Home / フランス旅行記 / 王妃の居殿をオスカル視点で見学

Jun
12
2010

平和の間鏡の回廊を見学した後は、王妃の広間あるいは王妃の居殿と言われるエリアに進みます。
ちょうど王の大広間とは反対側の配置になっていて、それを鏡の回廊がつなぐ構造です。
王妃の居殿も、王の居殿と同じく複数の部屋からなっています。
ここでさまざまな儀式や謁見を行い、寝室でさえも多くの貴族が出入りするパブリックスペースだったのだそうです。
鏡の回廊や王の居殿ほどの豪華さはないものの、「ベルばら」聖地巡礼としては、マニア的ポイントがいっぱいの場所。
そんなマニア的視点を紹介します。

- スポンサードリンク -

王妃の寝室はアントワネットのイメージそのまま

王妃の寝室その名の通り、歴代王妃の寝室だった部屋。
内装は王妃の好みによって変えられ、ベッドカバーはアントワネットが使用していた実物だそうです。
部屋全体がピンクの薔薇をベースにした模様で、ベッドの天蓋には羽飾り。
いかにもベルばら的、アントワネット的な部屋です。
アントワネットが多くの貴族たちの見守る中でマリー・テレーズ王女を出産した話が「ベルばら」に登場しますが、その公開出産の場所がこの寝室です。
オスカル様も喜んでましたよね。

貴族の間・大会食の間・衛兵の間

衛兵の間王妃の寝室に続いては、貴族の間。
ここは王妃の謁見が行なわれた場所です。
大会食の間は、国王夫妻と身分の高い貴族たちが食事をする場所で、それを遠巻きに大勢の人が拝観していたそうです。
「ベルばら」でも、宮廷晩餐会に出席するオスカル様に、アンドレが「じゃおれはいつものようにほかの貴族たちと会食の見物といくか」と言ってましたね。
衛兵の間は、革命の時に宮殿に押し寄せた民衆から王妃を守るために多くの衛兵がここで命を落としたそうです。
「ベルばら」でも、「王后をたすけまいらせよ!!」と言いながら血を流して倒れる人が描かれていました。

戴冠の間でナポレオンに会う

戴冠の間は修復工事中戴冠の間は、ナポレオンに関する絵が飾られています。
ルーヴルにもあるダヴィッドの「ナポレオン1世の戴冠」、同じくダヴィッドの「シャン・ド・マルスでの鷲章旗の授与」、グロ作「アブキールの戦い」など、素晴らしい大作が鑑賞できます。
また、ここにはナポレオン1世が「アウステルリッツの戦い」を記念して発注したブロンズと磁器性で出来た円柱があるのですが、私たちが行った時には修復中のため見れませんでした。
これらの大作名画の他に、「ベルばら」マニアとしては、若き日のナポレオンの肖像画に注目!
若き日のナポレオンの肖像画「ベルばら」の中で、ナポレオンとオスカル様が遭うシーン。
ナポレオンは氏名と官名を名乗っただけで走り去っていきますが、オスカル様は「見たかあの眼を...人のからだの奥底まで永久に凍らせてしまいそうな...あれは鷲の眼だ...帝王の眼だ! ナポレオン...ボナパルト...おぼえておこう」とつぶやきます。
ここに飾られているナポレオンの肖像画が、漫画で描かれたナポレオンととても似ているのです。
ぜひチェックしてみてください。

軍人たちが並ぶ戦争の回廊

戦争の回廊戦争の回廊は、全長120m、幅13mの長い廊下で、宮殿内で最も広い場所です。
もともとは王子たちの部屋で回廊ではなかったのを、ナポレオン失脚後の王政復古を経た七月王政の時に、ルイ・フィリップ王がルーヴルの回廊をイメージして改装したもの。
フランク王国の始祖クローヴィスによる496年のトルビアックの戦いから、ナポレオン1世がオーストリア軍に勝利する1809年のヴァグラムの戦いまでのフランス軍の歴史を描いた絵が、左右の壁一面に飾られています。
そのほか、軍人の胸像が82も展示され、まるで美術館のよう。
軍人だったオスカル様も、これを見たらきっと喜ぶだろうなあ。

オペラ劇場は工事中

オペラ劇場は工事中戦争の回廊とは反対側の翼には、王室オペラ劇場があります。
宮殿の中に劇場があるわけですが、ガイドブックなどで見ると、これがまた鏡の回廊に負けず劣らずゴージャスな空間です。
しかし、残念ながら、私たちが行った時には工事中で見学できませんでした。
ルイ16世とアントワネットの婚礼の祝宴会場のために作られたのが、このオペラ劇場です。
また、ここで何度も大舞踏会が行なわれたとか。
「ベルばら」ファンとしては、ぜひ見ておきたい場所ですね。

土産物売り場はアントワネットがいっぱい

ヴェルサイユ宮殿のお土産グッズはなかなか充実宮殿内の見学を終えて1階に降りると、土産物売り場があります。
ノートや鉛筆、メモ用紙、ポーチなど、マリー・アントワネット関連の小物類や、フランス王家の紋章である青地に金色の百合の「フルール・ド・リス」をモチーフにしたグッズが充実しています。
その他、キーホルダーやマグカップ、美術書や写真集などもあり、お土産選びには不自由しないでしょう。
他にも、2階のヘラクレスの間近辺にも土産売り場がありました。
戦争の間にあったルイ14世の騎馬像のレリーフのミニチュアがあれば、ベルばらファンは絶対買いますね。
なかったけど。
いっそ、「ベルばら入浴剤」とか「ベルばらマスカラ」とか売ったら、買う人も多いと思うんだけど。笑。

謎のモダンアート

何系の発想?宮殿内で、またまた謎の現代アート発見。
入口にあった紫色の馬車は、ほんとは目障りだけど、百歩譲って馬車だからいいよ、まあね。
でもさ、宮殿前に銀色の巨大な人間が寝てる像とか、宮殿内に紫色のボールがいくつも吊り下がってたりとか、もう、完全にミスマッチ&意味不明なんですけど?
なんなのよ、これ? ヴェルサイユはヴェルサイユであってよ。
バロック建築でしょ? ロココでしょ? ブルボン王朝でしょ?
勘弁してください、マジで。
同じ現代アートなら、いっそオスカル様の像でも立ててくれたらいいのに。
ていうか、これって良いアイディアじゃないですか?
日本のベルばらファンが続々と聖地巡礼にやってきて、集客力も抜群!
庭園の邪魔にならない隅っこでいいですから、フランスの偉い人、一考してくれませんか?

トイレはベルばら時代と同じ

お腹いっぱいになりましたヴェルサイユにトイレがなかった話は有名です。
貴婦人たちは、あの優雅に広がったドレスの中で、立ったまま用を足していたとか。
実際には、まったくなかったというわけではなく、王族用のものしかなかったとのことですが、現在のヴェルサイユも状況は似たようなものです。
とにかくトイレの場所は限られているので、見学をスタートする前には必ず行っておくこと。
途中で行きたくなっても、ありません。
数が少ないため常に行列ですが、どんなに行列でもひるまずに行っておきましょう。

宮殿見学を終えたら、次は大庭園に向かいます。
「ベルばら」の聖地巡礼は、庭園抜きには終わりません。
感激冷めやらぬままに、庭園へGO!

ベルばらKids
ベルばらKids 池田理代子
おすすめ平均
starsかわいかったよ!
starsベルばらファンにオススメ
starsカラーのお値打ち本、保存版として
starsご立派な装丁にビックリ......
stars元ネタを知っていればかなり面白い
Amazonで詳しく見る

- スポンサードリンク -

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Comments:0

Comment Form

コメントは管理人の承認後に公開されます。

Information
  • twitter
  • rss
  • はてなブックマーク
  • Instagram
カテゴリー
タグクラウド
記事への反応

back to top