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Jan
18
2013

阿波国一之宮・大麻比古神社に参拝

淡路島を出て向かったのは、四国・徳島県。
目指すは阿波国一之宮・大麻比古神社(おおあさひこじんじゃ)です。
木々に囲まれた境内は背後に大麻山がそびえ、自然豊かな神社は、大麻山県立自然公園に指定されているほど。
山の頂上には大麻比古神社の奥宮峯神社がまつられています。
阿波国一之宮として、古くから「おおあささん」「おおあさはん」と呼ばれ親しまれているこの神社は、他の神社にはない珍しいエピソードでも有名です。

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大麻比古神社

大麻比古神社大麻比古神社の御祭神は、大麻比古大神(オオアサヒコオオカミ)と猿田彦大神(サルタヒコオオカミ)。
神武天皇の御代に、宮廷の祭祀を司っていた忌部(いんべ)氏の子孫がこの阿波国に来て、麻や楮(かじ)の種を播いて麻布や木綿作りを伝えましたが、大麻比古大神は、その忌部氏の祖先神と言われています。
また、猿田彦大神は、天照大神(アマテラスオオミカミ)の孫である邇邇藝命(ニニギノミコト)が日本の国を治めるために高天原から降りて来る際に道案内をした神で、大麻山の峰に居た後、この神社にまつられました。
猿田彦大神は天狗のような姿をしていたということなので、山の峰に居たのも妙に納得です。

お化け楠

サーチライトとお話し中緑豊かな広い境内には、この神社の御神木とされる楠があります。
樹齢約千年、目通り(目の高さでの木の直径)8.3m、高さ22mという巨大さ。
しかも、木のうろが顔みたいになっていて、絶対、何か住んでるっぽい。
リスとか、ムササビとか、木霊とか、ミニ天狗とか...。
神社にはたいてい御神木がありますが、ここのは一段と霊力が強そうでした。
こういうのを見ると、思わず拝んでしまうのって、日本人の性でしょうか?

ドイツ橋

ドイツとの友好の架け橋この神社にある珍しいものとは、石造りの橋です。
一見、神社には不似合いな西洋風のこの橋は、ドイツ橋と呼ばれていて、日本とドイツをつなぐエピソードに彩られています。
第一次大戦中の大正6年、神社の近くにある板東俘虜収容所に中国で捕虜となったドイツ兵が約千人収容されました。
その時、所長や町の人たちは捕虜に対してとても友好的で、ドイツ兵はスポーツや音楽を楽しみ、日本で初めて第九交響曲が演奏されたのもこの収容所でした。
日本人に感謝したドイツ兵は、チーズやハムの製造法を伝え、帰国する時に友情の記念として神社の境内にある丸山公園に造ったのが、ドイツ橋です。
確かにヨーロッパ風なんですが、年月が経って古びた風情が、不思議と違和感なく馴染んでいました。

旅の神に見守られて

狛犬が「キャイーン」でかわいいこの神社は、四国八十八カ所めぐりの基点である霊山寺のすぐ隣。
近くにはお遍路姿の旅人もちらほら見えます。
隣に道案内の神がいるとは、お遍路さんも心強いですね。
ふと見ると、境内には「野生のサルに注意」の看板が。
御祭神が猿田彦大神だけに、サルも住み着きやすいんでしょうか。
お遍路さんにドイツの橋に野生のサル...。
なんでも受け入れる日本の神様の懐の深さを感じつつ、私たちも旅の安全を祈願して、次なる一之宮へ向かうのでした。

阿波国一の宮・大麻比古神社に参拝

【まとめ】 全国一之宮めぐりのすすめ

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