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Jun
17
2012

ペトシーンの丘からプラハを展望

プラハの魅力はたくさんありますが、そのうちのひとつが高台から見る美しい街の眺望ではないでしょうか。
先日はプラハ城から街を眺めましたが、少し雨模様の天気が心残り。
この日は、午前中こそパラパラと小雨が降ったものの、午後からはすっきり青空が広がって、絶好のコンディションになりました。
そこで、この日は満を持して、プラハの絶景を求めてペトシーンの丘に登ってみました。

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ケーブルカーに乗って

ケーブルカーに乗ってペトシーンの丘に登るには、ウージェズダ通り(Újezd)からケーブルカーに乗ります。
ケーブルカーの駅には、おなじみの黄色い券売機がありますが、チケットはメトロやトラムと共用なので、1日券を持っていれば買う必要はありません。
私たちがケーブルカーの駅に着いた時、ちょうどケーブルカーは行ったばかり。
...ケーブルカーは行ってしまったわ、円環の理に導かれて。
まあ、10分くらいで、すぐに後続が来たんですけど。笑。
ケーブルカーが到着すると係員の人がやってくるので、チケットを見せてケーブルカーに乗り込みます。
この日は晴れていたためか、ケーブルカーはわりと混雑していて、立っている人もいました。

ネボジーゼク駅からの眺め

ネボジーゼク駅で途中下車私たちが乗ったケーブルカーには、たまたま日本人の団体ツアー客も一緒に乗り込んでいました。
その添乗員さん曰く、「丘の頂上まで登ってしまうと、景色が見えないので、途中の駅で一度降ります。丘の頂上は公園になっているので、そこで自由行動にします。」
な、なんだってー!?
あやうく頂上まで行ってしまうところだったぜ。
というわけで、私たちも何食わぬ顔で途中下車。
途中下車したネボジーゼク駅(Nebozízek)の近くには、レストランがあって、テラス席からはプラハ市街が一望できます。

ネボジーゼク駅からの眺め

この風景を見ながら真っ先に思い出したのは、ジブリの名作「魔女の宅急便」。
「魔女の宅急便」の舞台モデルとなったのは、スウェーデンのストックホルムとゴッドランド島のヴィスビーだそうですが、赤い屋根の家が連なる街並みが水と緑に囲まれていて、街の雰囲気はそっくりです。
街の中心に時計塔があったり、街のあちこちに物語めいた看板があったりするところも。
まあ、プラハには魔女の一人や二人、本当に住んでいそうですけどね。笑。

ラベンダー園の天使たち

ラブリーキュン死!プラハの景色を満喫したので、再びケーブルカーに乗って頂上駅へ。
頂上駅を出ると、目の前には公園があって、ちょうどラベンダーが満開です。
が、シュクルの目は、さっきからベンチに釘付け。
その視線をたどってみると、金髪の男の子と女の子がベンチに座って、チュッパチャップスを食べています。
「きゃー、みてみて、かわいいー!! 金髪の兄妹! 二人並ぶとボーイミーツガール! ラブリーキュン死!」
...おまわりさん、こっちです。笑。

プラハのエッフェル塔

プラハのエッフェル塔ペトシーンの丘の頂上には、エッフェル塔を模したという高さ60メートルの展望台があります。
プラハに来るまでは展望台に上がる気満タンクだったのですが、実際に見てみると、思いのほかショボい...。
そして、この手の展望台の例に違わず、入場料がちょいと割高。
しかも、エレベーターを使うなら追加料金が発生するようです。
くそっ、足もと見やがって...! この運動不足の俺たちに、299段の階段なんて登れるわけないじゃないか...。ボロボロ。
とはいえ、入場料とエレベーターを合わせても150チェココルナ(約800円)ほどなので、東京スカイツリーなんかと比べたら、全然かわいいものなんですけどね。笑。
まあ、プラハの眺望は先ほどのネボジーゼク駅のテラスで満足していたこともあり、結局上らずにスルーしてしまいました。

飢えの壁

飢えの壁ペトシーンの丘を歩いていると、ごつごつとした石造りの壁を見ることがあります。
これは「飢えの壁」と呼ばれる城壁で、カレル4世の時代に作られたもの。
ちょっと面白いのは、この城壁が街を守るために作られたわけではなく、民衆に仕事を与えるために作られた壁だったということ。
おなじみの「プラハを歩く」によれば、1360年のボヘミアは大凶作に見舞われ、飢えに苦しむプラハの民衆が王に援助を申し出たところ、カレル4世はペトシーンの丘に壁の建設を命じ、その労働と引き替えに、食料や衣服などを与えたとか。
なるほど、それで「飢えの壁」。
この時代に公共事業の発想があったことに驚きです。

ボヘミアの森を歩く

ボヘミアの森を歩くペトシーンの丘からストラホフ修道院にかけては遊歩道のようになっていて、緑豊かな森の中を歩くことができます。
ときどき木々の間から、大聖堂の尖塔や石造りの教会が見えて、異国情緒も満点。
山登りは大嫌いなシュクルですが、今回は緩やかな下りになっているせいか、ハイキング気分でスタスタと歩いています。
森の遊歩道は20分ほど続き、それを抜けるとストラホフ修道院の白い塔が見えてきました。
そして、眼下に広がるマラー・ストラナの赤い屋根と、正面に見えるプラハ城。
このストラホフ修道院の周辺もまた、プラハの絶景ポイントの一つです。

ストラホフ修道院からの眺め

ペトシーンの丘のアドバンテージ

ペトシーンの丘は、プラハの観光地の中ではあまりメジャーな場所ではないので、スルーしてしまう人も多いでしょう。
しかし、ここから眺めは、他にはないメリットがあるんです。
プラハの街の眺望を味わう場所としてはプラハ城が建つフラッチャニの丘が有名ですが、フラッチャニからの眺めにはプラハ城が入りません。
旧市庁舎の塔や火薬塔に登って見ることもできますが、こちらもそうするとその塔を視界に入れることはできない。
それが、このペトシーンの丘からなら、プラハ城と旧市街の塔の両方を見ることができます。
「百塔の街」と呼ばれるプラハの全貌、丘の上からからじっくり眺めてみてください。

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