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Sep
05
2011

咲花温泉「一水荘」で癒しの納涼旅行

夏もそろそろ終わる8月末、1泊温泉旅行に行ってきました。
今回の旅の目的は、夏の疲れをとってのんびりすること。
したがって、景色が良くて、温泉でまったり、あまり長いドライブをせずに楽に行ける近場、料理もほどほどに美味しくて、予算は1人につき1万円以内という条件で宿を探しました。
その結果、見つけたのは新潟県五泉市にある咲花温泉(さきはなおんせん)の「一水荘」
新潟市内から車で1時間はかからない場所で、美肌の名湯としても名高い温泉です。
自然たっぷりの温泉旅館で、全国的にも珍しい咲花の美湯を味わってきました。

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夏が過ぎ風あざみ誰のあこがれにさまよう

森林浴ドライブ咲花温泉までのドライブは、国道49号線を走るドライブです。
街中も通りますが、近づくにつれ、田んぼや山が多くなります。
夏の終わりの田んぼは、稲に実がついてきて穂先が黄金色に色づいてくるころで、一年のうちで一番美しい色合いになり、見ているだけでも気分爽快。
越後平野ののどかな景色を味わいながら、咲花温泉街へと向かいます。
咲花温泉は、鳴沢峰、菅名岳、大蔵山と連なる山々の麓に位置しているので、平野からさらに緑の木々に囲まれた道に入っていきます。

雄大な阿賀野川緑の山道を進むと、まもなく咲花温泉街へ。
咲花温泉は、新潟を流れる阿賀野川沿いにあるので、温泉街に入るとすぐ近くに雄大な阿賀野川の流れが見えます。
緑の山に、ゆったりとした川は、日ごろの疲れを癒してくれるような穏やかな風景です。
実は、このあたりは7月の集中豪雨で大変な被害が出たところ。
道路が通れなかったり、営業を停止していた宿があったりしましたが、今は営業を再開し、落ち着いたようです。
それでも、川岸のところどころに、まだ水害の跡が残っていました。

なんとなく少年時代咲花温泉は、JRの磐越西線が通っています。
緑に囲まれた単線の線路は、映画の中のワンシーンのような風情があり、古き良き日本にタイムスリップしたかのよう。
しかも、この磐越西線は、なんと、SLが走るのです。
「SLばんえつ物語号」という名前で、土日祝日に新潟駅~会津若松駅を往復しています。
この緑の中を駆け抜けるSLは、鉄道ファンならずとも見てみたい。
...と、すごく楽しみにしていたのですが、先日の水害で、9月25日まで運転を取りやめているとのことでした。残念。
運転再開したら、ぜひ写真を撮りに来たいですね。

江戸町家風の宿でくつろぐ

江戸町家風な廊下今回の宿は、一水荘さん。
純和風割烹の宿ということで、じゃらんのクチコミも上々です。
線路のすぐ上にある、緑に囲まれたこぢんまりとしたお宿。
宿の前には水路と橋もあり、いかにも人里離れた山の温泉宿っていう風情で、情緒があります。
中は、部屋の扉や廊下など、あちこちが黒い木組みになっていて、江戸時代っぽい雰囲気で、これまた風情たっぷり。
和風な雰囲気で統一されて、和みモード全開です。

春は花粉がヤバそう部屋は、ごく標準的な温泉旅館。
清潔だし、飾ってあるお花も綺麗だし、まったく問題なし。
旅館のスタッフの方も親切で、気さくに話しかけてくれます。
大旅館の統一されたサービスもいいですけど、ちょっとマニュアルチックな感じがしますよね。
ここのスタッフのおばさまは、気さくな本音トークで楽しいです。
部屋からは杉林が見えて、これまた避暑気分ばっちり。
部屋によっては阿賀野川が見える部屋もあると思いますよ。

目にも爽やかな貸し切り露天風呂

透明な緑の湯です一水荘では、宿泊者には一回無料で貸切露天風呂が使えます。
3時半にチェックインして、明るいうちに露天風呂に行くことにしました。
下駄に履き替えて貸切露天風呂に行くと、脱衣所はけっこう広くて、5~6人入っても大丈夫なくらいです。
洗面台やドライヤーもあるし、エアコンもあって快適。
脱衣所の続きは檜造りの洗い場で、シャワーもあります。
さらに戸を開けると、石造りの露天風呂。
杉林や紅葉の緑が爽やかな中に、グリーンのお湯がたっぷりあふれています。
緑の温泉というのは、全国的にも珍しいそうです。

湯加減はいかが?この旅館のお風呂は、すべて源泉かけ流しで、夏場は熱めです。
お湯の流れてくる土管は、昔、田んぼで使っていたものだそうで、今はもう製造していません。
こういうところも、地元の匂いが感じられて、素朴でいいなあ。
熱いお湯がちょっと疲れた体に心地よく、爽やかな緑の中、緑の温泉につかって、気分は最高。
アヒル隊長と、プラハでスカウトしてきた半魚人くんも、ご機嫌です。
気分上々でお風呂からあがってきましたが、...ん? なんだかシュクルが痒がっている。
あああ~背中を蚊に刺されて、腫れている~。しかも2箇所も。
さすが虫刺されマスター。笑。
そういえば、露天風呂に虫取り網があったっけ。

地元の銘酒を味わう

まぐろ・南蛮えび・鯛のお造り露天風呂でさっぱりした後は、お待ちかねの夕食。
今回は久しぶりの部屋食です。
今回は、夕食はお金をかけず基本プランにしたのですが、一品一品はどれも丁寧に作られていて、美味しくいただきました。
ただ、どかんとメインのボリュームのある一品(ステーキとか鍋とか天ぷらとか)が無かったので、男性には物足りないかも?
まあ、それもまたよし。
あまり食べ過ぎて苦しくなると、温泉に入る気がそがれることもありますし(経験あり)。
豪華メインつきのプランもあるので、たっぷり食べたい方はそちらをどうぞ。

地元の銘酒・菅名岳ここでのおすすめは、お酒。
三種類の日本酒があるのですが、旅館の方のおすすめで初めて飲んだのが、「菅名岳」というお酒です。
菅名岳は、咲花温泉の奥の山の名前。
このお酒は、地元五泉の清酒で、毎年、寒の入りから9日目の「寒九」と言われる日に、雪の積もる菅名岳中腹まで登り、通称「どっぱら清水」という山のくぼみから涌き出る水を汲んで、仕込み水にしています。
昔からの言い伝えで、「この日に水を汲むと腐らない」「一年で一番水が澄む日」とされているのだそうです。
飲みやすくて、雑味のないお酒の甘みが堪能できるお酒です。
ぜひ、飲んでみてください♪

まったりタイム

コーラ、神夕食の後は、温泉まったりタイムです。
今回は、夕食の量がほどほどだったので、実に快適なまったりタイムを満喫。
布団の上でごろごろしながら、持っていった文庫本を読んだり、大浴場でまた一風呂あびたり、コーラを飲んだり、ポテチを食べたり。
最高ですね。
ただ、痛恨のミスは、カップラーメンを持ってこなかったこと。
今日の夕食のボリュームからすると、夜中のどん兵衛があれば神だったのに。
くうう、完全な作戦にはならんとは~!

美しさに感動する朝風呂

バスクリンじゃないよ翌朝は、もちろん朝風呂へ。
大浴場は人がいなくて、貸切状態です。
それにしても朝のお風呂の色が、芸術的に美しかった!
咲花温泉は、もともと緑色のお湯ですが、朝の光の中では、本当に神秘的なエメラルドグリーン。
咲花温泉のお湯は、湧き出る時は無色透明ですが、空気にふれるとカチオンという金属が発色して美しい緑色のお湯になるのだそうです。
空気にふれる時間が長いと白濁してくるので、左右で違う色になっているんですね。
こんなに美しい温泉は初めてです。
感動の朝風呂体験でした。

朝食&ふとん上げられてる

やっぱり温泉卵は必須朝風呂のあとは、朝食です。
朝食は、部屋ではなく、お座敷でいただきます。
よく、温泉の朝食って、ご飯の友が多すぎて、こんなにごはん食べられないよ!っていうジレンマに悩まされるんですが、ここの朝食はほどよいボリュームで、ちょうど食べ切り。
新潟の旅館ですから、コメの美味しさは言うまでもなく。
満足して部屋に帰ると、ああっ!
布団が上げられてる!orz
ダメだよ~。
朝のごろごろタイムが台無しじゃないか~。
押入れから枕と掛け布団を引っ張り出し、座布団を敷いて寝転がるサーチライトとシュクルでした。

夏の温泉くつろぎ装備

最後でちょっとがっくりきたものの(笑)、ゆっくり疲れを癒せた旅行でした。
宿もとても良かったし、とにかく、温泉がすばらしかった。
絶対、また来て入りたい温泉ですね。
そして、今回の反省を含めて、夏の温泉くつろぎ装備をちゃんとメモしておきます。

◎虫刺されの薬
山の温泉や露天風呂には虫がいる。刺されたらすぐ塗るのが鉄則です。
◎涼しい服装
旅館の浴衣って、風呂上りに着るのは暑い。Tシャツ、短パンなど、楽で涼しい服を持っていくべし。
◎ジュース類
お風呂上りに飲みたいものが、温泉の自販機や冷蔵庫にあるとは限らない。ただし、持込可かどうかはきちんと調べて。
◎カップラーメン&電気ポット
夜中を安心して過ごすための精神安定剤。夕食が足りなかった時には神。念のため、旅行用電気ポットも忘れずに。

これで温泉旅行の満足度が、いっそうアップすること間違いなしです。

咲花温泉 一水荘
〒959-1615 新潟県五泉市咲花温泉7209
アクセス JR咲花駅から徒歩3分
一水荘のクチコミと宿泊プラン(じゃらん)

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