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Feb
19
2014

国宝4城めぐり・犬山城に行ってきた

名古屋に行ったらぜひ訪れたいと思っていたのが、愛知県犬山市にある犬山城。
愛知の城といえば、金のシャチホコ・名古屋城を思い浮かべる人が多いでしょうけど、名古屋城は復元天守の国指定重要文化財。
一方、犬山城は、日本に12しかない現存天守の一つで、姫路城・彦根城・松本城と並ぶ国宝指定の城郭です。
2011年に訪れたブラックキャッスル・松本城で、国宝4城にすっかり魅了された私たち。
今回は、国宝犬山城の見所を紹介します。

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犬山城の歴史

犬山城は、戦国時代の1537年に、織田信長の叔父・織田信康が築城した城です。
以降、いくつかの城主を経て、江戸時代に尾張徳川家付家老・成瀬正成が入城すると、成瀬家が代々受け継いで幕末を迎えます。
明治維新で廃城となり、天守を除く大部分は取り壊されて公園になりましたが、明治24年の濃尾地震で大きな被害に見舞われたことで、天守修復を条件に旧城主の成瀬氏に譲渡され、それから近年まで個人所有の城として有名でした。
余談ですが、「ギャラリーフェイク」4巻に登場する「春山城」は、おそらく犬山城をモデルにしたものと思われます。
2004年に犬山城天守および成瀬家文化財を保護するための「犬山城白帝文庫」が設立されたことで、現在はその所有となり、管理は犬山市がおこなっています。

木曽川を望む「白帝城」

犬山城の別名は「白帝城」。
「白帝城」といえば、三国志の劉備玄徳が死去した城として有名ですが、長江流域の丘上にある白帝城と、木曽川沿いの丘上にある犬山城の佇まいが似ていることから、江戸時代の思想家・荻生徂徠が命名したそうです。

木曽川の白帝城

東海北陸道・岐阜各務原ICから国道21号経由で犬山城に向かうと、木曽川に架かる犬山橋から、丘の上の天守を望むことができます。
あれ? でも、よく見ると、なんだか嫌な予感が...。

観光案内所でパンフレットをもらう

犬山城の近くの第1駐車場に車を停めて、そこから5分ほど歩いて犬山城に向かいます。
犬山城の前に観光案内所があったので、そこで観光パンフレットをゲット。

わん丸君とロンブー淳

観光案内所の隅っこには、犬山市の公式キャラクター「わん丸君」と、ロンブー田村淳さんの等身大写真パネルがありました。
ロンブー淳さんの城好きは有名ですが、中でも一番のお気に入りが犬山城だとか。
犬山城には10回近く足を運んでいるそうで、「犬山市観光特使」にも任命されています。
係員さんによれば、ここでみんな記念写真を撮っていくそうですが、こういうのは城をバックに撮れるところに置くべきじゃないのかな?

石畳を歩いて入城

犬山城前広場から、石畳の坂道を上って城内に入ります。
坂は緩やかですが、石畳がごつごつしていて、注意して歩かないとグキッと足を捻挫してしまいそう。
城内の木々はほんのり色づいていましたが、紅葉と呼ぶにはまだ早い状態でした。

石畳の坂道を上る

犬山城の石垣は、「野面積み」で積み上げられています。
これは自然石を加工せず、そのまま積み上げるので、石の形に統一性がなく、表面もでこぼこです。
戦国時代にできた城には、こうした石垣が多いようですね。

苔むした石垣

本丸門の前にチケット売り場があり、ここから先に進むには入場券が必要になります。
入場券は大人500円。
これがあると城下町の「城とまちミュージアム」にも入館できます。

天守に上る

本丸門で入場券を見せて、いよいよ本丸に入ります。
が、なんと、改修工事中でフェンスのようにそびえ立つ白いシートが!
やっぱり、さっき犬山橋から見た時、天守に足場が組まれてるように見えたんだよね...。
あーあ、これじゃあ、写真が台無しだあ...。

工事中のシートががっかり

とはいえ、せっかく来たので気を取り直して天守に上ってみます。
城の入口で靴を脱いで、急な階段を上って天守の中へ。
以前訪れた松本城もそうでしたが、現存天守の階段は、階段というより梯子のような急勾配なので、上り下りが大変スリリングです。
しかも、足下だけならまだいいんですが、長押も低いので頭をガチンとやりそうで頭上も怖い。
このあたりはさすがに迎撃要塞です。
とはいえ、犬山城天守は三層しかないので、五層の松本城天守に比べたらずいぶん快適でしたけど。笑。

天守内は展示室

天守の中は、鎧や屏風などの展示室になっています。
特に鎧は外国人観光客に大人気で、超ハイテンションで写真を撮っていました。
ここにレプリカの刀と兜があったら、すごい喜ばれそう。

天守最上層から木曽川を望む

そんなわけで、天守最上層からの眺望です。
正直、なんてことのない眺望だと思うんですが、こちらも外国人が大はしゃぎしていたのが印象的でした。
それを見ていて思ったんですが、確かにこの風景がどこのものかといったらジャパニーズですよね。
どう見てもパリではない。
見えるのは無表情な橋やマンションだし、パーツパーツに日本らしいものは何一つ見えないのに、全体としてちゃんと日本の風景になっているのは、よく考えると不思議です。
私たちがパリで写真を撮っていた時も、パリの人たちは不思議に思ってたんでしょうか?

犬山城下町でソフトクリームを食べる

犬山城前広場から犬山駅にかけては、城下町が広がっています。
近年、美観整備に力を入れているようで、飛騨高山や倉敷のような観光客向けの店が軒を連ねていました。
ただ、予定の時刻を過ぎていたので、のんびり町歩きを楽しんだりはできないのがラリー旅の悲しいところ。
先ほど紹介した「城とまちミュージアム」も、外から眺めただけでスルーです。

犬山城下町

そんなあわただしい中、私たちの目に飛び込んできたのは、「守口漬ソフトクリーム」の文字。
守口漬というのは、守口大根という細長い大根を酒粕で漬け込んだ、まごうことなき漬物です。
これまで日本各地でご当地ソフトクリームを食べてきたゆめのりょけんですが、この発想はなかった。
そして見つけてしまった以上、食べろというのは天命なのでしょう。

意外と美味しい守口漬ソフト

感想は、どうして漬物なんかソフトクリームにしたし...。
そんな狂気に満ちた味をブログ的には期待していたのですが、ほんのり塩味の効いたキャラメルソフトといった感じで、意外や意外、美味しかったです。
みなさんも名前のインパクトに物怖じせず、ぜひ味わってみてください。

城下から見た犬山城

そんなわけで、犬山城の観光所要時間は1時間くらい。
さらに城下町をゆっくりまわって合計2時間というところでしょうか。
松本城あたりと比べると小ぢんまりとした城ですが、それだけ見所がぎゅっと凝縮し、密度の濃い城という印象でした。
一般的にはそれほど知名度のない城だと思いますが、近くを通った時にはぜひ足を延ばしてみて下さい。

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