パリから成田への復路は、およそ11時間のフライトです。
深夜便のメリットを生かし、帰国日にもかかわらず一日中フルに観光したので、機内食でお腹が満たされると、すぐに睡魔が襲ってきました。
ちなみに今回の機内食はとても美味しかった。
ふと、隣のシュクルがなにやら騒がしいので目を覚ましたら、「トイストーリー2」を見ながらジタバタしていました。
本当にトイストーリー好きだね。笑。
完全に眠気を覚まされたので、現在地を示すモニターを見ると、すでに機体は中国上空のようです。
いよいよ、旅の終わりが近づいてきました。
成田到着
帰りは時計を7時間進めるので、10月23日はあっという間に過ぎ、成田空港に到着したのは日もとっぷりと暮れた18:00。
気圧の変化によるひどい耳の痛みに耐えつつ、無事に飛行機が静止すると、やっぱりちょっと安堵します。
忘れ物がないようにシートの周りをよく確認して、フライトアテンダントの「さよなら」という声に送られて到着ロビーへ。
別れ際にさよならなんて悲しいこと言うなよ。
新型インフルエンザが大流行だったせいで、空港職員全員がマスク姿というものものしい雰囲気の中、パスポートチェックを済ませ、日本に帰国と相成ったのでした。
スーツケース破損
さて、帰国に安心したのも束の間、バゲージ・クレームでベルトコンベアーから流れてきたスーツケースを受け取ったら、プラスチックの突起部分が一箇所破損しているのに気付きました。
あらら、新調したばかりなのに。
まあ、使用する上で不都合が生じるわけではないし、壊れてもいいように買った安いスーツケースなので、それほどショックはありませんでしたけど。
むしろ、トラブルのネタは旅行記的にもおいしいし。笑。
スーツケースの破損は保険が利くはずなので、何か空港で手続きしなければと思い、たまたま近くにいた団体旅行のツアーコンダクターらしき人に尋ねてみると、同じフロアにあるエールフランスのカウンターで破損証明書を書いてもらえばいいとのこと。
さっそく教えてもらったカウンターに行ってスーツケースを見せると、特に面倒なことを言われることもなく証明書を発行してくれました。
ただ、残念なことに、帰国してからスーツケースの破損についてすっかり忘れていて、一年経った今も修理してなかったり。
さすがにもう無理かな。笑。
そんなことよりおうどんたべたい
そんな軽いトラブルこそあったものの、無事に日本に到着したので、お互いの両親に連絡したり、喫煙所で一服したり、宅急便でスーツケースを送ったり、成田空港で売っていたパリ土産を冷やかしたり、やることはいっぱいあったんですけど、今の私たちの気持ちは一つ。
「そんなことよりおうどんたべたい」
成田に到着するちょっと前に機内食が出たので、お腹そのものは空いていないんですけど、とにかく今は醤油とダシを飲ませてくれ。
北ウイングの到着口に立ち食いそば屋があったら、ものすごく繁盛するんじゃなかろうか?
そんなわけで、成田空港から京成電車で上野に行って、駅前の「つるや」といううどん屋で帰国飯。
うどんは即決として、こんな時に天丼の写真がメニューに載っているとは、何という孔明の罠。
醤油×ダシ×米=最強。
そして、うどんと天丼のセットを食べても、コジのサンドイッチより安いという事実。
今ここで食べログにレビューを書けと言われたら、間違いなく星5つを献上すると思うね。笑。
高速バスで新潟へ
高速バスから始まった今回の旅は、ラストも高速バスで締めくくりです。
池袋から乗り込んだ新潟行きの深夜バスは、ラッキーなことに最前列のシートで、11時間もエコノミーシートに縛り付けられて帰国したばかりの我々にとっては、まるでビジネスクラスのような快適さでした。
5時間の深夜行を経て、10月24日早朝、バスは新潟駅前に到着。
駅前のセブンイレブンでどん兵衛を買って、なまこくんを首に巻きながら早朝の電車に乗り、冷たい朝の空気に首をすくめて「新潟もすっかり秋になってたね」と歩く自宅までの道。
これが、超魔界パリ旅行の終わりでした。
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