Home / 京都旅行記 / 「壬生狼」新撰組の聖地で京都幕末紀行

Nov
28
2011

「壬生狼」新撰組の聖地で京都幕末紀行4年前の第1次京都遠征。
朝から広い広い京都御苑を歩き回り、午後からはこれまた広い広い二条城。
折しも昼から冷たい時雨が降りそそぎ、好きでもなんでもないおしるこを食べて寒さをしのいでいたサーチライトとシュクル。
そんな2人に、二条城から壬生まで足を運ぶ余力など残っていようはずもなく、心もバキバキに折れて、壬生の新撰組巡礼は宿題となっていたのでした。
今ようやく、その宿題を果たす時が訪れました。
はたして、壬生の狼たちの幻影は、今も彼の地に残っているのでしょうか。

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新撰組とは

「新撰組ってなにそれおいしいの?」という人はあまりいないとは思いますが、某ニート剣客が分かりやすく説明してくれていたので、まずはそちらを引用しておきます。

新撰組は元々紆余曲折を経て出来た江戸多摩地方の剣客達を中心とする幕府の京都守護職(会津藩)お抱えの一隊で、維新志士達がまだ密な繋がりを持たず、個々に動きまわって血風と白刃の魔都と化した京都の治安を守る為に剣を振るった。
朱に誠一文字の旗、浅黄色にだんだら模様の羽織、卓越した剣腕と死をも恐れない闘志で京都中を震撼させた「壬生狼」の異名を持つ男達。
近代兵器の前に破れ、時代の流れに消えはしたが、おそらく日本史史上、最大にして最強、そして最後になるだろう剣客集団でござるよ。

...だそうですよ。
わかりましたか、弥彦くん?

新撰組壬生屯所・八木邸

新撰組壬生屯所・八木邸そんなわけで、京都の治安維持にあたった新撰組が本拠地としていたのが、京都の洛西・壬生にある八木邸です。
将軍・家茂の上洛警護の名目で京に上った「浪士隊」から袂を分かち、新撰組を結成したのは、この八木邸を宿所としていた隊士たち。
芹澤鴨、近藤勇、土方歳三、沖田総司、山南敬助、新見錦、原田佐之助、藤堂平助、野口健司、井上源三郎、平山五郎、平間重助、永倉新八など、錚々たる顔ぶれがここに住んでたのか...と思うと、新選組ファンなら涙ものでしょう。

ここから中に入って座敷で説明を聞きます旧家らしい立派な長屋門には、白地に青の新選組カラーの幕と「誠」の旗が飾ってあり、見学料は1,000円と少々高額なんですが、ガイドさんの説明付きで、見学後には抹茶とお菓子が付きます。
最初は高額の見学料にちょっと躊躇したものの、いざ見学を申し込むと、このガイドさんの話がすごく面白かった!
実際に八木家の方々と親交があって、リアルな思い出話として当時のエピソードを聞いているので、思わず聞き入ってしまいます。
当時の御当主の三男・八木為三郎氏によれば、新撰組結成時、八木家に掲げられた「松平肥後守御預新撰組宿」の表札を、沖田総司や原田佐之助が眺めて喜んでいたとか。

最後は冷たい抹茶と屯所餅また、新撰組と八木邸のかかわりを語る上で欠かせないエピソードとして、初代局長・芹沢鴨の暗殺事件があるわけですが、今まさに私たちが座っている座敷に、誰と誰が寝ていて、その庭から暗殺部隊が入ってきて、こう逃げて、ここの机につまずいて倒れて、そのときの刀傷がこれです...なんて話は、臨場感たっぷり。
中は写真撮影禁止なので、残念ながら写真はないのですが、ガイドの方の熱い説明は一聴の価値ありですよ。
ガイドさんの説明を聞いた後は、すぐ隣で八木家が営む和菓子屋「鶴屋」で、冷たい抹茶と名物「屯所餅」をいただいて、至れり尽くせりの巡礼地でした。

新選組ゆかりの寺・壬生寺

新選組ゆかりの寺・壬生寺八木邸からすこし南に歩くと、新選組が兵法調練場として使っていた壬生寺があります。
こちらも、近藤勇をはじめとする隊士が壬生狂言を観賞したとか、新選組が企画した相撲興行で寺の放生池の魚やすっぽんを隊士たちが料理して力士に振る舞ったとか、一番隊組長の沖田総司が子供たちを集めて遊んだりしたとか、新撰組にまつわるエピソードが数多く残されています。
まずは、お寺の地蔵菩薩にお参りして、旅の安全を祈願。

壬生塚の近藤勇像この壬生寺の重要スポットは、境内の阿弥陀堂の奥にある「壬生塚」です。
ここには、新選組局長・近藤勇の銅像や新選組慰霊塔、初代局長・芹沢鴨ら新選組隊士たちの墓があり、池田屋騒動のあった7月16日には、新撰組隊士等慰霊供養祭が行なわれるそうです。
この日は祝日ということで、多くの新選組ファンや修学旅行生が訪れていて、その中に交じって女性一人という観光客も結構いて、さすがの新撰組パワーだと感心します。
まあ、そんなのはまだ序の口なんですが。

壬生塚の近藤勇像壬生塚の奥には、見慣れた顔の近藤勇の胸像があり、その隣にあったのは所狭しと掛けられた大量の絵馬。
うん、もう想像できるね。笑。
果たして、そこにあったのは、思い思いに描かれた二次元の新撰組隊士たち。
そりゃ、ここに痛絵馬がないわけはないよね。
特に多かったのが、「薄桜鬼」の痛絵馬。
その他にも、「新選組ゆかりのノート」というのが20冊以上も置いてあり、そこにも多くの新選組ファンの熱いメッセージであふれています。
ほんとうにしんせんぐみはすごいなあとおもいました。

新撰組壬生屯所・旧前川邸

新撰組壬生屯所・旧前川邸新撰組の主要メンバーが宿所としていたのは八木邸ですが、最も多くの隊士たちが生活していたのは、八木邸の斜め向かいの角にある前川邸です。
現在、旧前川邸は個人の住居になっているので、中を見学することはできませんが、土日祝日は隊士たちが往来した当時の勝手口で、新撰組グッズを売っています。
その中で、サーチライトが買ったのは、黒×赤の暗黒模様のタオルと、隊士の名前入りスピンが付いたオリジナルブックカバー。
サーチライトにとっての新撰組は「るろうに剣心」なので、もちろん斎藤一仕様で。
そういえば、ここ旧前川邸をはじめ、京都のあちこちでワンピース×新撰組のコラボ・グッズが売っていましたけど、そこは違うだろう集英社。

池田屋騒動テーマパーク

池田屋 はなの舞最後に、新撰組と言えば、池田屋事件。
三条通にある池田屋跡は、かつて訪れたときはパチンコ屋でしたけど、今はその名も「池田屋はなの舞」という居酒屋になっています。
前日の夕食のとき、運よく席が空いていないかと思って寄ってみたものの、やっぱり満員でした。笑。
噂によると、中には大階段があったり、店員さんが隊服を着ていたり、「総司の涙」とか「歳三~夢のつづきを~」とか隊士の名前のカクテルなどがあったりと、完全に新撰組テーマパーク居酒屋らしいです。
少々やり方はあざといけど、そういうの嫌いじゃないですよ。
せっかくの観光資源なんだから、ここは観光客向けの居酒屋でも全然問題なしでしょう。
今回は残念ながら諦めましたが、次回はぜひ予約して行ってみたいところです。

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