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Aug
08
2012

プラハ旧市街広場の見どころ

プラハの街の中心地、旧市街広場。
土産物屋やレストランが立ち並び、観光客であふれている広場にあるのは、古い市庁舎、古い教会、古い時計塔、歴史上の偉人像...。
いかにもヨーロッパの古い広場にふさわしいラインナップですが、プラハの旧市街広場は、ひと味違います。
プラハならではの魅力がつまった広場の見どころを紹介します。

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ティーン教会

魔女が住んでるかも「百塔の街」と言われるプラハの街の中でも、ひときわ目立つ尖塔を持つのが、このティーン聖母教会。
パステルカラーの建物群の中に、にょきっと突き出た黒い2本の塔には、さらに小さな尖塔がいくつも付いていて、金色の宝珠がキラリ。
おとぎ話の挿絵にありそうな塔には、きっと魔女か眠り姫が住んでいるにちがいない、とシュクルは思う。
だって、入り口も無いよ?
実は、教会の中に入るには、教会前の左側の建物、ティーン学校を通り抜けて行きます。
こんな不思議な構造になったのは、プロテスタント教会が宗教戦争によってカトリック教会に変えられた時、怒ったプロテスタント系市民が入り口の建物を建ててふさいでしまったから。
なんか、ビフォー・アフターに出てきそう。
「入り口のない家」。笑。

ゴルツ・キンスキー宮殿

華麗なロココの館旧市街広場の中でも、最も優美で華麗な建物が、ゴルツ・キンスキー宮殿。
ゴルツ伯爵邸として18世紀に建てられ、その後、キンスキー大公のものとなったので、そう呼ばれています。
ハプスブルグ家の時代にはプラハのエリート養成校ギムナジウムとなり、今は国立美術館として、17世紀から20世紀までのチェコ風景画コレクションを展示しています。
マラー・ストラナの聖ミクラーシュ教会の内陣とドームを手がけたボヘミアバロックの建築家、キリアン・イグナーツ・ディーツェンホーファーの作。
ピンク色の壁に、波打つような曲線の装飾が美しいロココな外観は、もろにシュクル好み。
もう、ブログのプロフィール、「ルネッサンスとアールヌーヴォーを愛し」じゃなくて、「ロココとボヘミアンバロックを愛し」に変えちゃおうかな。笑。

聖ミクラーシュ教会

聖ミクさん教会マラー・ストラナにある聖ミクラーシュ教会と同じ名前の教会。
マラー・ストラナの方は、中は装飾こってりの甘甘ピンクスイート教会、外はどっしりサンドベージュでしたが、旧市街広場の聖ミクラーシュ教会は、白い壁、赤い屋根、緑の塔。
この取り合わせ、ロレッタ教会にそっくり。
でも、よく考えると、ここはゆっくり教会じゃなくて、聖ミクさん教会だね。
頭が緑色だし。
ネギは振ってないけど。笑。
ちなみに、調べると、この教会もキリアン・イグナーツ・ディーツェンホーファーの設計。
どれだけプラハに貢献したの、ディーツェンホーファーさん。

旧市庁舎

赤い館の中はインフォメーションプラハの旧市庁舎は、数世紀をかけて民家を買い取ったり、増改築したりしてつぎ足していったため、14世紀から19世紀の建築様式が混在する建物の集合体になっています。
まずは、角にある建物「ヴォルフィン館」が市庁舎の始まりで、買い取りは1338年のこと。
その後、その一部に時計塔を建て、隣の館「クシーシュ館」を購入。
一際目立つ赤っぽい建物がそうです。
屋根の下にずらっと並んだ紋章のついた盾がかわいい。
今は、1階はインフォメーションになっていて、ここから入って奥の階段を上がると、市庁舎内のガイドツアーや塔に登るチケット売り場があります。
ちなみに、塔はエレベーターで登れるので、階段嫌いな人でも大丈夫。

カフカも住んでいた一分の館さらに隣が「ミケシュ館」と「雌鶏館」。
一番端っこにあるのが「一分の家」と呼ばれる黒い壁の建物です。
「一分」とは、「小さい」という意味で、ここで刻みタバコを売っていたことから「一分の家」という名になったそうです。
この黒い壁にはスグラフィット技法で、アダムとイブっぽい男女や、サテュロスみたいな半人半獣、馬やラクダの絵が描かれています。
よく見ると、足の部分や頭の部分が無い人も。
スグラフィットなので、はげ落ちちゃったんでしょうか。
ここはかつては民間アパートで、あのフランツ・カフカも住んでいたことがあるとか。
黄金小路といい、このスグラフィットの館といい、カフカさんは芸術的な家に住むのが好きだったのかな。

天文時計

使徒が出てきますおそらく、プラハに来る観光客のほぼ全員が必ず訪れる場所が、この天文時計の前でしょう。
600年前に造られたこの天文時計の人気の理由は、仕掛け時計。
9時~21時の毎正時に、天使の脇の窓が開いて、死神が鐘を鳴らし、十二使徒が現れるという仕掛けです。
大勢の人が時計塔の前にいるのは、この使徒の登場を待っているわけですが、結構あっけなく終わってがっかりする人も多いようです。
しかし、実はこの仕掛け人形見物には、別ルートがあります。
旧市庁舎内のガイドツアーに申し込むと、時計の裏側を見ることができて、使徒を間近に見れるのです。
そんなことは全然知らなかった私たちは、あっさりスルー。
知っていたら見にいったのに、残念なことをしました。

ヤン・フス像

憩いの場ヤン・フス像旧市街広場の真ん中にあるのが、ヤン・フス像。
ヤン・フスは、15世紀の宗教家です。
カレル大学の学長でしたが、説教師でもあり、教会の腐敗を訴えてチェコ語で説教し、民衆の支持を得ますが、教会側から異端とされて、火あぶりの刑に処されてしまいます。
火あぶりとなっても自分の信念を貫いたフスは、今でもチェコ人の誇りで、このフス像もプラハの人たちの憩いの場となっています。
像の周りには階段があって、座るのにちょうどぴったり。
街歩きに疲れたらそこでひと休みして旧市街広場を囲む建物を眺めるのもいいですよ。

プラハの街の中心の場所

建物のモザイクこうして見てみると、プラハの旧市街は、ばらばらの年代に出来た、ばらばらの建築の集まり。
ひとつひとつに、それぞれの歴史が息づいています。
それが、不思議と調和がとれているように見えるのは、プラハの魔法かもしれません。
考えてみると、プラハそのものが、様々な年代の様々な建築が混在していながら、不思議な調和を保っている街。
そんなプラハを象徴するのが、この旧市街広場なのではないでしょうか。

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