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Nov
12
2012

チェスキー・クルムロフ歴史地区の散策

チェスキー・クルムロフ城を見学した後は、ガイドさんと離れてフリータイム。
お城を含めた街そのものが世界遺産となっているチェスキー・クルムロフ歴史地区を自由に散策します。
ヴルタヴァ川沿いに古い街並みが残るチェスキー・クルムロフは、世界中から観光客が訪れる人気スポット。
中世の街にのんびりタイムスリップして来ました。

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チェスキー・クルムロフの街の歴史

ヴルタヴァ川が馬蹄型に街中を流れる「チェスキー」とは、チェコ語で「ボヘミア」の意味、「クルムロフ」は「川の湾曲部の湿地帯」を意味するドイツ語から来ている言葉です。
その名の通り、チェスキー・クルムロフは、街の中をヴルタヴァ川が大きく湾曲した馬蹄型に流れているのが特徴。
お城の塔に登ると、その様子が一望できます。
13世紀に南ボヘミアの貴族ヴィートコフ家が城を建設してから、ロジェンベルク家、エッゲンベルク家、シュヴァルツェンベルク家と支配が移り変わる間、街は手工業と交易で発展します。
19世紀にシュヴァルツェンベルク家がフルボカー城に移ると、街は近代化から取り残されていき、共産主義時代の荒廃を経て、再び街が修復され、現在は人気観光地となっています。

スヴォルノスティ広場

街の中心にあるのが、スヴォルノスティ広場。
色とりどりのかわいらしい建物が広場を囲んでいます。
プラハ旧市街広場よりもずっと小さくて、周りの建物も小ぶりで、おとぎの世界に来たみたいです。

まるでおとぎの国の広場

広場には、16世紀に建てられたルネッサンス様式で今も現役の市庁舎や、ペストからの庇護を祈願した聖母マリアの記念柱、ホテルやカフェ、インフォメーション、両替所などがあり、観光客でにぎわっています。

テーマパークの街

旧聖ヨシュト教会の塔ガイドさんいわく、「チェスキー・クルムロフは、街そのものがテーマパークのようなものです。」
実際、この街は第二次世界大戦後、無人の住居が多かったり、共産主義の時代は歴史的建造物が放置されたりして荒廃していました。
1989年のビロード革命以降、修復が進められ、観光地として有名になったので、現在の街は生活する場所ではなく、完全に観光メインなのだそうです。
確かに、街の中はいかにも観光客らしき人でいっぱい。
テーマパークとはなかなか言い得て妙ですが、作りものじゃなくて本物のところが、ヨーロッパらしいです。

迷路のような路地裏散歩

迷路のような階段にも、お店がいっぱいチェスキー・クルムロフの街は、狭くて小さい通りがいっぱい。
映画のワンシーンのような古い街の中の石畳の狭い通りや、先の見えない細い階段を歩くのは、わくわくします。
しかもこの街は、観光客向けテーマパーク仕様なだけあって、いきなりスラム街に迷い込むとか、地元の不良者にからまれるとか、そういう不安がないのがうれしい。
気の向くままに、ぶらぶらと街を散策できます。
街そのものも小さくて、歩いているとすぐに広場に出たりお城の塔が見えたりするので、迷う心配もありません。
のんびり散策にぴったりです。

スグラフィットの壁絵

壁に描かれた聖フロリアヌスチェスキー・クロムロフを歩いていると、壁に絵が描かれている建物がたくさん目に付きます。
お城の壁にも絵がありましたが、チェコ・ルネッサンスでは壁に絵を描くスグラフィット技法の装飾が流行したので、それが今でも残っているんですね。
中でも目を引くのが、燃えている建物に水をかけて消火している騎士の絵。
この騎士は、聖フロリアヌスという、消防士の守護聖人です。
もともとはローマ軍の兵士で、ディオクレアヌス帝の弾圧によって捕らえられ、石臼を付けて川に投げ込まれて殉教し、聖人となりました。
ローマの大火をわずか一杯の桶の水で消し止めたという伝説から、この絵を描いておくと火事にならないと言われているのだそうです。
ちょっと眠そうな表情がユーモラスなので、ぜひ探してみてください。

コヒノール文具店

安くておしゃれな文具がいっぱいすげさわかよさんの本「チェコへ行こう」を読んで、チェスキー・クルムロフに行ったらぜひ訪れたいと思っていたのが、文房具店コヒノール(KOH-I-NOOR)。
コヒノールは、1790年創業のチェコの老舗文具ブランドで、チェスキー・クルムロフには、コヒノールの直営店があるのです。
赤い木枠の窓がかわいいお店の入り口には、指の形をした絵の具のオブジェ。
よく見ると、ちょっとキモい。笑。
ここで、クルテクの色鉛筆をお土産に買いましたが、6色セットで約85円という信じられない値段でした。
素朴でかわいいデザインのものが多かったので、お土産探しにおすすめです。

トルデルニーク

焼きたてのトルデルニークプラハに行くと、あちこちで見かける丸い筒型の焼き菓子、トルデルニーク。
お城に向かう階段の途中にトルデルニークのお店があったので、一個買ってみました。
長い金属の棒に生地をぐるぐる巻いて焼き、グラニュー糖をまぶしたお菓子です。
ちょうど焼きたてが出来たところで、ほかほかのトルデルニークをいただきます。

見た目は大きくて、すごくボリュームがありそうなのですが、生地そのものは薄いので、見た目の大きさのわりにはぺろっと食べられます。
甘さもほどほどで、素朴な優しい味。
これで1個40チェココルナ(約200円)は、安い!

外はかりっと、中はほわっと

ところでこのトルデルニーク、シュクルが12年前にプラハに来た時には、まったく見たことがありませんでした。
それが、今回は本当にあちこちでよく見るので不思議に思っていたのですが、ガイドさんの話によると、もともとはスロヴァキアのお菓子だったのを、ここ数年、チェコで売り始めたのだそうです。
なるほど、だから以前は全然見たことなかったんですね。
まあ、美味しいから、いいか。笑。

BONBON

BONBONてくてく歩いていると、BONBONというチョコレートのお店を発見。
プラハでチョコレート長屋に入れなかった心残りが尾を引いてたので、ここは迷わず入ってみます。
中に入ると、ショーケースにずらっと並んだボンボンショコラ。
ひゃっほう!
ここはやっぱりおとぎの国だ!
すごくたくさん種類があった中から5つ買って、125チェココルナ(約625円)。
この手のボンボンショコラにしては、かなりお手頃価格です。

溶けたけど美味しかったセロハンの袋に入ってるだけの簡単包装。
我慢できずに早速ひとつ味見です。
1個がかなり大きくてずっしりボリューミーなので、残りは持って帰ってゆっくり味わって食べよ♪
そう思って袋から出すと、あれれ?
なんか、やわらかいんですけど?
手に持つと、完全にもう溶け始めてるんですけど?
これ、持って帰るの、無理だよね?
というわけで、手をべとべとにしながら5個全部一気食い。
この総カロリーはエントロピーを凌駕したよ。

お土産さがしに最適

チェスキー・クルムロフは、街のほとんどが観光客向けの店になっているので、あてもなくふらふら歩いても、面白そうなお店がいっぱいあります。
カフェやレストランもたくさんありますし、アンティークショップや雑貨屋など、お土産さがしにぴったり。

かわいいオーナメントがいっぱい壁はスグラフィットクルテクとピノキオがかわいいサーチライトはソフトクリームを買い食い

街全体がかわいらしい中で、お店もかわいいので、探し物がなくてもつい覗いてみたくなります。
シュクルも、母への土産に猫の絵柄のバッグを思わず衝動買いしてしまいました。

フリータイムは有効に

街の出入り口・ブディヨヴィツェ門こうして、約2時間のフリータイムが終了。
チェスキー・クルムロフは小さい街なので、街中ぶらぶら散歩にはちょうどいい時間でした。
私たちはぶらぶら散歩だけでしたが、お城の塔に登ったり、城の庭園を見たり、エゴン・シーレ文化センターに行ったり、エッゲンベルクビール醸造所でビールを飲んだりと、小さい街ながら見学スポットも多いので、フリータイムが決まっている場合は、何をするか決めてから動いた方がいいかもしれません。

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