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Jul
17
2012

上手な旅行写真を撮るために3つの数字から始めよう

旅行に写真はつきものです。
旅行をきっかけに、デジタル一眼レフを購入したという人も多いのではないでしょうか?
しかし、旅行先での写真撮影というのは、いろいろとテンションが上がっていたり、写真以外に考えることが多くてテンパっていたり、なかなか冷静にはできないものです。
いろいろ知識を詰め込んでいっても、いざその場になると、頭が真っ白になってしまうこともよくあります。
そうした自身の経験もあって、一眼レフを扱う上でどうしても覚えておきたいことを、3つだけに絞ってまとめてみました。
旅先での致命的な失敗を減らし、狙って上手な写真を撮るために、ぜひ参考にしてみてください。

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手持ち撮影はシャッタースピード「1/60以下」が目安

上手に撮れたと思っていた写真が、家に帰ってパソコンの大きな画面で見たら手ぶれしていてがっかり...。
こんな経験はありませんか?
特に気軽に訪れることのできない旅行撮影の場合、このパターンの失敗は致命的です。
こうした手ぶれによる失敗を減らすには、手ぶれしない限界のシャッタースピードをしっかり意識することが大切です。
一般に、「1/レンズの焦点距離」よりシャッタースピードが遅くなると、手ぶれが起きやすいと言われています。
50mmのレンズなら1/50、100mmのレンズなら1/100ということですね。

とはいえ、18-200mmなどのズームレンズを使う場合、正確なレンズの焦点距離を意識しながら写真を撮っていることは少ないだろうと思います。
そこで、手ぶれしにくいシャッタースピードの基準として、「1/60」という数字をとりあえず覚えておきたいところ。

シャッタースピードが遅いと手ぶれしやすい

1/60以下ならだいたい間違いない

シャッタースピード優先モードで1/60に設定して、日頃から1/60のシャッター音をしっかり体得しておきましょう。
そうすると、それよりもシャッター音が遅く感じられた場合は、シャッタースピードを稼ぐ補正をしたり、保険として何枚か連射したりして、手ぶれによる致命的な失敗を回避しやすくなります。

ISO感度は「屋外200/屋内800」が安定

シャッタースピードが遅く感じられた場合、シャッタースピードを稼ぐ手段としては、ISOを上げてやるのが一番手っ取り早い方法です。
ISOを上げるとカメラの感度が良くなるので、暗いところでも速いシャッタースピードで撮影することができます。
ただし、ISOを上げれば上げるほど、画像にノイズが目立つようになるので、無用の上げすぎは禁物です。
ISOの目安は以下の通りですが、さらにざっくりと「屋外200/室内800」という数字を覚えておきましょう。

ISO感度の目安
ISO100 晴天の屋外
ISO200 曇天の屋外
ISO400 日当たりの良い室内
ISO800 室内や夕暮れの屋外
ISO1600 夜景(三脚無し)

絞りの定跡は「物撮りF4以下/風景撮りF11以上」

主題にだけくっきりピントが合っていて、その他の部分はぼんやりとボケている写真。
一眼レフを購入した人の多くは、そういう写真が撮りたくて、一眼レフを手にしたのではないでしょうか。
こうした「ぼかし」の表現は、写真だからできる特徴ある描写ですが、人はまずピントの合っている部分に目を向けるので、それだけで写真の主題が明確になり、有効な描写テクニックといえます。

写真のボケ具合は、「ピントの合う範囲=被写界深度」によって決まります。
そして、この「被写界深度」をコントロールするのが「絞り」です。
そのため、ぼかしのテクニックを意図的にコントロールする場合は、絞り優先モードで撮影するのが一般的です。
「絞り」というのはレンズに付いている窓のようなもので、この窓の開け具合は、「F値」という数値で表されます。
F値の数字は、小さくなればなるほど、ピントの合う範囲が狭くなり、周囲がボケた写真になります。

物撮り写真の場合、被写体以外の背景はボケていた方が、主題を明確にできるので、F4以下の数値に絞りを開放して、ピントの合う範囲を小さくします。
逆に、風景写真の場合は、風景全体が主題といえるので、画面の手前から奥まではっきりと見えるように、F11以上の数値に絞ってピントの合う範囲を広げます。
F値はカメラ特有の用語でなかなか馴染みにくいものですが、「F4とF11」という数字を基準に覚えておくだけで、一眼レフカメラの扱いがぐっとわかりやすくなるはずです。

F4.0だと斎藤の指先だけくっきり

F11まで絞るとミクの表情も見える

絞りをコントロールして上手な「ぼかし」が引き出せるようになれば、一眼レフの魅力はさらに加速するでしょう。
プログラムオートモードで一眼レフに慣れてきたら、絞り優先モードでF値を考えながら練習してみてください。

基準を覚えることで一眼レフの勉強も捗る

デジタル一眼レフの描写力はコンパクトデジカメに比べて圧倒的なので、何となく撮っていてもそれなりに満足のいく写真が撮れるものです。
しかし、せっかくデジタル一眼レフを持っているなら、上手な写真を狙って撮れるようになりたいもの。
そうやって脱初心者をめざし、あれこれカメラの参考書を読んでみても、基準となる数字が身に付いていないと、なかなか頭に入ってこないものです。
また、そうした状態でカメラの参考書やサイトを読んでも、あれこれ情報量が多すぎて、混乱してしまうだけでしょう。
逆に、今回紹介した3つの数字を基準に写真を撮っていると、だんだんとカメラの仕組みに習熟し、カメラ教本の内容がすっと腑に落ちるようになってきます。
初めてデジタル一眼レフを手にした初心者の人や、デジタル一眼レフを買ったものの持て余している人も、ぜひ3つの基準を覚えるところから始めてみてはいかがでしょうか。

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