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Apr
11
2014

世界フィギュア選手権2014・女子ショート観戦記

いよいよ女子ショートの観戦です。
みなさんご存知の通り、ソチ五輪ではショートでミスを連発し、「自分でも終わってみて、まだ何もわからないです」と答えるのが精一杯だった浅田真央ちゃん。
今回の世界選手権では、真央ちゃんが納得のショートプログラムを演じてくれることだけが、シュクルの願いでした。
結果は、完璧な演技で歴代世界最高得点。
あの時、現地で味わった感動を、ありのまま綴ってみたいと思います。

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女子ショートプログラム開演

埼玉スーパーアリーナに着いたのは、ちょうど女子ショートが始まる頃。
すごく上の席だったのでちょっと心配しましたが、遮るものが何も無くて、小さくても選手の動きはよく見えます。
そして、テレビで見るよりも、滑っている時の音楽がすごーく大きいのにびっくり。
テレビでは音を絞っていると聞いていましたが、ほんとにそうでした。
第1グループや第2グループのあたりは、まだ会場の雰囲気ものんびりモードで、第3グループが終わった頃に大事をとってトイレタイム。
と思ったら、同じことを考えてる人がたくさんいたのか大行列で、戻ってきたらもう第4グループは半分くらい終わってました。
凱旋門賞か、ここは。

ソチ五輪の失敗を超えて

この日のショートプログラムには、特別な思い入れがありました。
集大成と位置づけたソチ五輪のショートで、まさかの大失敗。
正直、トリプルアクセルで失敗するのは仕方がないと思ってました。
女子では着氷するだけでもすごい超絶高難度のジャンプに挑戦するんですから。
でも、他のジャンプまで失敗するなんて、まったく想定外。
16位という順位もショックでしたが、それよりも、真央ちゃんの茫然自失の表情の方がショックでした。
そもそも、ショパンの「ノクターン」は、真央ちゃんがシニアデビューした時と同じ曲で、ファンの思い入れもひとしお。
真央ちゃんが試合でノクターンを滑るのは、おそらく今日が最後になるでしょう。
ソチの失敗を払拭できるよう、順位はどうでもいいから、満足のいくショートプログラムを滑りきってほしい。
祈るような気持ちで真央ちゃんが登場するのを待っていました。

奇跡のショートプログラム

第4グループが終わると、いよいよリンクの端に第5グループの選手たちの姿が。
真央ちゃん発見!
あああああ、まおちゃんだあああああ!
もう、そのころから、場内騒然。
「まおちゃーん!」の掛け声が会場中から聞こえます。
女性の声、男性の声、小さい子どもの「まおちゃん、がんばってー!」という声も止まず。
6分間練習の間もずっとあちこちから声援が聞こえて、ジャンプが決まると歓声と拍手。
日本人選手3人が同じグループだったので、「あっこちゃーん!」「かなちゃーん!」という掛け声も聞こえます。
はあああああ、緊張する!
手に汗がああああ。

6分間練習が終わって、競技再開。
真央ちゃんが第1滑走です。
声援が一層大きくなって、すごい。
ああ、もう心臓がばくばくして口から出そう。
別に、優勝とか点数とかどうでもいいから、少しくらいミスしてもいいから、真央ちゃんが笑顔になれるような演技であってほしい。
神様、お願いします。
そう祈りながらタオルをにぎっていると、もう涙がにじんできてやばい。

ポーズをとる真央ちゃん。
水を打ったように静まりかえる場内。
ものすごい数のカメラマンのシャッターの音。
ピアノの音が流れる。
真央ちゃんが滑り始める。
会場中が息をつめて真央ちゃんを見つめる。
最初のトリプルアクセル。
神様、おねがい!!!!
決まったあああああ!!!!!
場内爆発!
ものすごい大歓声!
涙がぶわわわわわと溢れてきた。
トリプルフリップ、決まった!
わああああ、よかったあ!
またまた大歓声!
スピン、速い速い!
トリプルループ、ダブルループのコンビネーションジャンプ、決まった!
やった、ジャンプ全部決まった!
場内、もうなんだかわからない歓声と拍手。
ステップ、顔は見えないけど、真央ちゃんがすごくのびのび滑ってるのがわかる。
体が嬉しそうに滑ってるのがわかる。
ノクターンのピアノの調べがそのまま真央ちゃんの体と一体になってなめらかに流れていく。
きれい...。
にんげんじゃないみたい。
妖精? 天使?
涙が、涙がぼろぼろと。
最後のスピン、上から見てると、回転が少しゆっくりになって、またきゅるるるっと速くなって、もう、音楽にぴったり合わせて回転してるのがわかる。
すごいボディコントロール。
すごい...。
スピンの途中からまた歓声と拍手で、最後のポーズを決めた瞬間に大爆発、大歓声、大拍手!

会場中がスタオベ、雪崩のように階段を降りる人の群れ、降るような花、花、花。
もう、涙腺決壊で、涙があふれてとまらない。
場内のモニターにスローリプレイが映し出される。
あああ、最後のビールマンスピンで真央ちゃんが笑ってる!
いつもビールマンの時は苦しそうな顔なのに。
それ見たら、また涙がぼろぼろぼろぼろ。
場内、また大歓声。
まおちゃああああん!

「スコア、プリーズ」「あさださんの得点です」
ぴたっと静まりかえる場内。
どきどきどき。
「78.66」
わあああああああああああ!
場内、また大爆発!
やった、まおまお、やったよ!
また涙があふれてきた~。
ずっと息をつめて見てて、鼻水もすすっちゃいけないと思ってたので、「げふっ」とか変な声出た。笑。

祈りと歓喜の夜

真央ちゃんの演技で会場のボルテージがMAXに上がって、その後はその雰囲気に後押しされるように、すばらしい演技続出。
特にすばらしかったのが、カロリーナ・コストナー選手。
「優雅」という言葉は、この滑りのためにあると思うくらい、美しかった。
美しすぎて、ためいき出た...。
リプたんのキャンドルスピンもすごかったけど、滑りのなめらかさでは、真央ちゃんとカロは別格でした。
カロは、「すいーっ、すぅーー」って感じで、真央ちゃんは、「ふわっ、つるるん」って感じ。
この「滑ってる」感じは、テレビでみるよりずっとよくわかります。
そして、会場の一体感。
みんなの祈りや喜びがひとつに溶け合って、大きなエネルギーになっている。
愛あふれる、すばらしい夜でした。
あの時、あの場にいられた幸せに感謝。
神様、ありがとう。
真央ちゃん、ありがとう。

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Comments:2

higuaya 2014年4月14日 01:24

シュクル様こんばんは。
ショートの記事、一言一言に共感しました。カロリーナのうまさと、浅田さんのうまさって、ちょっと違うんですよね。分かります。どっちもうまくて、どっちも良いんですよね。
それから、記事と関係なくて恐縮ですが、
日本橋高島屋で開催中の浅田選手の展示会、すばらしかったです…!衣装はノクターンもラフマオも、メダルはこのワールドのも展示されていました。泣きました。(不審者…)
機会があれば是非ご覧いただきたいと思いました。

シュクル 2014年4月14日 02:10

higuayaさん、コメントありがとうございます!
共感いただき、すごく嬉しいです!
ありのままを書いたので、なんだか壊れてる人になってますが、ほんとにありのままです。笑。

高島屋の浅田真央展、行かれたのですね。うらやましい! 
すばらしいと評判ですよね。ソチのフリーの映像が流れてて、泣いてる人も多いとか。
higuayaさん、全然不審者じゃないですよ! 私も、多分、行ったら泣いてます。自信あります。笑。
今のところ見に行くのは厳しいんですが、すごく見に行きたくて、なんとかならないか煩悶中です。

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