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Sep
18
2010

ノートルダム大聖堂へよこそう魔界からボンジュール、ゆめのりょけんです。
超魔界パリ旅行記ファンの皆様、ずいぶんと御無沙汰してしまいました。
凱旋門、ルーヴル美術館、ヴェルサイユ宮殿という大魔物を次々とクリアし、シャンゼリゼやパサージュを歩いたり、美味しいものを食べたりして、パリを満喫していた我々をアクシデントが襲ったところまでが、前回までのあらすじです。
その後、なんだかんだで3ヶ月も充電期間をもらってしまった超魔界パリ旅行記も、いよいよ後半戦。
ここから帰国まで一気に更新していけるといいですね...(遠い目)。

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我らが貴婦人

小雨にそびえる白亜の双塔ここまで晴天に恵まれてきた今回のパリ旅行も、この日は雨模様。
ただ、この日はシテ島~サン・ジェルマンの教会巡りが中心なので、雨の影響はほとんどないでしょう。
前夜の金庫騒動でセーフティ・ボックスが使えなくなってしまったので、まずは念入りに安全対策をして、いつものようにメトロでシテ島へ向かいます。
折り畳み傘を片手に、まずはノートルダム大聖堂へ。
小雨の中にそびえる白亜の双塔、「我らが貴婦人」。
その名の示す通り、聖母マリアに捧げられた聖堂です。

ノートルダム大聖堂のポルタイユ

ちょっと気持ち悪い...ノートルダム寺院に来ると、まず目に付くのはポルタイユ。
「ポルタイユ」とは「正面」という意味。
近くで見ると、人がびっしり刻まれています。
これらは単なる装飾ではなく、宗教的モチーフ。
正面にある三つの扉は、左から「聖処女の扉」「最後の審判の扉」「聖アンナの扉」で、「聖処女」とは、もちろん聖母マリアのことで、「聖アンナ」は聖母マリアの母です。
正面のレリーフには、キリストの両側に聖母マリアとヨハネ。
なるほど、こういうところにも、聖母マリアの大聖堂だということが示されているんですね。
けっして、「キモい」とか言ってはいけません。

ゴシック建築の代表作

荘厳な聖堂内部ノートルダム大聖堂は、フランス初期ゴシック建築の代表とされています。
一般に、ゴシック建築の特徴と言われているのは、空に高く突き出した尖塔と、交叉リブヴォールトと呼ばれる構造です。
外から見える高い塔も印象的ですが、中に入ると、ずらっと並ぶ柱、高い天井のアーチ、祭壇までの長い直線が、荘厳な空間を作っています。
ノートルダム大聖堂は、1163年にパリ司教シュリーが起工し、1320年頃に完成したそうです。
完成までに、150年以上!
ヨーロッパの建築物って、こういうの多いですよね。
「納期」とかいう言葉はないんですよね、きっと...。

ノートルダム大聖堂のバラ窓

ノートルダム大聖堂のバラ窓パリのノートルダムで有名なのが、バラ窓と呼ばれるステンドグラスです。
「バラ窓」とは、パリのノートルダムに限らず、ゴシック建築の円形のステンドグラスの窓を呼ぶ名称です。
パリのノートルダム大聖堂では、西のバラ窓・北のバラ窓・南のバラ窓の3つがあります。
入口を入って左側に見えるのが、青いガラスが多く使われた北のバラ窓、その右側に見えるのが赤いガラスが多い南のバラ窓で、左右対称の窓の直径は13メートル。
振り返って、入口の上方にあるのが直径10メートルの西のバラ窓。
その美しさには、何度見ても思わずため息...。

ノートルダム大聖堂のピエタ

ノートルダム大聖堂のピエタ奥の祭壇には、ピエタがあります。
ピエタとは、死んで十字架から降ろされたキリストを抱く聖母マリアの像です。
薄暗い中でここだけが照明で浮かび上がっていて、自然と目がいきます。
左右にあるのは、右がルイ13世、左が14世の像。
おおっ! 昨日のヴェルサイユでさんざん目にしたルイ14世が、こんなところにも!
どれだけ目立ちたがりなのよ、ルイ14世。

ノートルダム大聖堂の塔に登る?

ノートルダムに登る入口ノートルダム大聖堂には登ることができます。
塔への入口は、ノートルダム大聖堂の外、向かって左側。
私たちも登る気満タンクでした、パリに来るまでは。
第1次パリ遠征の時には、入口がわからないし、時間もなくて登れなかったので、今回は事前に下調べをしておいて、さらに時間不足にならないように、朝イチの観光予定に組み込んだのです。
が、しかし。
初日に凱旋門に登ってパリの街を一望し、それから、あちこちパリを歩き回って、だいぶ満足しちゃったんですよね。
朝イチなのに既に行列しかも、ノートルダム大聖堂の螺旋階段は、凱旋門より100段も多い387段!
凱旋門ですらあんな死ぬ思いで登ったのに...。
登った後、足がパンパンで大変だったのに...。
もう嫌だ...、あんな思いをするのは...。
そんなわけで、「この雨の中、こんな行列に並んでられないよね」とかうそぶいて、そそくさとその場を立ち去る我々でした。

ノートルダム大聖堂のガーゴイル

アリマ様が見てるノートルダムに登るのは断念したものの、心残りは塔の上にいるガーゴイル(ガルグイユ)たち。
ガーゴイルとは怪物の像で、その多くは外に突き出して雨どいの役割をしています。
ノートルダム全体で数百体あるそうですが、そのひとつひとつが違った顔をしていて、塔に登るとかなり近くでガーゴイルたちが見れるのです。
下から見上げると、おお、いるいる。
たくさんのガーゴイルたちが、こちらを見下ろしています。
まるで魔界を象徴するようなその姿は、まさしくレッドアリーマー。
こんなに大量のレッドアリーマーが襲い掛かってきたら、アーサーの命がいくつあっても足りないよね。

ノートルダム大聖堂を横から見てみる

セーヌ川から見たノートルダム大聖堂ノートルダム大聖堂の見学を終えて外に出たら、正面だけでなく、ぐるっと一回りしてみてください。
正面は平面的になっていますが、横側や背面を見ると、フライングバットレスと呼ばれる外梁が何本も張り出していて、非常に複雑な構造になっています。
これが、高い建物を支えると同時に、美しい装飾となっていて、正面から見る姿とは全く違う表情を見せているのです。
特に美しいのが、セーヌ川から眺めるノートルダム。
どこから見ても美しい貴婦人の姿を、ぜひ堪能してください。

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