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Jun
17
2013

新潟万代島美術館ミュシャ展に行ってきました

美術のことはよくわからないけど、初心者でも楽しめる美術展に行きたい!
ぶくぶく太った女の人の裸とか、どこがいいのかわけわかめな絵じゃなくて、キレイな女の人の絵が見たい!
そう思う人に絶対おすすめなのが、今、新潟市の朱鷺メッセにある新潟県立万代島美術館で開催されている「ミュシャ展~パリの夢 モラヴィアの祈り」。
ミュシャの絵は、美術初心者でも素直に感動できる美しさであふれています。
今回は、ミュシャ大好きシュクルが、大人気ミュシャ展の見どころを紹介します。

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ミュシャの絵って、どんな絵?

アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)は、19世紀末から20世紀初頭にかけて花開いたアール・ヌーヴォーの巨匠で、チェコの国民的画家。
アール・ヌーヴォーは、フランス語で「新しい芸術」の意味で、曲線や植物をモチーフにした流麗なデザインが特徴です。
ミュシャの絵の特徴を一言で言えば、とにかく美しい女性像!
美術の知識なんてなくても、華麗な装飾に彩られた女性の美しさはひと目でわかります。
ミュシャの絵はポスターや挿絵などのグラフィックアートが中心なので、難解で高尚な芸術ではなく、庶民が見て素直に感動できるものがいっぱい。
特に、キレイなもの好き女子には、好感度の高い画家だと思います。

「四季」シリーズ

ガイドなしでもわかるミュシャ展の見どころを紹介

今回のミュシャ展の展示作品は、228点。
プラハにあるミュシャ美術館の展示が約100点ですから、かなり大がかりな展覧会であることがわかります。
展示は、ミュシャの生涯と作品を6つのパートに分けて構成されていました。
それぞれの見どころを簡単に紹介します。

第1章 チェコ人 ミュシャ

ミュシャ的には珍しい油絵の肖像画をチェック。
画集などにも載っていない珍しい絵です。
特に、娘のヤロスラヴァが写実的かつ美しい。

第2章 サラ・ベルナールとの出会い

ここでの必見は、ミュシャを一晩で時代の寵児にした「ジスモンダ」のポスター。
パリで本の挿絵を描いていた地味な画家ミュシャは、偶然に大女優サラ・ベルナールの舞台「ジスモンダ」のポスター制作をすることになり、パリの街に貼られたそのポスターは大評判となりました。
以後、ミュシャはサラのポスターを次々と手がけていくのですが、ここでは、「ロレンザッチオ」「トスカ」「メディア」などの定番作品がずらり。
中でもシュクルおすすめは、背景に星を散りばめた白いドレスの「椿姫」です。

第3章 ミュシャ様式とアール・ヌーヴォー

人気ポスター作家として活躍した頃の作品を中心にまとめたエリア。
「ジョブ」「モナコ-モンテカルロ」「モエ・エ・シャンドン」「パーフェクタ自転車」などのポスターが勢揃い。
面白いところでは、細いガラスの瓶にリトグラフのラベルが貼ってある香水のセットで、中の香水もそのまま残っている珍しいものだそうです。

第4章 美の探求

ミュシャの専属印刷業者だったシャンプノワ依頼の室内用カレンダーや装飾パネルをメインに展示。
「四季」「四芸術」「夢想」など、ミュシャの女性美全開の作品が堪能できるイチオシのエリアです。

第5章 パリ万博と世紀末

パリ万博で、オーストリア=ハンガリー二重帝国のポスター制作と、ボスニア・ヘルツェゴビナ館のデザインを依頼されたミュシャは、スラヴ民族の歴史と民族愛に目覚め、以後、作品にもそれが表れます。
このエリアは、「宝石」「月と星」のようなアール・ヌーヴォー様式の美麗な装飾パネルと、ボスニア伝説の絵画とが混在していて、作風の違いがよくわかります。

第6章 ミュシャの祈り

ミュシャ後年の大作「スラヴ叙事詩」の習作や、プラハ市民会館市長ホールの壁画の習作、聖ヴィート大聖堂のステンドグラスの下絵など、民族画家的作品がメイン。
力強くて思索的な作品がいっぱいです。
芸術的にはこちらの方が成熟して深みがあると思いますが、シュクルは断然、華麗なポスターと装飾パネルの方が好みではあります。

7ブランドとのコラボグッズ

美術展の楽しみのひとつが、関連グッズ。
普段は売っていないようなグッズが手に入るので、絶対に立ち寄るべし。
今回のミュシャ展グッズの特徴は、7つのブランドとのコラボレーションです。

パンソンワークスのコラボグッズ

(1) PansonWorks
「パンソンワークス」による、ミュシャの「四季」シリーズのキャラクターグッズ。
(2) Mucha Star
星や月をモチーフにしたジュエリーが人気の「スタージュエリー」によるネックレス。
(3) マダムシンコ
行列のできる超人気スイーツ店「マダムシンコ」のオリジナルパウンドケーキ。
(4) DEICA
フレグランスブランド「デイカ」で一番人気のラ・フランスの香りのアロマディフューザー。
(5) ROOTOTE
トートバッグ専門ブランド「ルートート」の2WAYトートやトートバッグ型ペンケース。
(6) Complex Biz
「コンプレックスビズ」によるミュシャの「宝石」シリーズにインスパイアされた髪飾り。
(7) Cruciani C
本国イタリアで200万本以上の販売数を誇る、日本でも大人気の「クルチアーニC」のレースブレスレット。

どれも、ミュシャの絵をモチーフにしていたり、パッケージをミュシャの絵にしたり。
この他には、オリジナルパッケージの石鹸とか、定番もののクリアファイルが数種類ありました。
バラエティに富んだコラボグッズなんですが、個人的な意見を言わせてもらうと、ミュシャの作品はグラフィックアートなんだから、作品そのものを活かしたグッズがもっとほしいと思います。
例えば、ポスターとか、カレンダーとか、便箋とか、プラハで見つけたようなトランプとか。
ちなみに、マダムシンコは数量限定で、シュクルが行った時にはもう完売していました。
欲しい人は、早めに行きましょう。

クリアファイルとチケットホルダー

待ち受け画面ダウンロードでプレゼントをゲット

今回のミュシャ展では、来場者に素敵なプレゼントがあります。
ミュシャの画像をダウンロードして携帯やスマホの待ち受け画面に設定すると、オリジナルしおりがもらえるのです。
画像のダウンロードは、公式ホームページからでもできますし、受付にQRLコードがあるので、その場でやってもOK。
待ち受け画面を受付のおねえさんに見せれば、しおりゲットです。

「椿姫」のオリジナルしおり

図柄はサラ・ベルナールの「椿姫」のポスター。
サーモンピンクとパープルの二種類あって、期間によって色が違うようです。
新潟では7月7日までがサーモンピンクですよ。

シュクルおすすめの画集

アルフォンス・ミュシャアール・ヌーヴォー大好きシュクルが、この機会に、おすすめのミュシャ画集を紹介します。
それは、講談社の「アルフォンス・ミュシャ イヴァン・レンドルコレクション」。
その名の通り、往年のチェコの名テニスプレーヤー、イヴァン・レンドル選手のコレクション画集です。
収録数が多くてミュシャの主要作品は大体おさえてあるし、大判なのも良い点ですが、何と言っても素晴らしいのが色遣いです。
安っぽい絵葉書なんかは、妙に鮮やかで濃い色だったりするのですが、この画集に載っているコレクションはみな落ち着いたトーンで、すごく繊細な色遣いで、うっとり見つめてしまうほど。
ミュシャの画集は何冊か持っていますが、文句なしに一番の画集だと思います。

代表作を一度に味わえる魅力

今回の展示は、質・量ともに充実した内容でした。
ミュシャの場合はリトグラフが多いので、主な代表作が一同に会することが可能なわけで、これは他の油絵中心の画家ではなかなか出来ないことです。
新潟での展示は8月11日までで、その後は、松山・仙台・札幌と続く予定。
ミュシャファンなら必見ですし、特にミュシャのファンでなくとも、絶対に見て損はないと思います。
ゆめのりょけんでは、2011年にプラハを訪れた時に、本場のムハ美術館にも訪れています。
ミュシャに興味のある方はこちらの記事も読んでみてください。
【関連記事】 ムハ美術館で日本の漫画アートを考えてみる - ゆめのりょけん

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