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May
31
2012

ロレッタ教会にはゆっくりがいっぱい

プラハ城からストラホフ修道院に向かう途中に、白い壁と赤い屋根、緑の塔をもつ美しい教会があります。
これがプラハのロレッタ教会。
ロレッタ教会とは、パレスチナにあった聖母マリアの家が、天使によってイタリアのロレッタ村に運ばれたという伝説に基づく教会で、ボヘミア各地に建てられました。
プラハのロレッタ教会は、そのなかでも最も古く、最も美しいと言われています。

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美しい回廊の教会

「聖なる家」を取り巻く回廊パリでは教会の見学は無料のところが多く、貧乏旅行者の強い味方でしたが、プラハの教会は有料のところが多いです。
ここロレッタ教会は、見学料が1人110チェココルナ(約550円)に、カメラ使用許可料が100チェココルナ(約500円)。
カメラ使用許可料を払うと紐付きの許可証がもらえるので、これを首からぶら下げて見学します。
ロレッタ教会は、2階建ての回廊に囲まれた教会で、聖母マリアの家であるサンタ・カーサは中庭にあります。
回廊の天井には色鮮やかなフレスコ画が描かれていて、真っ白な壁とよく似合います。
緑の芝生、白い回廊、赤い屋根、美しいフレスコ画。
まるで映画のワンシーンのような、中世そのままの清らかさ。
心が洗われるような気持ちでした。
...サンタ・カーサの中を見るまでは。

バロック様式の聖なる家

右の建物が「聖なる家」ロレッタ教会はプラハの代表的なバロック様式の教会だそうです。
バロック様式というのは、ポルトガル語のBarocco(歪んだ真珠)を語源としていて、グロテスクなまでに装飾過剰で大仰な建築に対する蔑称だったとか。
たしかに、サンタ・カーサの外壁にもたくさんびっしりと彫刻があって、「なるほど、こういうのがバロックか」と。
いや、こんなのぜんぜん甘かったんだけどね。
サンタ・カーサに入ってみると...
なんじゃこりゃあああ!!!

なんじゃこりゃあああ!!!

ピンクや緑のマーブルの柱には金ぴかの装飾、壁にはびっしりと天使やら聖人やらの彫刻、天井にはこってりとしたフレスコ画、振り返ってみればこれまた大量の天使が張り付いたパイプオルガン。
こってり...サンタ・カーサはそれほど広くないものの、ぎっしりと詰め込まれた装飾、装飾、装飾。
装飾過多すぎて、逆に禍々しさすら感じるんですけど?
しかも、建物のあちこちをよく見ると...
うぎゃあああ、子どもが生えてるぅ!!!
いや、「生えてる」んだって、まじで。
カオス、まさにカオス。
計画通り(にやり)さらに、首だけ出してる子どもがあちこちにごろごろ。
子どもの顔も、どっちかというと邪悪な表情で、「計画通り(にやり)」っていう感じ。
こんな憎々しい顔つきの生首といえば、どこかで見覚えが...
ゆっくりさんか!
いやいや、ここにいると、むしろゆっくりさんが可愛く見えるレベル。
ここは魔界? 私たち、魔界に迷い込んでしまったの?

ロレッタ宝物庫の聖体顕示台

金ぴかの聖体顕示台サンタ・カーサにぐったりし、回廊の2階に上がってみると、なにやら展示室のようなものがありました。
ここは宗教儀式に使われた道具類が展示されている教会宝物庫のようです。
予備知識もなく何気に入ってみたら、そこはまたとんでもない空間。
展示室自体は、それほど広いわけでもなく、華美な装飾があるわけでもないんですが、展示してあるものがヒドイ。
黄金に輝く王冠や聖体顕示台には、びっしりと宝石が埋め込まれていて、まるでジュエリーのオブジェ。
一体いくつ宝石がついてるのか、数えるのもイヤになるくらいの量です。
あとで調べたところによると、1699年に作られたといわれる聖体顕示台には6,222個ものダイヤモンドがはめ込まれているとか。
そしてそんな聖体顕示台が、展示室にはごろごろとありました。
本当に甘く見ていたよ、この教会。

盛りすぎエマージェンシー

ひどい言われようですが美しい教会でしたよというわけで、外見のかわいらしさとは裏腹に、中はどっぷりディープだったロレッタ教会。
パリのサン・ルイ・アン・リル教会みたいなイメージだったのですが、中身はまったく好対照。
サン・ルイ・アン・リル教会が高級なショートケーキなら、ロレッタ教会はメガもってりクリームあんみつ(美よしスペシャル)って感じ?
見学の後は、お腹いっぱい、もう食べられないよう状態で、ロレッタ教会をあとにしました。

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