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Nov
13
2013

神社めぐりが楽しくなる!「日本の神話と神様手帖」

今年、20年ぶりの式年遷宮を終えた伊勢神宮と、60年ぶりの大遷宮を終えた出雲大社。
普段はあまり神社に行かなくても、この機会に参拝しようと考えている人は多いと思います。
ゆめのりょけんでは全国一之宮めぐりを続けていますが、神社に行っていつも思うのは、神様についていろいろ知っていた方がおもしろいということ。
そんなわけで今回は、神社参拝の相棒にぴったりのオススメ本、秦まゆなさんの「日本の神話と神様手帖」を紹介します。

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神様の名前を知ろう

ある日、あなたの家のチャイムが鳴りました。
ドアを開けると、見知らぬ女性。
「ここに来ると恋人ができるって聞いたんで、よろしくお願いします!」
あなたは当惑して答えます。
「え、どなたをお訪ねですか?」
「いや、名前は知らないんですけど。よろしくお願いします!!」
女性はそう言って、頭を下げると帰っていきました。

これは今回紹介する「日本の神話と神様手帖」の前書きにあった内容。
これを読んで、どう思いますか?
「なに、今の人、すっごく失礼!(激おこ)」ってなるんじゃないでしょうか?
これを読んで、私もどきっとしました。

私たちが神社にお参りするとき、こういうことを平気でしていませんか?
縁結び、パワースポットなどという言葉で頭がいっぱいになってしまって、そこにお祀りされている神様のことなど、すっかり抜け落ちてませんか?
神様だって、自分のことをきちんと知ってくれて、それで手を合わせてくれた方がご気分がいいんじゃないでしょうか。
秦さんは、そんな気持ちから神様を知ることをすすめています。

神話と御利益の関係は?

神社には、それぞれ違った御利益があります。
縁結びだったり、交通安全だったり、安産だったり、学問上達だったり。
それぞれの神社でご利益が違うのは、祭られている神様の神話での役割が違うから。
例えば、天孫ニニギノミコトが天から地上に来るときに道案内をしたサルタヒコは、道の神・旅の神であり、私たちを幸せな方向に導いてくれる神さま。
そういうことを知っていると、サルタヒコを祭った神社の旅のお守りはすごく効力がありそう。
神話を読むと、その神様がどういうエピソードを持っていて、どんな働きをしたのかがわかって、ものすごく御利益があるような気がしてくるのです。
何気なくお参りしている地元の神社でも、どんな神様がいらっしゃって、その神様が神話の中でどんなエピソードを持っているのか知ると、お参りにもいっそう気持ちがこもると思います。

神様をキャラ化してみる

もうひとつ、この本のいいところは、神様がイメージしやすくなるということです。
例えば、教会に行くと聖母マリアやキリストや聖人の石像や絵が飾ってあるし、お寺に行けば仏像や仏画があるので、どんな姿かすぐにわかります。
でも、日本の神社は、御神体が山だったり鏡だったりして、人間の形をした神様の像がないので、どんな神様なのかがなんだか漠然としています。

この本は、日本昔話風のイラストがあるので神様のイメージがつかみやすい。
また、文がわかりやすくて、ところどころに著者の感想やツッコミが入っているのも面白いのです。
「胸の前に垂れ下がるほどのあごひげを生やし、『お母さんに会いたいよう』と激しく泣きじゃくっている男......。いやですよねえ。恋人はおろか、友達にもなりたくないですよねえ」とか。
ちなみに、これはスサノオノミコトのことです。
さすが、神話界の嫌われ者スサノオ、ひどい言われようです。笑。
でも、そんな風に神様のキャラづけができると、神様にもっと親近感がわくんじゃないでしょうか。
私たちもあちこちの神社の参拝記で一番書きやすかったのは、「東方」で神様のイメージ作りができていた諏訪大社です。
神様のイメージがなかったら、きっと参拝して終わりだったと思います。

神様に会いに神社に行こう

私たちの祖先が、はるかな昔から祀ってきたたくさんの神様たち。
その神様たちは、神話の中だけの存在ではありません。
たとえ姿は見えなくても、神社に行けば、境内のあちこちに今でも神様の息吹を感じることができます。
この本で神様の名前と神様の活躍を知ったら、きっと神社に行って神様に語りかけてみたくなりますよ。

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Comments:6

arago 2014年1月22日 21:37

お久しぶりです。2年前パリの記事ですっかりファンになった私です。

全国一ノ宮をまわってらっしゃるとの記事から、この記事へ導かれました。この本早速注文させていただきます:)

それにしても、本当に旅行お好きですね:)
うらやましいです。
私が読むスピードより、新しい記事のアップのほうが速くて、なかなか追いつけませんが、おかげさまで自分はなかなか旅行に出られなくても一生退屈せずに過ごせそうです。

これからもよろしくお願いします:)

シュクル 2014年1月24日 00:53

aragoさん、こんにちは。
一之宮めぐりは、パリと違って地味な旅行なので、こうしてコメントいただけるとうれしいです。
「古事記」はいろんなタイプの本があって、今ちょっとハマっているので、いずれ特集記事にしようかと思っています。

最近は大きな旅行に行く時間がないのですが、プチ旅行でも旅行記にすると書くことがいろいろあって、書いている間にまた新たな発見をしたりします。
楽しみに読んでくださる方がいると思うと旅行記を書く励みになります。
こちらこそ、これからもよろしくおつきあいください。^^

秦まゆな 2014年4月17日 16:04

拙著を御紹介いただき、ありがとうございます。
楽しんでいただけて、うれしいです。
ひとりでも多くの方に、日本の神様と仲良くなってもらえるよう、
これからも活動していくつもりです。
日本中どこに行ってもあるのが神社。
神様と仲良くなっておけば、旅ももっともっと楽しくなりますよね。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

シュクル 2014年4月18日 00:12

秦さん、はじめまして。
まさか、著者ご本人からコメントいただけるとは!
びっくりしています。
最初は何気ない気持ちで始めた一之宮めぐりですが、神社について調べていくうちに日本の神様のことをもっと知りたくなり、神様を知ればまた神社に参拝に行きたくなって、今ではすっかりライフワークになりました。
神社に参拝すると、いつも神様のいるありがたさを感じます。

「日本の神話と神様手帖」は、一之宮めぐりの記事を書くときにいつも参考にさせていただいています。ありがとうございます。
一之宮めぐり、まだまだ続きます。
今後とも、「ゆめのりょけん」をよろしくお願いします。

秦まゆな 2014年4月18日 23:21

シュクルさん、こんばんは。
一之宮めぐりも楽しいですよね。
私も先日、大阪に行ったついでに、
摂津、河内、和泉の一之宮を制覇してきました。

さて、事後報告になってしまい恐縮ですが、
私のfacebookでこちらの記事をご紹介させていただきました。
もしfacebookをやっていらっしゃったら、
お友達申請など、いただけると幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

シュクル 2014年4月19日 01:31

秦さん、こんばんは。
facebookで紹介してくださったとのこと、重ね重ねありがとうございます。
残念ながら、私たちはfacebookはやっていないのです。すみません。
いずれ始めたら、その節にはぜひよろしくお願いします。

ところで秦さん、大阪に行かれたのですね! なんという偶然!
摂津、河内、和泉の一之宮は、私たちも先月参拝に行ってきたばかりなんです。
近々記事にする予定ですので、また覘きにきてください。

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