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Feb
13
2013

伊豫国一之宮・大山祇神社に参拝

伊予の国一之宮・大山祇(おおやまづみ)神社は、芸予諸島最大の島・大三島(おおみしま)にあります。
この日は雨でどんよりとした天気のせいで、灰色の海と空の中にぼんやりと島の影が浮かぶ幻想的な風景。
雨に煙る島々を縫って続く道は、さながら長い長い参道のような荘重さを感じさせます。
いざ、神の眠る島へ。

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大山祇神社

大山祇神社大山祇神社の御祭神は、大山積神(オオヤマツミノカミ)。
その名の通り、山の神様です。
山の神の神社だけあって、御神体は神社の背後の鷲ヶ頭山。
しかも、日本の山の神の総元締めで、富士山の神である木花開耶姫(コノハナサクヤヒメ)のお父さんにあたります。
大山積神を祀った神社は全国に一万社以上あり、有名な三嶋大社もそのひとつですが、その本拠地がこの大三島にある大山祇神社なのです。
三嶋大社といえば、源頼朝が平氏打倒の挙兵当日に参拝して源氏の再興を祈願し、その後数々の戦いで平氏を打ち破って源氏再興を成し遂げた逸話が有名。
山の神は武神でもあったわけですね。

お化け楠ふたたび

神が宿る古木大山祇神社の広々とした境内には、またまた年代物の楠の巨木があります。
この楠は、大山積神の子孫である乎千命(オチノミコト)がこの地に大山積神を祀った時の御手植えの木で、樹齢2600年と伝えられ、国の天然記念物に指定されています。
神社の御神木は立派な木ばかりですが、この木はうねうねとした巨大な幹に注連縄が張られ、霊気さえ漂ってくるよう。
2600年の間の様々な祈りがからみついているみたいです。
山の神の神社にふさわしい、荘厳な姿でした。

能因法師雨乞いの楠

お賽銭がいっぱい供えてありました樹齢2600年の乎千命御手植の楠と並んですごいのが、能因法師雨乞いの楠。
こちらは樹齢3000年、日本最古の楠で、もちろん天然記念物です。
950年ほど前、日照りで苦しんでいた伊予国の守・藤原範国の命によって、能因法師が雨乞いの歌を詠み、この楠に幣を奉ったという記述が、「金葉和歌集」にあります。
その時の歌は、これ。
天の川 苗代水にせきくだせ あま降ります神ならば神
「神よ、天降るという神にふさわしいなら、どうぞ天の川をせき止めて、苗を植える田んぼに雨を流し落としてください」という意味。
その後、伊予の国中に三日三晩雨が降り続いたと言われています。
やはりこんな立派な木には、神様が宿っているんでしょうか。

三島水軍と白鷺伝説

かっこいい白鷺中世の瀬戸内海で、芸予諸島を中心に活動した海賊、三島水軍。
瀬戸内海を行き来する船は、必ず芸予諸島の間を通らねばならず、通行料を払えば安全に航海でき、払わない者は略奪を受けたと言われています。
大山祇神社は、そんな海賊からも海の交通を守る神として篤い尊崇を受けていました。
鎌倉時代に三島水軍の将であった河野通有が、蒙古襲来の時にこの神社に参籠祈願し、三島水軍を率いて筑前に進発、神社の神使である白鷺の導きで勝利したという伝説があり、境内にはその出陣の時に通有が兜を掛けたという楠があります。
その伝説をモチーフにした白鷺の絵馬が、かっこよかったです。

国宝の島

源平の合戦に思いを馳せる宝物館大山祇神社で有名なのが、宝物館です。
中の写真撮影ができないのは残念ですが、ここの宝物館にあるのは、たくさんの武具。
鎧・兜・刀剣など、全国の国宝・重要文化財に指定されている武具の八割がここに奉納されています。
中でも有名なのが、平安時代末期の源氏の武士たちの甲冑で、源義経のような超メジャーな武将のものもあります。
甲冑というと、すぐに戦国時代をイメージするのですが、それよりもずっと古い源平の合戦のころの甲冑が残っているのにびっくり。
入館料は1,000円と、ちょっとお高めですが、この神社の最大の見どころなので、ぜひおすすめです。

伯方の塩と愛媛みかん

甘みがあっておいしい伯方の塩この大山祇神社の周辺には、道の駅やお土産屋さんがたくさんあり、けっこうにぎやかです。
シュクルがお土産に買ったのは、ローズウォーターの入浴剤と、「伯方の塩」の食卓塩。
製塩で有名な伯方島は、大山祇神社がある大三島の隣なので、塩を使った商品は充実しています。
それにしても、「ハカタの塩」って愛媛の塩だったんですね。
てっきり福岡の塩だと思っていました。笑。

デコポンとはるか神社の駐車場で目についたのが、みかん売り。
さすが愛媛は「みかん県」だけあって、いろんな品種のミカンを見かけることができます。
「デコポン」は知っていますが、もうひとつの「はるか」というのは聞いたことがない品種なので、売り子のおねえさんに聞いてみると、グレープフルーツよりもっと甘くて、カットして食べるとか。
1ネット150円という安さもあって、物は試しに買ってみました。
実際に食べてみると、確かに酸味が全然なくて食べやすいのですが、全体に水分が無くてパサパサ。
値段的に、きっと規格外品の投げ売りなので、いまいちだったのはそのせいかな?

四国一之宮めぐり完了

四国一之宮めぐり達成まるで「水曜どうでしょう」の四国八十八ヶ所巡りのようなラリーでしたが、たくさんの神々の保護のおかげで、四国一之宮めぐりは無事終了。
新潟からはすごく遠く感じていた四国でしたが、なんと2日で回ることができました。
ラリーのスタート伊弉諾神宮で新調した御朱印帳も、順調に御朱印が増えてきて、ますます先が楽しみです。
こうして、はじまりの国から始まった一之宮ラリーは、四国を出て次なる一之宮を目指し、再び本土に上陸するのでした。

伊豫国一の宮・大山祇神社に参拝

【まとめ】 全国一之宮めぐりのすすめ

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