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Feb
14
2012

飛騨国一之宮・水無神社に参拝

先日の2月12日、今年最初の全国一之宮めぐりに行ってきました。
目指したのは、岐阜県高山市にある飛騨一宮・水無神社(みなしじんじゃ)。
観光地として名高い飛騨高山に鎮座する一之宮ですから、ついでに高山の古い町並を散策したり、美味しいグルメを堪能したり、世界遺産の合掌造りを見学したり。
そんなわけで、いざ雪深い飛騨の地へ出発です。

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大雪の中のドライブ

トンネルを抜ける前から雪国ですご存知のように、2012年の1月末から2月頭にかけて、日本海側は強烈な寒波に見舞われて、記録的な大雪になりました。
しかし、ここまで記録的な大雪だと、雪国育ちの人間としては逆にテンションが上がるというか、むしろ大雪に埋もれた光景を見たいということで、一之宮めぐり仲間のドールマスター氏に4WDの車を出してもらってドライブ敢行です。笑。
ヒートテックにダウンジャケットという出で立ちで、寒さ対策も万全。
幸い、この日は寒波も峠を越え、唯一心配だった道路状況もそれほど悪くなく、周囲は雪の壁、道路はドライという望み通りの展開でした。
やっぱり、がっつり雪が降るところは、それだけ除雪もしっかりしていますね。
加えてさすがの4WDですから、特に苦もなくすいすいと高山に到着しました。

水無神社

雪できれいな水無神社水無神社は、その名も一之宮町というところにあります。
雪をかぶった石の鳥居をくぐり、石段を数段のぼると、雪で真っ白な境内の奥に神門があり、注連縄がかけられた簡素な神門の奥に、やはり簡素なたたずまいの拝殿が見えます。
一之宮をいくつか参拝してみて感じたことですが、同じ一之宮といっても、豪奢で派手な神社もあれば、簡素で地味な神社もあります。
豪華な神社はその立派さに圧倒されますし、簡素な神社は落ち着いた風格が感じられます。
この水無神社も、人気がなくひっそりとした境内がさらさらとした雪に覆われ、清らかな空気に満ちて、神聖な気持ちになる神社でした。

謎につつまれた神社

神門の参拝所から参拝水無神社の主祭神は、御歳大神(ミトシオオカミ)。
古事記にも登場する穀物の守護神で、特に稲作を司る豊穣の神様です。
しかし、「飛騨の匠」で有名なように、飛騨は林業と職人が中心の国で、稲作の神が祀られているのは不思議な気もします。
また、その他にも、天火明命(アメノホアカリ)や神武天皇など、多くの神が祭られていて、その数も諸説あってはっきりしないようです。
というのも、この地方では江戸時代に大規模な百姓一揆があり、農民の味方をした神主も処刑されたため、神社の歴史を記した史料が散逸してしまったようなのです。
明治になって水無神社が飛騨一之宮と決められたものの、それ以前の史料はほとんど残っていないとか。
そのような歴史の中、年貢で苦しんだ農民たちの願いで、稲作の神が主祭神になっているのかもしれません。

嘉永6年の夜明け前

島崎正樹翁の歌碑この神社は、明治の文豪・島崎藤村の父が宮司をしていたことがあり、境内には藤村の父・正樹氏の詠んだ歌の碑がありました。
正樹氏は、藤村の代表作「夜明け前」の主人公・青山半蔵のモデルとなった人物。
「夜明け前」は、黒船が来た嘉永6年から半蔵の死まで、幕末から明治という激動の時代を描いた小説です。
シュクルは文学部の出身ですから、もちろん「夜明け前」は読んだことがあります...と言いたいところですが、実は読んだことなかったり。
「木曽路はすべて山の中である」という有名な冒頭文だけは知ってます。笑。
それにしても、嘉永6年って、ほんとに日本のエポックメイキングな年なんですね。

全国一之宮めぐり第1部終了

御朱印帳1冊目が終了参拝の後はいつものように社務所で御朱印をいただきました。
私たちの御朱印帳は全国一の宮巡礼用のものではないので、この水無神社の御朱印で、1冊目の御朱印帳が終了。
いわば、第1部完ってところでしょうか。
思えば、2009年4月に彌彦神社で御朱印帳を買ってから始まったゆめのりょけん一之宮めぐりの旅。
ここまで来るのに、約3年かかったわけです。
あ、少年ジャンプだと第1部完=打ち切りということもありますが、もちろんまだまだ続きますよ。笑。
次なる一之宮もすでに計画中ですから、先生の次回作にご期待ください。

飛騨国一の宮・水無神社に参拝

【まとめ】 全国一之宮めぐりのすすめ

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