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Jun
25
2012

聖ミクラーシュ教会がひどすぎる件について

プラハには聖ミクラーシュと呼ばれる教会が2つあります。
ひとつは旧市街広場、もうひとつはマラー・ストラナ広場に建っています。
今回紹介するのは、マラー・ストラナ広場の方の聖ミクラーシュ教会。
サンドベージュ色のシックな壁と、堂々とそびえ立つファサードは、ここが歴史ある格式の高い教会であることを物語っています。
だがしかし。
一歩、中に足を踏み入れると、そこには想像を絶する異空間が待ちかまえていたのです。

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薔薇の花のような教会

中に入ってまず目をひくのが、壁の色です。
全体に、薄いグリーンとモーブピンク。
石の壁全体が美しいマーブル模様になっていて、天井や壁面に描かれた絵が、薔薇の模様のよう。
さらに、あちこちに金色の彫刻が縁取りされていて、いっそう華やかになっています。

ベリーデコラティヴ!

この乙女ちっく超甘々スーパースウィート・ベリーデコラティヴな内装に、シュクル一目惚れ。
胸の鼓動はどきどき、目先はくらくら。
ここで修道女になって暮らしたい~!

ボヘミアン・バロックの傑作

でこぼこな空間とたっぷりの装飾このこってりな内装は、昨日行ったロレッタ教会に似てます。
聖ミクラーシュ教会は、もともとはゴシック様式の教会として13世紀に作られました。
その後、17世紀にバロック様式に改修されます。
ロレッタ教会もそうでしたが、バロック様式の特徴は、曲線や楕円の多用と、過剰なまでの装飾。
特にこの聖ミクラーシュ教会は、ドイツ生まれのバロックの巨匠・ディーツェンホーファー一族の手によって、楕円形を組み合わせた複雑な構造に華麗な彫刻や内装が施され、ボヘミアン・バロックの傑作と言われています。

ピンクの化粧大理石がきれいロマネスク様式の聖イジー教会は、天井が低く、分厚い平面の壁に囲まれて暗くてどっしり。
ゴシック様式の聖ヴィート大聖堂は、交差リブヴォールトの高い天井、まっすぐ並んだ柱とステンドグラス。
それに比べてこの聖ミクラーシュ教会は、柱が壁から聖堂内部に突き出ていて、全体にでこぼこしています。
これは、ウォール・ピラーと呼ばれるバロックの建築様式で、建築物を支える壁柱を、外ではなく内側に出したもの。
ゴシック建築では外側に出すフライング・バットレスがよく見られますが、その反対ってことですね。
ただのデザインかと思ったら、そういう建築構造的な理由があるのですね。

必見の天井画

花のようなクーポラ聖ミクラーシュ教会の見どころのひとつは、天井のフレスコ画。
身廊部分には「聖ミクラーシュの祝祭」という絵が描かれ、丸いクーポラに描かれているのは「聖三位一体の祝典」。
実際は、天井がかなり高いので、どういう絵なのかはよくわかりません。笑。
何がすばらしいかと言うと、この絵の色彩が、周囲の柱や壁の色と絶妙にマッチしていて、完全に一体化しているところ。
宗教画も装飾の一部のように調和していて、特にクーポラの美しさは感動ものです。

2階に上がってみる

僧侶よりお姫様が似合うバルコニー聖ミクラーシュ教会は、2階に上がることが出来ます。
2階には絵の展示もありますが、教会の中を上から見ることはあまりないので、やはり下の様子を見るのが楽しい。
2階と言ってもかなりの高さで、人が小さく見えます。
2階から見ると、バルコニーの手摺りもまっすぐではなくてうねっていて、こういうところもバロックの特徴なのがわかります。
柱にも細かい装飾がいっぱいで、見えないようなところにも彫刻が乗っかっていたり。
よくここまでやるなあ...と感心してしまうほど。
それにしても、こんなに派手派手なのに、階段がすごく質素な木造りなのはなぜ?

モーツァルトが演奏したオルガン

楽器を吹く天使たち2階からは、真っ白なパイプオルガンがよく見えます。
このオルガンは、モーツァルトが演奏したもの。
モーツァルトはプラハと縁が深く、何度もプラハを訪れて演奏会をしたり作曲をしたりしています。
モーツァルトが亡くなった時、ウィーンでは簡素な葬儀しか行われなかったのに、プラハではこの聖ミクラーシュ教会で盛大な追悼ミサが行われ、4000人もの人が集まったそうです。
オルガンを飾る金色の天使たちが、よく見ると様々な楽器を吹いているのがかわいい♪

聖ミクラーシュは有名人

やっぱり子どもが生えてたキリスト教の聖人たちは、日本人にはあまりなじみのない人が多く、「聖ミクラーシュ」と言われても全然わかりませんが、実は超有名人。
聖ミクラーシュは、英語では聖ニコラウス。
「聖ニコラウス」とは、「サンタ・ニコラウス」すなわち、あの「サンタクロ-ス」のことです。
聖ミクラーシュは子どもの守護聖人でもあり、チェコには、1年間良い子でいたら聖ミクラーシュからお菓子をもらえるという言い伝えがあるそうです。
この教会にも、子どもが生えているのは、そういう理由もあるのかな?
...いや、たぶん、関係ないよね。
ロレッタ教会だって、いっぱい子ども生えてたもんね。
プラハの人の好みなんでしょうか?

スウィート女子におすすめの教会

かっこいい天使もいます装飾たっぷりヘヴィースウィートだった聖ミクラーシュ教会。
ロレッタ教会にもびっくりしましたが、ここはもっと洗練されて美しい教会でした。
パリのサン・ルイ・アン・リル教会が高級なショートケーキで、ロレッタ教会はメガもってりクリームあんみつ(美よしスペシャル)なら、聖ミクラーシュ教会は、ラデュレのサントノレ・ローズ・フランボワーズ。
薔薇のジャム入り紅茶付きで、レストローズのワンピースを着て食べるイメージ。笑。
サーチライトはうんざりしてましたけど、シュクルは今まで行った教会の中で一番のお気に入りになりました。
スウィート好きな女子は、絶対行ってみてください!

関連記事 ロレッタ教会にはゆっくりがいっぱい

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