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Jun
24
2013

「八重の桜」をたずねて会津鶴ヶ城へ

みなさんは「八重の桜」を観てますか?
我が家では、近年稀にみるほどの熱心さで観ています。
「八重の桜」の主人公は、綾瀬はるかというよりも、会津藩そのもの。
もともと幕末好きのサーチライトとシュクルですが、幕末の中でも会津びいきなのは、新潟県民だからでしょうか。
ドラマの中で日に日に悪くなっていく会津の有様は、結果がわかっているだけにつらいものがありますが、涙をこらえてがんばって観ています。
そんなせつなくも熱い「八重の桜」をたずねて、会津の鶴ヶ城へ行ってきました。

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日本唯一の「赤瓦の城」鶴ヶ城

会津藩の城は、「若松城」という名ですが、一般に「鶴ヶ城」という呼び名で呼ばれています。
私たちが子どもの頃の新潟の小学校の修学旅行は、だいたい福島でした。
で、必ず見学コースに入っているのが鶴ヶ城。
ここで白虎隊の悲劇を聞き、木刀を買ってくるのが新潟の小学生の定番です。

鶴ヶ城

鶴ヶ城は、1384年に葦名氏が黒川城として創建し、かつてはあの伊達政宗が治めていたこともある東北の要。
戊辰戦争では新政府軍の猛攻に1ヶ月耐え、ついに落城しなかった難攻不落の名城でもあります。
大きな堀に囲まれ、巨大な石垣を迷路のようにくねくねと何度も曲がって行かないと天守に辿り着けません。
さすが親藩・松平家の城です。

巨大な石垣

よく考えてみると、私たちが鶴ヶ城を訪れるのは8年ぶり。
前に訪れたのは結婚前で、ゆめのりょけんで紹介するのも初めてです。
前回との一番の違いは赤瓦。
鶴ヶ城の天守閣の屋根は、最初は黒い瓦でしたが、江戸時代に藩主の保科正之が、雪国でも割れにくいように鉄釉を塗った赤い瓦に替えます。
明治政府によって壊された天守を昭和40年に再建。
それ以後ずっと黒い瓦でしたが、再び赤い瓦に葺き替え、平成23年に完成したばかり。
戊辰戦争当時の天守に近い姿になったわけです。
白い壁に赤い瓦が映えて、もともと美しい城が一段と優雅な趣になっていました。

日本で唯一の赤瓦の天守閣

城の中は展示スペースになっていて、歴代藩主とお城の変遷や戊辰戦争の様子など、かなり充実した展示内容になっています。
いろいろ企画展があったり、ショップがあったり、観光客を楽しませようという気遣いあふれたお城だと思います。

大河ドラマ館でわくわく射撃体験

新装なった鶴ヶ城を見た後は、てくてく歩いて福島県立博物館の向かいにある大河ドラマ館へ行きます。

大河ドラマ館

「ハンサムウーマン 八重と会津博」と銘打った大河ドラマの企画展。
入り口から大混雑の人気ぶりでした。
館内は基本的に撮影禁止ですが、ときどき写真撮影ができるスペースがあります。
そんな写真撮影スペースの一つに、鹿鳴館みたいなドレス姿の美人なお姉さんがいて、会津弁で挨拶してくれました。

美人な八重さん

この方は、福島のおもてなしキャラバン隊「ふくしま八重隊」の新島八重さん。
ちょっとお酒が入ってゴキゲンなおじさんの団体に、「会津弁がかわいいねえ、もう一回言って」と絡まれてました。
いや、コンパニオンじゃないから。笑。 

中は写真撮影できませんでしたが、大河ドラマの人物紹介パネルや、衣装や小道具の展示・山本家のセットなど、いろいろ楽しめます。
中でも人気だったのが、スペンサー銃の射撃体験コーナー。
弾はもちろん無しですが、八重がいつも射撃練習をしていた山本家の射撃場の的がCGになっていて、射撃体験できます。
スペンサー銃がすごく重くてびっくり!
八重さん、こんな重い銃を撃ちまくってたんですね。
かっこいいので欲しいなあと思っていたら、土産物売り場に子ども用のゴム鉄砲を発見。
甥っ子用に一挺購入です。

スペンサーじゃなくて火縄銃だった

八重の桜ソフトクリーム

大河ドラマ館を見た後は、またてくてく歩いてお城まで戻ってきます。
この日は6月半ばにもかかわらず、30度を超える真夏日。
そうした暑さもあって、鶴ヶ城に来た時からサーチライトが目をつけていた「八重の桜ソフトクリーム」をみんなで食べます。

八重の桜ソフトクリーム

エアコンの効いた休憩場で食べるソフトクリームは、ほんのり桜の香りがして、桜餅のような和風な美味しさでした。

御薬園は癒しの空間

鶴ヶ城の後は、両親おすすめの観光スポット御薬園に向かいます。
御薬園は、鶴ヶ城のほど近くにある庭園で、江戸時代は会津藩主の保養所だったところ。
約5,100坪という広大な日本庭園は、国の名勝に指定されています。

御薬園庭園

さっきの大河ドラマ館の喧噪とはうってかわって、ここは人もあまりいなくて静か。
日本情緒たっぷりの庭園を散策していると、炎天下の暑さもほっとやわらぐ気がします。
風流な庭園ですが、戊辰戦争の時の刀傷が残っていたりして、歴史を感じさせます。

戊辰戦争時の刀傷の跡

「御薬園」という名前は、貧しい農民を疫病から救い、病気の治療や予防をしたいと考えた藩主の命で、ここで薬草の栽培を始めたことからそう呼ばれるようになったそうです。
今でも園内には約400種の薬草や草木があり、いろんな種類の薬草茶を売っているのも薬草園ならでは。
抹茶を味わえたり、秩父宮妃勢津子殿下ゆかりのティールームがあったりで、隠れた癒しの空間が御薬園です。

御茶屋御殿

「八重の桜」で注目の二人

「八重の桜」を見ていると、今まで何度となく訪れた会津も、また違った感慨があります。
特に、今回の大河ドラマでのシュクルの涙腺のツボは、綾野剛さん演じる松平容保公です。
容保公の若くて生真面目で誠実なキャラが、綾野剛に絶妙にハマってると思うのです。
話が進むにつれて悲壮感の増してくる姿が、演技とは思えないほど鬼気迫っていて、もう容保公にしか見えない!
くっきり二重の今風イケメンじゃない顔立ちが、また役に合っていて、いいと思う。

ところで、松平容保と西郷頼母は、6つしか年が離れていないって知ってましたか?
また、それよりびっくりなのが西郷頼母(西田敏行)と吉田松陰(小栗旬)は同い年。
「安政の大獄」で果てた吉田松陰を小栗旬が演じているのにかなり違和感があったので、ちょっと調べてみたら発覚した衝撃の事実。
吉田松陰って、肖像画のイメージで貧相なおじさんだと思っていたら、没年29歳なので、小栗旬でも全然問題なし。
むしろ、西郷頼母=西田敏行というのが、年齢的にはおかしいようです。
西郷頼母は里見浩太朗のイメージなので、西田敏行で問題ないと思っていましたけど、開国前後はそれほど藩の重鎮というわけではなく、若手の家老だったみたいですね。

もう一人、シュクル的に「どストライク」なのが、川崎尚之助役の長谷川博己さん。
もの静かで知性的で優しそう。
はっきり言って、超!好みのタイプです。
正直、「八重の桜」を見ているのは、尚之助さんの功績がかなり大きいです。笑。
会津編が終わって京都編になったら、容保公も尚之助さんも多分出てこないと思うので、もうドラマを見る意欲がなくなるかも...。
今回の大河ドラマにはたくさんイケメン俳優が出演していますが、この二人から目が離せません。

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