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Nov
10
2013

柳津「円蔵寺」の紅葉が噂以上に素晴らしい

今回は、福島県柳津町の円蔵寺(圓蔵寺)で、紅葉撮影レポートです。
新潟から会津へ日帰りドライブでも紹介したように、円蔵寺は紅葉の名所としてよく知られる名刹。
そのため紅葉の季節には、ぜひ再訪しようと思っていたのでした。
折しも新しいデジタル一眼レフを買ったばかり、その実力を計るには絶好の機会です。
果たして、どんな写真が撮れるのでしょうか?

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道の駅「会津柳津」から歩いて円蔵寺へ

今回の柳津散策は、道の駅「会津柳津」からスタート。
円蔵寺には参拝者用の駐車場もあるのですが、その駐車場へ通じる小路をうっかりと通り過ぎてしまい、引き返すのも面倒だし、円蔵寺の遠景も撮りたかったので、そのまま道の駅に車を停めて、ぶらぶら歩いて円蔵寺に向かうことにしました。
この道の駅には、斎藤清美術館や無料の足湯スポットなどが併設され、駐車場も150台分の広さがあるので安心です。

魚渕を歩いて円蔵寺へ

道の駅から円蔵寺までは、只見川沿いに赤い手摺りの遊歩道があり、そこを歩いて500メートルほどです。
只見橋に架かる観月橋から、柳津の門前町をぐるっと迂回する形になりますが、基本的には一本道なので、方向音痴のシュクルでも迷うことはないと思います(思いたい)。

円蔵寺は切り立った崖の上にあります

この赤い手摺りの遊歩道周辺は「魚渕」と呼ばれ、円蔵寺の本尊・虚空蔵尊を彫った弘法大師が、刻んだ木屑を只見川に投げ入れると、たちまちウグイに姿を変えたという伝説に由来します。
魚渕は今でも天然のウグイの群生地で、そのためか「亀石」の上には水鳥がたくさん休んでいました。

仁王門の石段を上って境内へ

前回の参拝時は円蔵寺の裏手の参拝者駐車場から境内に入りましたが、今回は正門である仁王門から参拝します。
サクラの葉はみな落ちていましたが、モミジが色付いていました。

仁王門から参拝

この仁王門には、その名の通り阿吽の仁王像が門を守っていて、その一体は弘法大師の作と伝えられています。
うあー、いただかれるー。

雰囲気の良い石段

円蔵寺は切り立った岩の上に建っているので、仁王門には急な石段が待ちかまえています。
ただ、石段の数は100段ほどで、それほど長くないのが救い。
両脇の石垣にむした苔の緑が美しい石段です。

福満虚空蔵尊にお参り

境内に入ったら、本堂・菊光堂の福満虚空藏尊にお参り。
この柳津・福満虚空藏尊は、千葉・能満虚空蔵尊、茨城・大満虚空蔵尊とともに、日本三大虚空藏尊の一つとして、多くの人々の信仰を集めています。

福満虚空藏尊・菊光堂

縁起によれば、この三大虚空藏尊は弘法大師(空海)の作。
大師が唐で授かった霊木を三つに分けて海に流すと、千葉、茨城、柳津に流れ着き、それらを虚空藏尊に刻んだとされています。

可愛い表情の牛像

また、虚空藏尊は丑寅生まれの守り本尊としても知られています。
そのため、境内には牛や虎の像が多く、会津の民具「赤べこ」発祥の伝説や、牛と虎が合体した「うとちゃん」というマスコットキャラクターまでいます。
これについては前回の参拝記に詳しく書いたので、そちらも読んでみてください。
【関連記事】 新潟から会津へ日帰りドライブ - ゆめのりょけん

舞台から只見川を見下ろす

本堂の正面には、崖に迫り出すように舞台があり、これがちょうどいい展望台になっています。
眼下に見えるのは、ゆったりと流れる只見川に架かる赤い瑞光寺橋と瑞光寺公園の紅葉。

菊光堂からの絶景ポイント

一人でデジタル一眼レフを持っていたせいか、めちゃくちゃシャッターを頼まれました。
記念写真を撮るなら、月見亭の白い建物を人物で隠すように撮るといいですよ。

円蔵寺会館前はイチョウの絨毯

本堂から一段上がり、円蔵寺会館の辺りへ進むと、そこは黄色の世界。
地面いっぱいにイチョウの葉が敷き詰められ、奥には赤やオレンジの木々がこんもりと茂っています。

イチョウの落ち葉の黄色い絨毯

円蔵寺の境内は、場所によって木々の色づき方がまちまちで、紅葉シーズンの中でも見どころが分かれるようですが、今回訪れた中では、円蔵寺会館周辺が最も美しい紅葉スポットでした。

モミジのオレンジ色の世界

さらに奥へ進んで参拝者駐車場へ向かうと、今度はオレンジ色のモミジの空間。
このモミジがさらに赤く色付くとすごいことになりそうですが、落ち葉を見ると、黄色いまま落葉するのかもしれません。

庫裡のモミジが最高の写真スポット

引き返して、今度は庫裡の前を通って奥之院弁天堂へ向かいます。
円蔵寺の紅葉ベストスポットは、この奥之院へ通じるモミジの道。
柳津のポスターなどでもよく使われている風景です。

柳津の顔とも言える赤の回廊

今回はこの写真が撮りたくて柳津を訪れたといっても過言ではありません。
正直わずかに時期が早かったようで、モミジが完全に赤くなりきっていませんでしたが、露出とホワイトバランスで調整できる範囲だったので十分合格点でしょう。

もう少し遅くてもよかったかも

反対側からも一枚。
こちらはところどころ青い部分も見えますね。
この様子だと、もう1週間遅くてもよかったかもしれません。

奥之院弁天堂へ

そのまま進んで奥之院弁天堂へ。
奥之院は意外と離れた場所にあって、落ち葉の降り積もった石段を下って、しばらく歩きます。

奥之院弁天堂

茅葺き屋根の奥之院弁天堂は、室町時代に建立された貴重な建物で、国の重要文化財に指定されています。
境内には見事なモミジがありますが、こちらはまだ色づき始めでした。

門前町で「あわまんじゅう」を食べる

柳津の名物といえば「あわまんじゅう」。
180年前、相次いで襲った災害に困り果てた柳津の人たちが、「もう災害に『あわ』ないように」と願いを込めて虚空蔵尊に奉納したのが始まりで、今でも6月16日の「和菓子の日」には、虚空蔵尊に奉納したあわまんじゅうを参拝客に配っています。

柳津の門前町

円蔵寺の門前町にはたくさんの饅頭屋が軒を連ねていますが、仁王門の隣で勢いよく蒸気を噴き出していた「香月堂」さんに寄ってみました。
1個90円で、ばら売りもしてくれます。
渡された饅頭はまだホカホカ。

できたてホカホカのあわまんじゅう

あわまんじゅうは、粟ともち米を混ぜた黄色い生地で餡を包んだ饅頭で、つぶつぶで柔らかい食感は、饅頭というより桜餅に似ています。
餡が甘すぎないのも特徴で、2個くらいぺろっと食べられますね。

紅葉の見頃は文化の日の前後1週間

今回、柳津を訪れたのは11月8日。
仁王門の目の前にある観光案内所で紅葉の見頃を聞いてみると、「今がまさに見頃です」という答えの後に、「文化の日の前後1週間が目安です」と教えてくれました。

いい写真がたくさん撮れました

新潟市から柳津までは70km。
磐越道を使えばわずか1時間ですし、国道49号線なら阿賀野川ラインの紅葉も一緒に楽しめます。
今回はどんより曇っていたのが少し心残りでしたが、晴れているといっそう美しい景観になると観光案内所の人も言っていました。
秋の晴れ間に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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