Home / プラハ旅行記 / ウ・ズラテー・ストゥドニで優雅に泊まる

Jan
29
2012

ウ・ズラテー・ストゥドニで優雅に泊まる

28時間に渡る大移動日もいよいよ大詰め。
プラハ旧市街のカルロヴァ通りとセミナージュスカー通りの分かれ道に建っている「ウ・ズラテー・ストゥドニ」が、私たちがこの日宿泊するホテルです。
16世紀の歴史的建築物を改修したホテルで、ピンク色をした外壁には美しい彫刻が施されています。
U zlaté studnyとは、チェコ語で「黄金の井戸」の意味。
この家の前にはかつて井戸があり、その井戸から金貨が見つかったことから、「黄金の井戸の家」と呼ばれるようになったそうです。
いきなりメルヘン全開ですね。

- スポンサードリンク -

心配だったチェックインについて

今回のホテルは、エクスペディアを通して予約しました。
これまで2度のパリ旅行では、チェックインはホテル送迎のガイドさんがやってくれていたので、海外ホテルのチェックインは初挑戦のサーチライト。
海外旅行の経験だけは豊富なシュクルも、添乗員付きツアー専門ですから、もちろんこういう時には頼りになりません。
そんなわけで、何か手違いで予約されていなかったり、飛行機が遅れてキャンセル扱いにされたりしても困るので、1週間前にエクスペディアに電話して、予約の確認と、だいたいの到着予定時間を告げておいて欲しいと頼んでおきました。
その甲斐もあってか、ホテルに入るとフロントのお姉さんにいきなり名前を呼ばれ、「イエス」と答えてバウチャーを見せたら、それだけでチェックインは完了。
か、簡単すぎる...。
わざわざチェックイン時の英会話をコピーして、「冒険の書」に貼り付けていったサーチライトの立場は...。笑。

4つに色分けされた鍵

黒い髪のお姉さんはとってもフレンドリーで、にこにこしながら「プラハは初めて?」とか「知ってるチェコ語は?」とか軽く英会話。
フロントでは英語が完璧に通じるので、チェコ語がわからなくてもまったく問題ありません。
まあ、我々の英語はぜんぜん完璧じゃないけど。笑。
最後に、鍵の説明をしてくれました。
渡されたのは、ホテルの玄関の鍵、ロビーからエレベーターに行く鍵、部屋の鍵、金庫の鍵の4つ。
フロントが24時間ではないので、夜間や早朝の出入りにはこれらの鍵が必要なようです。

ファミリー・スイート

ここで一つ、嬉しいハプニング。
ホテルの好意で、料金同じでファミリー・スイートの部屋に泊まれることになりました。
鍵を受け取ったら、さっそく部屋に向かいます。
ロビーの奥にエレベーターがあり、それに乗って最上階の4階へ。
エレベーターも廊下もすごく狭いのは、パリのプチホテルを思い出します。
狭すぎて写真が撮れないんですけど。笑。

4階のA号室がファミリー・スイート

木の扉を開けると、ソファの置かれたリビングと、ツインベッドが置かれた寝室の2部屋。
どちらの部屋にもシャンデリアがあり、古い家具と高そうな絨毯。
豪華絢爛というわけではなく、落ち着いた雰囲気ながら、ひとつひとつの家具調度が年代物で、部屋全体がアンティークな感じです。

部屋の照明はシャンデリア

グラナダTVのシャーロックホームズに出てくる部屋のようで、シュクルはさっきから「わあ、素敵!」としか言ってない。笑。
ここは一つ、ソファに座ってホームズ気分で一服...と行きたいところですが、私たちが泊まった部屋は禁煙でした。
まあ、夜でも外に吸いに行けるし、ホテルに戻ると早寝だったので、意外と困らなかったけどね。

美味しそうな香りの石鹸

バスルームは、洗面台とシャワーとトイレ。
こちらはアンティークではなく、モダンにリノベートされています。
バスタブ付きの部屋もあるようですが、この部屋はシャワーだけ。
ま、仕方ない。
古い建物ですが、シャワーのお湯はたっぷり出ます。
アメニティはタオルと石鹸とシャンプー。
この石鹸は柑橘系のいい香りで、お土産にダース単位で欲しかった。笑。
唯一の不満はトイレットペーパー。
紙質がゴワゴワしていて、日に日にヒリヒリしてきます。
これはプラハのトイレ全般に言えることなんですけど、プラハの人は辛くないんでしょうか?

黄金の井戸の伝説

部屋の窓からは、向かいの立派な館のバルコニーに据えられた美しい娘の像が見えます。

向かいのバルコニーに見える美しい娘の像

この像は、一説にはチェコの伝説に登場するリブシェ王女とも言われていますが、それよりも面白いのは井戸に落ちた娘の像だとする説。
このホテルの名前「黄金の井戸の家」にも関係するので、心情的には後者を支持したいところです。

あるとき、水を汲みに来た娘が誤って井戸に落ち、死んでしまった。
井戸の前の小さな家に住んでいた男が、娘の遺体を井戸から引き上げた。
すると、その下にたくさんの金貨が見つかった。
その男は大金持ちになり、立派な館を建てた。
ところが毎晩、彼の枕元に死んだ娘の亡霊がやってきて、「あなたは私のおかげで金貨を見つけたのに、私の墓すら立ててくれない」といってすすり泣いた。
悩んだ男は、館のバルコニーに娘の像を据えて供養した。
すると、それ以来、娘の霊は現れなくなった。

この黄金の女性像が、どこかもの悲しい顔をしているのは、こんな伝説のためでしょうか。

とにもかくにも最高の立地

さて、このホテルの最大のアドバンテージは、カルロヴァ通りのど真ん中にあるということ。
カルロヴァ通りはプラハ旧市街のメインストリートなので、ホテルの前は人通りが多くて、夜でも賑やか。
ていうか、夜のほうが賑やか。笑。
賑やかといっても怖い感じの賑やかさではなくて、道行く旅行者がわいわいがやがや、まるでお祭りみたいで、すごく楽しそう!
この雰囲気だけで、夜のプラハにまったく抵抗がなくなりました。
早く町に繰り出さなきゃ!

窓からはカフェもいくつか見えます

移動の疲れも忘れ、これから夜のプラハ散策に出るわけですが、このホテルじゃなかったら、そういう展開にはならなかったと思います。
ホテルの立地は、現地の土地勘をつかむまでは最重要ポイントだと、あらためて思いました。

建物そのものが観光スポットに近いわけで

ウ・ズラテー・ストゥドゥニのもう一つのアドバンテージ。
それは、外観がひときわ美しいということです。

プラハ旧市街の見どころの一つ

このホテルは、宿泊先というよりも、プラハの街の風景としてよくガイドブックに取り上げられています。
プラハの旧市街の写真の中によく写っているので、見るたびに、「ああ、ここに泊まったんだ」と懐かしく思い出すのです。
そういう意味では、「プラハの街に泊まった感」が非常に大きい。
これは郊外のリーズナブルなホテルでは、なかなか味わえない感慨です。
プラハ旅行前半のホテルはここで大正解。
これにて、初めての個人手配でいろいろ不安だった大移動日も無事に終了となりました。
サーチライトはレベルがあがった!

U Zlate studny
Karlova 3, 11000, Prague 1, Czech Republic
アクセス メトロA線Staroměstská駅から徒歩5分
ウ・ズラテー・ストゥドニのホームページ

- スポンサードリンク -

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Comments:0

Comment Form

コメントは管理人の承認後に公開されます。

Information
  • twitter
  • rss
  • はてなブックマーク
  • Instagram
カテゴリー
タグクラウド
記事への反応

back to top