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Sep
28
2013

越前国一之宮・気比神宮に参拝

若狭国一之宮に続いてやってきたのは、福井県敦賀市にある越前国一之宮・気比神宮(けひじんぐう)。
古くから北陸道の総鎮守として人々の信仰篤く、国からも「正一位勲一等」という最高の神階を授けられています。
気比神宮は、市街地の中心部に鎮座する一之宮ということもあって、若狭彦神社とはうってかわって賑やかな神社です。
真っ赤な朱塗りの鳥居は、奈良の大神神社、安芸の厳島神社と並んで「日本三大鳥居」のひとつ。
その朱塗りの鳥居をくぐって、晴れ間も見えてきた気比神宮に参拝です。

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海上交通と衣食住の神

東アジアへの表玄関に位置する敦賀は、大陸からの渡来人との交流の場でもありました。
特に奈良時代から平安時代にかけて、渤海からの使者が相次いで日本海沿岸に来着したので、気比の松原に渤海からの使節をもてなす松原客館を造り、気比神宮の宮司が対応にあたったと言います。
東アジアへの海上交通の要衝であった気比神宮は、海上交通安全の神として信仰され、遣唐使の安全祈願も行われていました。

外拝殿と廻廊

気比神宮の主祭神は、伊奢沙別命(イザサワケノミコト)。
御食津大神(ミケツオオカミ)ともいい、食物を司る神でもあります。
食物を「笥飯(けひ)」と言うことからも、気比の神は食物の神であることがわかります。
その他、仲哀天皇、神功皇后、応神天皇、日本武尊、玉姫命、武内宿禰命と、たくさんの御祭神が祭られていて、御神徳も、無病息災・延命長寿・武運長久・安産・農漁業・音楽舞踊・交通安全とオールマイティ。
さすが北陸道の総鎮守と言われる神社です。

立派な境内

さて、冒頭でも触れたように、気比神宮はたいへん立派な神社です。
「気比の杜」と呼ばれる緑に囲まれた広い境内には、授与処はもちろん、広い池や喫茶店もあって、豪華な朱塗りの外拝殿の脇には、廻廊がぐるりと続いています。
雨模様にもかかわらず、観光バスが乗り付けたりして参拝客がいっぱい。
新潟市の白山神社に雰囲気が似ているように思いました。

朱塗りの外拝殿

敦賀といえば原発横丁。
寄進者を書いた木札を見ていたら、電力会社のものもありました。
原発の安全を願って地元の一之宮に寄進しているのでしょうか。
最先端の技術を扱う業者も、神様に安全祈願を忘れないところに、日本的なマインドを感じました。

芭蕉の歌碑と像

境内の中で目に付くのが、松尾芭蕉の像。
「奥の細道」の旅で、敦賀に来た時に、中秋の名月を見るために気比神宮に夜参りし、そこで詠んだ句が歌碑になっていて、そばに芭蕉の像も経っているわけです。

芭蕉の像

芭蕉は、「奥の細道」の中で、気比神宮を「社頭神さびて、松の木の間に月のもり入たる、おまへの白砂霜を敷るがごとし。(境内は神々しい雰囲気に満ちていて、松の梢の間に月の光が漏れている。神前の白砂は霜を敷き詰めたようだ。)」と書いています。
芭蕉が参拝した当時の社殿は昭和20年の戦災で焼失してしまい、その後、昭和の大造営を経て現在の社殿となっています。
今も立派な神社ですが、白砂が敷かれていた当時の境内の神々しい様子も見てみたいような気がします。

合計20社を参拝して2012年は終了

これにて2012年の一之宮めぐりも終了。
2012年は、雪の中の飛騨高山から始まって、西日本往復ラリー、富士山一周SKYラリー、真夏の能登半島一周ラリー、冬の福井日帰りグルメラリーと、参拝旅行に出た回数5回、参拝した一之宮は合計20社となりました。
一之宮めぐりの地図も着々と色が塗られていって、次はどこを埋めようか考えるのがいちばん楽しい時期。
2013年も一之宮めぐりは続きますが、それはまた次回の旅行記をお楽しみに。

越前国一の宮・気比神宮に参拝

【まとめ】 全国一之宮めぐりのすすめ

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