですから、できれば事前にチケットを購入しておいた方がいいと思います。
パリ・ミュージアムパスが使えるので、私たちはミュージアムパス用入口で少し並んだ程度ですぐに入れました。
入口ではセキュリティーチェックもあります。
ちなみにチケットは、パリ市内のチェーンメディアストアFnacや、ヴェルサイユ・リヴ・ゴーシュ駅から宮殿に行く途中にあるヴェルサイユ観光局でも買えるそうです。

宮殿のところどころは修復中

ヴェルサイユ宮殿は現在修復中ヴェルサイユ宮殿は、2004年から17年がかりで大規模な修復工事を行なっています。
修復工事は170年ぶりなんだそうです。
そのためあちこちが工事中になっており、中には見学できない場所もあります。
しかも、ガイドブックには「○○年○月まで」となっていても、日本のように予定通り工事が終わる保証はないので、行ってみたらまだ工事中だったということがあるのを覚悟して行きましょう。
それにしても、修復に17年もかかるなんて、修復完成を待っていたら、ばあやになってしまいますね。

アントワネットがお辞儀をしたバルコニー

アントワネットが優雅にお辞儀をするバルコニーセキュリティーチェックを済ませて通路を抜けると、ロイヤルゲートの内側「大理石の内庭」に出ます。
ベルばらファンなら、正面のバルコニーに注目!
ここは、食糧難で困ったパリの女たちが、パリから6時間かけてヴェルサイユに押し寄せ、「王妃をだせ!」と叫び、マリー=アントワネットが群集の前に姿を見せる、あのバルコニーです。
バルコニーに立ったアントワネットが優雅にお辞儀をする印象的なシーンですね。
ちなみに、ここでも銀色の巨大な人間が横たわった意味不明の現代アートがありましたが、ここはガン無視です。
あの時のアントワネットの姿を想像しつつ、次回はいよいよ宮殿の中に入ります。

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