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Mar
28
2013

備中国一之宮・吉備津神社に参拝

一之宮ラリーも広島県から岡山県に入り、いよいよ終盤に突入です。
古代の大国・吉備の国が四つに分かれたうちのひとつ、備中の国の一之宮は、吉備津神社。
元がひとつの国だけあって、広島の備後国一之宮と神社の名前も同じですが、岡山の吉備津神社は、広島とは全く趣の違う神社でした。
「三備一之宮」と称される備中国一之宮・吉備津神社を紹介します。

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吉備を代表する神社

吉備津神社の祭神は大吉備津彦大神で、広島の吉備津神社と同じ。
キビツヒコは、温羅(うら)という悪者を退治して吉備の国を平定した神で、社伝によればこの神社は仁徳天皇が吉備の国に行幸なさった時(5世紀頃)に創建されたということです。
しかも、この神社は、備前・備中・備後の「三備一之宮」を名乗っており、備後国一之宮の吉備津神社の宮司さんも、「この神社は、備中の吉備津神社を勧請した」とおっしゃっていました。

吉備津神社の拝殿

広島の吉備津神社はいかにも地元の人の神社という風情でしたが、こちらは広い駐車場に土産物屋さんがあったりして、地元以外にもたくさんの人が来る神社という感じです。

日本で唯一の本殿を拝む

この神社がいかにも三備一之宮にふさわしいと思えるのは、堂々たる風格の本殿です。

吉備津造りの本殿

千鳥破風(屋根についている三角形の部分)が二つ並んだ「比翼入母屋造り」と呼ばれる建築様式で、特にこの神社の本殿は「吉備津造り」と言われ、日本で唯一のもの。
現在の本殿と拝殿は室町時代に再建されたもので、国宝に指定されています。
拝殿と本殿は階段でつながっていて、拝殿からは破風の並びは見えないので、お参りした後は拝殿に向かって左側に回って、二つ並んだ美しい破風を眺めてみてください。

梅の廻廊を歩く

拝殿に向かって左側から破風を眺めた後は、拝殿に向かって右側に回ってみます。
そこに続くのは、長い長い廻廊。

360mの廻廊

本殿と南の本宮社をつなぐ廻廊は、天正7年(1579年)に再建されたもので、全長360mもあります。
廻廊の脇には梅がたくさん植えられていて、梅の香りでむせかえるよう。
まっすぐ延びた廻廊は、上がったり下がったりの勾配があって、梅の香りの中、行先の見えない長い廻廊を歩いていると、どこか別の世界に通じているような不思議な気分になりました。

吉備津彦の鬼退治と弓道場

廻廊を歩いていくと、袴姿の若者たちがいっぱい。
どうやら、高校の弓道部の人たちのようです。

りりしい弓道姿

弓道の弓って、初めて間近で見ましたが、塗りの上に装飾があって凝ったデザインのものが多いんですね。
境内には弓道場があって、ちょうど廻廊から稽古しているのが見えました。
茶髪にピアスに化粧しているような人は一人もいなくて、爽やかでりりしい姿。
吉備津彦が温羅を退治した時に、同時に2本の矢を放ち、1本が温羅の目にあたり、そのとき流れる血が川になったという伝説があります。
弓道場があるのも、そんな伝説と関係あるのかもしれません。
由緒ある一之宮につきづきしい光景でした。

季節の写真が美しい吉備津神社のブログ

風格のある本殿、長い廻廊、高校弓道部員と、他では見られない光景を堪能できた吉備津神社。
吉備津神社は、梅以外にも、桜、あじさい、ぼたん、木蓮などたくさんの花があり、四季折々楽しめます。

梅が見頃でした

神社のブログには、季節の花々や雪景色の本殿、夕陽の影が芸術的な廻廊など美しい写真がたくさん載っているので、ぜひのぞいてみてください。
ヘッダーの巫女さんのイラスト画もかわいいですよ。
吉備津神社のブログ

備中国一の宮・吉備津神社に参拝

【まとめ】 全国一之宮めぐりのすすめ

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