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Jul
29
2013

加賀国一之宮・白山比咩神社に参拝

加賀国の一之宮は、白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)。
霊峰・白山(はくさん)を御神体とする神社です。
標高2,702mに鎮座する奥宮は、しっかり登山しないと行けない場所ですが、登山嫌いのシュクルのような人のために、神社はちゃんと車で行けるところにあります。
ほっと安心したところで、いよいよ今回のラリーの最終チェックポイントです。

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長い表参道を歩く

白山比咩神社の特徴は、250mもある長い表参道。
石造りの一の鳥居をくぐると、その奥は杉や欅など木々が生い茂る細長い参道が続きます。

樹々に覆われた参道

緑に覆われた道は、登り坂というのか勾配の緩い石段になっていて、脇を流れる谷水も涼しげで、しばし納涼気分。
しかし、油断していたシュクルは、この参道で3ヶ所も蚊に刺されてしまいました。

イザナギとイザナミを調停した巫女

白山神社の御祭神は、菊理媛尊(くくりひめのみこと)。
ククリヒメは、国産み・神産みの夫婦神・イザナギとイザナミに関係があります。
「日本書紀」によれば、火の神の出産で無くなったイザナミを追って黄泉の国に行ったイザナギは、醜く変わり果てたイザナミを見て逃げ出し、それを追いかけたイザナミと黄泉の国の境で対峙します。
その時に、二人の仲裁をしたのがククリ姫で、ククリ姫の取りなしでイザナギはこの世に戻ることが出来たといいます。

外拝殿

あの世とこの世を結ぶ、巫女的な役割の女神がククリヒメ。
「乱れた糸をくくり整える」ことにつながり、和合の神、縁結びの神様でもあります。
白山比咩神社では、この菊理媛尊と伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)の三柱を、「白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)」として祀っています。

山の神は水の神

白山は、富士山・立山と並んで日本三大霊山のひとつで、古くから霊山信仰の聖地として人々に崇められてきた山ですが、実は水の神でもあります。
白山は、ふもとに暮らす人々にとって、生活に必要な「水」を供給してくれる大切な存在だったので、水を司る神と考えられたわけです。
また、夏でも雪が残る白く高い頂は、日本海を航行する船にとっては航海の指標となるので、海の神でもあります。

参道の清冽な水があふれる手水舎

今でも、白山の雪解け水を集めて流れる水は、手取川(石川県)、九頭竜川(福井県)、長良川(岐阜県)、庄川(富山県)の四水系になり、人々の生活に欠かせない水となっています。

新潟市民にも縁の深い神社

白山比咩神社は、実は新潟市民にも縁のある神社です。
白山比咩神社は、全国に2,700社を超える白山信仰の総本山で、新潟市の総鎮守である「白山神社(はくさんじんじゃ)」も、そのひとつ。
新潟市民ならお馴染みの神社です。
小さい頃から、どうして山がないのに「白山」なんだろうと不思議に思っていましたが、白山比咩神社の神様を勧請して祭ったからなんですね。

水の恵みに感謝

白山比咩大神は水の神・海の神でもあるので、信濃川から日本海に出る海上の要所の守り神として、また、堀を張り巡らせた水の都・新潟の守り神として信仰されたようです。
自分が小さい頃からお参りしてきた神社とつながりがあるのかと思うと、不思議な気分。
日本の神様って、やっぱりいろいろつながっているんですね。

加賀の暮らしを見守ってきた神社

白山比咩神社の参道からは、手取川が見えます。
白山の雪解け水を集めて流れる手取川は、たくさんの土砂を日本海に運び、河北潟や千里浜ドライブウェイをつくりました。
また、手取川の水によって、豊富なプランクトンが育ち、そのおかげで日本海の美味しい魚を食べることができます。
白山と手取川は、そうした能登や加賀の営みの源であり、白山比咩神社は、ずっとその営みを見守ってきたのでしょう。
そのありがたい白山の伏流水を、境内にある「くろゆりの里」でお土産に買って、今回の能登半島一周ラリーは終了のはこびとなったのでした。

加賀国一の宮・白山比咩神社に参拝

【まとめ】 全国一之宮めぐりのすすめ

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