Home / フランス旅行記 / 鉄の貴婦人エッフェル塔

Nov
18
2010

エッフェル塔パリと言えばエッフェル塔。
エッフェル塔と言えばパリ。
シャルル・ド・ゴール空港からパリ市内に向かう途中、さりげなく目に飛び込んでくるエッフェル塔の姿に、パリに来たことを実感する人も多いでしょう。
建物の高さが厳しく制限されているパリの中で、高さ324メートルのエッフェル塔は、どこからでも目にすることができるランドマークです。
第1次パリ遠征では中途半端な観光になってしまったエッフェル塔ですが、今回はたっぷり時間をとって、心行くまで堪能してきました。

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エッフェル塔を下から見てみる

エッフェル塔を下から見てみるエッフェル塔は、1889年、フランス革命100周年を記念してパリ万博が開催された際に、20世紀のハイテクのシンボルとして鉄の記念碑を建てようという企画で造られたものです。
今ではすっかりパリの景観になじんでいるエッフェル塔も、建設当時は反対の声が強く、工事も一時中断。
20年という存続期限を定めることでようやく工事が再開し、20年目の1909年には、パリ市議会で取り壊しが決定します。
そんなエッフェル塔が存続することになったのは、その頃発明された無線通信に使えることがわかったから。
単なる記念碑から最新の通信装置へと変わった鉄の貴婦人は、こうしてパリでの永住権を手に入れたのです。

ギュスターヴ・エッフェル像

ギュスターヴ・エッフェル像エッフェル塔の北柱のたもとには、設計者ギュスターヴ・エッフェルの像があります。
ふむふむ、この金ピカの人がエッフェル塔を設計したのか...と思って調べてみたら、エッフェルさんは、この塔の設計・建築を担当したエッフェル社の代表で、実際の設計はエッフェル社の建築部長さんと鉄骨構造建造部長さんだそうです。
この塔は、万博に間に合わせるためにわずか25ヶ月で完成したとか。
他のパリの建造物に比べると超ハイスピードですね。笑。

鉄の刺繍

エレガントな「鉄の刺繍」それにしても、エッフェル塔の鉄骨組みはエレガントです。
よく「鉄の刺繍」とか「鉄のレース」と喩えられますが、まさしくこれは言い得て妙。
エッフェル塔を擬人化したら、水銀燈のような格好をした貴婦人が目に浮かぶようです。笑。
「エッフェル塔はどーでもいい」と言っていたシュクルも、この鉄の刺繍には胸を打たれたようで、「パリに来たら、絶対、足元まで来て見るべき!」と興奮していました。

エッフェル塔の上からパリを一望

チケット売り場は既に行列それでは、いよいよエッフェル塔に上がってみます。
エッフェル塔に登るためのエレベーターは、東西南北それぞれの脚柱についています。
朝イチでまだエレベーターが動いていないというのに、チケット売り場の前は長蛇の列。
とりあえず、どのエレベーターに乗ればいいのか自信がなかったので、行列ができているところに並べば間違いないだろうということで、東柱(Pilier Est)の最後尾に並びました。
典型的な日本人の発想ですね。笑。

エッフェル塔のエレベーター

エレベーターというよりゴンドラ?行列に並ぶこと30分。
9:30にエレベーターが動き出すと、行列はけっこうサクサク流れます。
というか、どうやらこの渋滞はセキュリティ・チェックとチケット購入が主たる原因のようで、窓口でチケットを買った後は、すんなりとエレベーターに乗れました。
エッフェル塔はパリ・ミュージアム・パスの対象外で、最上階までの入場料は13ユーロ。
現在はオンラインでチケットを購入できるので、この渋滞も少しは緩和されているかもしれません。

エッフェル塔の第2展望台

第2展望台のショップエッフェル塔に上がる以上、目指すは最上階の第3展望台ですが、最上階まで行くためには、第2展望台で一度降りて、そこから第3展望台行きのエレベーターに乗り換えます。
ただ、最上階行きのエレベーターが混雑していたので、乗り換えの前に第2展望台をぐるっと回ってみました。
エッフェル塔の展望台にはいろいろなブティックがあって、第2展望台にも土産物売り場やフードコートがあります。
お土産売り場には、エッフェル塔のオブジェ、スノードーム、マグカップ、灰皿、Tシャツ、ポストカードなど、公式ショップだけあって、なかなか充実したエッフェル塔グッズが揃っていました。

第2展望台からの眺め

電車がおもちゃみたいです地上115メートルの高さにある第2展望台。
内側には店がありますが、外側はベランダのようになっていて、そこからパリの街を一望できます。
金網やガラスのような障害物もないので、写真を撮るには最高の場所と言えるでしょう。
上から凱旋門やアンヴァリッドを探し、おもちゃみたいにかわいい列車を見ながら、しばしここでパリの街を鑑賞します。
人はもちろん、ゴミのようでした。笑。

エッフェル塔から凱旋門それにしても、エッフェル塔の上は寒い。
ガイドブックによると8月でも寒いらしいので、防寒対策はしっかりしたつもりなのですが、それでもやっぱり寒い。
最終日で日本の味が恋しくなっていたところに、この寒さですから、無性にうどんが食べたくなったのですが、残念ながらフードコートのメニューにうどんはありませんでした。笑。

エッフェル塔の第3展望台

第3展望台第2展望台でひとしきりパリの街並みを鑑賞した後は、上りのエレベーターに乗って第3展望台へ。
いよいよエッフェル塔の最上階です。
最上階の展望窓には、世界の都市の方角と、パリからの距離が書かれていました。
東京まで9,739km、横浜まで9,760km。
このずっと先に東京があるのか...。
地球はひとつだから当たり前なんですが、何だかちょっと不思議な気がします。

第3展望台からの眺め

地上276メートルの高さにある第3展望台。
外に出ると、さすがにここは金網があって、身を乗り出すわけにはいきませんが、ここからの眺めはやはり格別。
天気の良い日は60km先まで見渡せるそうです。

地上276メートルからシャイヨー宮地上276メートルからシャン・ド・マルス公園地上276メートルからアンヴァリッド地上276メートルからセーヌ川

左右対称のシャイヨー宮のカーブした曲線。
緑いっぱいのシャン・ド・マルス公園の幾何学的な形。
高さを揃えたパリの建物の中で、一段高くそびえるアンヴァリッドの黄金ドームと凱旋門。
いっそう小さく見えるセーヌに架かる橋と、水面に浮かぶ小さな船。
しっかりと区画された街並みは、どことなくシムシティを思わせます。

定番だからこそ味わえる感慨

エッフェル塔に入場する観光客の数は年間600万人で、パリ最大級の観光地です。
それだけに、いたるところで混雑するのは仕方ないところ。
今回の私たちも、朝イチから動いたにもかかわらず、エレベーターの行列に並び始めてから、再び地上に降りてくるまでに、2時間弱の時間を要しました。
それでもやはり、エッフェル塔の上からパリを見下ろした時には、これでようやく魔界パリを手中に収めたような、特別な感慨がありました。
「おのぼりさん」と言われようが、ステレオタイプと思われようが、気にしない気にしない。
地上300メートルの高さから一望するパリの表情は、エッフェル塔に上った人だけが味わえる貴重な光景です。

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