Home / 中国四国旅行記 / 壇ノ浦古戦場の公園で下関ダイジェスト観光

Feb
25
2013

壇ノ浦古戦場の公園で下関ダイジェスト観光

新潟よりはるばるやって来た本州の西の果て下関。
長門国一之宮・住吉神社に参拝して旅の目的は達成しましたが、またとないかもしれない機会なので、ちょっとは下関を観光して帰りたい。
そこでやってきたのが、関門海峡を望む「みもすそ川公園」。
公園というよりは広場といった趣の小さなエリアですが、下関の見どころがぎゅっと詰まった、お手軽観光スポットでした。

- スポンサードリンク -

みもすそ川公園から壇ノ浦古戦場を望む

義経の八艘跳び源平合戦の最終決戦として有名な壇ノ浦の戦い。
その戦場となったのが、みもすそ川公園の前に広がる関門海峡です。
ここは「早鞆の瀬戸」とも呼ばれ、潮の流れが速く、潮流の変化の激しい海の難所。
みもすそ川公園には、壇ノ浦の戦いで源氏軍を率いた源義経と、平家軍を率いた平知盛の像があります。
義経は有名な「八艘跳び」、知盛は錨を担いだ姿で、両雄が対峙するように設置してありました。

みそすそ川公園にはタッキーの手形もありました壇ノ浦の戦いは、開戦当初は水上での射撃戦を得意とする平家軍の優勢で進んでいました。
ただでさえ陸での接近戦を得意とする源氏軍は、潮の流れに逆らう布陣だったため、なかなか平家軍に取り付くことができず、あわや敗退というところまで追いつめられます。
しかし、正午を過ぎて潮の流れが逆になり、源氏の船がやすやすと平家側の船に接近できるようになると戦況は一変。
板東武者たちは次々と平家一門に襲いかかり、これにて平氏の栄華は風の前の塵となったのでした。
悲しきかな、無常の春の風。

安徳天皇を祀る波の下の都・赤間神宮

波の下には都があるんでしょうか壇ノ浦の戦いのクライマックスといえば、安徳天皇と建礼門院の入水シーンでしょう。
みもすそ川公園から1.5kmほど離れたところには、安徳天皇を祀った赤間神宮があります。
あいにく、うまく駐車場が見つけられず、前を通っただけになってしまったのですが、幼い安徳天皇を抱いた二位尼・時子が「海の下にも都がありますよ」と言って入水したことに因んでか、社殿は竜宮城のようなデザインになっています。
また、赤間神宮は「耳なし芳一」の舞台としても有名です。
夜な夜な訪れる平家の怨霊に連れられ、芳一が平家物語を弾き語っていたのが、かつて阿弥陀寺と呼ばれた赤間神宮の墓地だとか。
そりゃあ、壇ノ浦の戦いのくだりで、オーディエンスが号泣するわけです。

下関とパリの意外なつながり

関門海峡を睨んで5門並んだ長州砲みもすそ川公園の源義経・平知盛像の隣には、関門海峡をにらんでずらりと5門の大砲が並んでいます。
これは、幕末の攘夷戦で外国船に砲撃した長州砲のレプリカ。
黒船来航以来、攘夷派の急先鋒であった長州藩は、関門海峡を通過する外国船に対し、5回に渡って砲撃します。
しかし、報復に訪れたアメリカ・イギリス・フランス・オランダの連合艦隊によって長州藩は大敗し、開国・倒幕へと方向転換するきっかけになりました。
これらの長州砲はレプリカですが、本物はパリのアンヴァリッド軍事博物館に所蔵されているそうです。
まさか、ここ下関でアンヴァリッドの名前を見るとは!
それを知っていれば、しっかり探してきたんですけどね。
5門のうちの1門は、100円を入れると煙と発射音が出る仕掛けになっています。
【関連記事】 アンヴァリッドの軍事博物館 - ゆめのりょけん

関門トンネル人道で海峡を歩いて横断

関門トンネル人道・下関口みもすそ川公園の向かい側には、関門海峡を歩いて横断できる地下道への入口があります。
その名も「関門トンネル人道」。
下関にやってきた時、うっかり通ってしまったのは自動車専用トンネルなので、歩行者や自転車・原付バイクは、こちらの地下道から九州に渡ることになります。
このあたりの事情は、「水曜どうでしょう・原付西日本制覇」を観ていた人ならご存じですね。

もちろん、私たちも歩いて関門海峡を横断してみました。
お約束の1枚通行料は、歩行者無料、自転車・原付バイク20円。
まずはエレベーターで、地下のホールに降りていきます。
人道トンネルの距離は780mで、本州・下関と九州・門司を15分で行き来できます。
トンネルの中はちょっと薄暗くて、昔の水族館の通路を歩いているような感覚です。
途中、山口県と福岡県の県境を跨いで、お約束の記念撮影。
往復1.5kmというほどよい距離のためか、ランニングやウォーキングをしている人たちがたくさんいました。
いい坂路トレーニングになりそうですね。

両方のスタンプを捺して完成下関口と門司口それぞれのエレベーターホールには、半分ずつの記念スタンプが設置してあります。
両方でスタンプを捺すと関門海峡横断記念のスタンプが完成し、これを持ってJR下関駅・JR新下関駅・JR門司港駅いずれかの観光案内所へ行くと、もれなく記念証がもらえるそうです。
しかし、観光案内所の取扱時間は9:00から18:00までで、この時点で既にノーチャンス。笑。
門司側のエレベーターで地上に上がると、和布刈神社の前に出ます。
ここで、「やった、九州初上陸!」と言いたいところだったのですが、さっき国道トンネルで門司まで行ってしまいましたから、その計画も台無しです。笑。

門司から本州を望む(2度目)

下関名物「ふく」を手軽に味わう

フグの唐揚げはぷりぷりで美味しい下関と言えば、真っ先に思いつくのがフグ料理。
まあ、こちらでは「ふぐ」は「不遇」を連想して縁起が悪いということで、「ふく」と呼ぶそうですけど。
せっかく下関に来たからには、ふぐ刺しとかふぐ鍋とか贅沢は言わずとも、何らかフグ料理を食べれないかと思っていたのですが、残念ながら、みもすそ川公園の周辺ではそういう機会がありませんでした。
しかし、広島に向かう途中の山陽道・下松SAでチャンス到来。
この下松SAにあるショッピングコーナーでは、選んだ海産物をレストランで調理してもらって、その場で食べることができるのです。
まさしく、今の私たちにぴったりのサービス!
もちろん、海鮮市場にあったフグの唐揚げを調理してもらい、熱々プリプリの唐揚げを味わっておきました。

Fit本州縦断ドライブも達成

こうして、わずかな時間ながらも、なんだかんだで下関の魅力をひととおり体験することができました。
我が家のフィット君も、4年越しの青森~新潟~下関の本州縦断ドライブを達成し、新たな勲章を手に入れたことですし。

愛車Fitで本州縦断成就

これにて今回の西日本ラリーの旅も復路へと突入。
下松SAで3度目の給油を済ませたら、翌日の安芸宮島・厳島神社に備え、広島へと車を走らせていきます。

- スポンサードリンク -

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Comments:0

Comment Form

コメントは管理人の承認後に公開されます。

Information
  • twitter
  • rss
  • はてなブックマーク
  • Instagram
カテゴリー
タグクラウド
記事への反応

back to top