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Oct
01
2012

中央郵便局からエアメールを出してみる

ヴァーツラフ広場からインドリシュスカー(Jindřišská)に入ると、ラッパの印の大きな黄色い旗が掲げられた重厚な建物があります。
日本で「ラッパのマーク」といえば正露丸ですが、チェコの「ラッパのマーク」は郵便局。
その昔、ヨーロッパでは、ホルンを吹いて郵便物を配達していたことから、ホルンを郵便局のシンボルにする国は多いようですね。
今回は、ここプラハ中央郵便局から、自分たちに宛てて、絵はがきを出してみました。

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プラハ中央郵便局の中は一見の価値あり

プラハ中央郵便局の中に入ると、まず驚くのがその広さ。
3階ぶち抜きの吹抜けワンフロアにガラス天井から光が射し込む様は、郵便局というよりも、ルーヴル美術館で訪れたピュジェ・マルリーの中庭を思わせます。
ズラッと並んだ窓口の上には、ミュシャのグラフィックアートを思わせる人物や草花の装飾がびっしりと描かれ、ところどころにプラハの獅子の紋章も見えます。
螺旋階段で2階に上がると、チェコの郵便局の歴史が展示された小さな博物館もあり、中を覗くだけでも見応えは十分。
しかしながら、プラハ中央郵便局内は写真撮影が禁止されているので、この様子を写真で紹介できないのが残念です。

海外から日本に手紙を出すのは簡単

切手を貼ってポストに投函さて、エアメールというと、なんだか宛名書きが難しそうですが、海外から日本に宛てて書く場合、実はとても簡単です。
普通に日本語で宛名を書いて、目立つ場所に「JAPAN AIR MAIL」と書き添えるだけ。
宛名を書いたら、ずらりと並んだ窓口ではなく、1階の右手にある記念切手売り場に向かいます。
チェコの切手は、美しいデザインと質のよい印刷でコレクターも多く、この窓口では、ミュシャやクルテクやヨゼフ・ラダなど、豊富な絵柄から好きな記念切手を選んで買うことができます。
ちなみに、チェコから日本までの切手代は、かつては18チェココルナだったようですが、私たちが訪れた時は21チェココルナ(約105円)に値上げされたようです。
切手を買ってハガキに貼ったら、外のポストに投函しておしまい。
ね、簡単でしょう?

エアメールで旅を記録する

ところで、旅行記といえば、沢木耕太郎氏の「深夜特急」を真っ先に思い浮かべる人も多いでしょう。
香港から、インド、中近東、ヨーロッパを経て、ロンドンへと至る一年間の旅の記録。
リアリティあふれる描写と会話で、読者も一緒に旅をしているように感じる長編旅行記は、さぞや記憶の新しいうちに、ともすれば旅の途中に執筆したのだろうと考えていました。
しかし、沢木氏が「深夜特急」を執筆したのは、「旅」を終えて10年後のこと。
なぜ、10年も経った後に、あれだけ生き生きとした旅の様子を描くことができたのか?
その理由の一つが、友人に宛てたエアメールだそうです。

実はその旅をしている間、僕はよく友人や知人に手紙を書いていました。町から町へ、鉄道や乗り合いバスで移動を重ねながら、自分でも驚くほど頻繁に手紙を書いたのです。行った先の国で、一枚二、三十円のエアログラムを買うと、細かい字でびっしりと書き込む。僕は一生かかって書くべき量の手紙を、その一年で書き尽くしてしまったような気さえします。
(沢木耕太郎 「記憶」と「資料」)

外国の切手や消印がお土産今であれば、iPhoneからブログやTwitterやFacebookに投稿して、それだけでも立派な旅日記になるわけですが、旅先でお気に入りの絵はがきを買って、カフェやホテルで旅のメモを綴って、異国のポストから投函するというのも、なかなか洒落た旅の記録の仕方ではないかと思います。
帰宅した時、外国の消印が捺された絵はがきが郵便受けに入っていると、自分で出したものとはいえ、嬉しいものですよ。
みなさんも、ぜひ海外から自分宛てにエアメールを投函して、ちょっとアナログな旅行の記憶を残してみてください。

深夜特急〈1〉香港・マカオ
深夜特急〈1〉香港・マカオ沢木 耕太郎
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