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Sep
19
2014

銚子電鉄で観光とグルメを味わう「ゆる鉄旅」

前回の続き、銚子電鉄全駅乗下車の後編です。
早朝から動き始めたこともあり、ここまではサクサク順調に進んできた銚子電鉄の旅ですが、8:00を過ぎると電車の本数も少なくなるので、ここからは比較的まったり進行。
鉄旅バイブル「鉄子の旅」なら、駅舎を味わいながら時間を潰すのが正しい作法ですけど、それだと私たちニワカ鉄にはハードルが高いので、周辺の観光やグルメを楽しみつつ、全駅乗下車を目指します。
幸い、残った駅は、銚子の観光名所が多いところ。
そんなわけで、外川駅から8:09の上り線に乗って、2つ手前の君ヶ浜駅から再開です。

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君ヶ浜駅で猫の駅長「きみちゃん」に出会う

君ヶ浜駅に到着したのは8:14。
次の電車は8:25の下り線なので、ここでは11分の待ち時間です。

君ヶ浜駅

君ヶ浜駅は、凱旋門を模した白亜のアーチが出入口になっているイタリア風駅舎。
しかし、「鉄子の旅プラス」でも触れられていたように、2007年2月にアーチ上部が撤去され、今は柱だけの姿になっています。
ゆく河の流れは絶えずして。

猫の駅長「きみちゃん」

君ヶ浜の駅を出ると、銚子電鉄の各駅に設置された電光掲示付自動販売機の隣、「ヒゲ田しょうゆ」のベンチの上に、茶トラの猫が眠っていました。
これは君ヶ浜駅の猫駅長「きみちゃん」。
銚子電鉄サポーターのかたが世話をしているらしく、君ヶ浜駅の名物猫のようです。
どうやら人には慣れきっているようで、電車を待つ11分の間、身じろぎもせずずっと眠っていました。

犬吠駅は銚子電鉄最大の観光駅

続いて8:28には犬吠駅に到着。
犬吠駅は、これまでの駅の中では最も大きなポルトガル風駅舎。
多くの観光客が乗り降りする銚子観光の拠点駅なので、売店やトイレなども充実しています。

犬吠駅

このまま駅で電車を待てば8:42の上り線があるわけですが、せっかく銚子観光の中心地までやってきたので、ここは1本パスして犬吠崎の灯台を目指すことにしました。
犬吠駅から灯台までは、歩いて10分ほどの距離です。

犬吠埼灯台

犬吠埼の灯台は2008年に一度訪れています(犬吠埼灯台で銚子の風に恐怖する)。
その時は海から吹きつける強風で、まともに立っていられないほどでしたが、今回はいたって穏やか、青空に白い灯台がよく映えます。
銚子って風が吹かない時もあるんだ。笑。

犬吠埼灯台の上から水平線が丸く見える

前回は強風で見学休止だったので、今回はちゃんと灯台に上がってみました。
灯台の見学料は200円。
99段の階段をぐるぐる登って、高さ27メートルの灯火展望台に出ると、眼下にはゴツゴツした岩肌と太平洋の広々とした眺望。
おー、ちゃんと水平線が丸く見える。

国産第一号灯台用大型レンズ

灯台の隣には資料館があり、犬吠埼灯台の歴史や文化価値を学ぶことができます。
この資料館の目玉は、福岡県「沖ノ島灯台」で使われてきた「国産第一号灯台用大型レンズ」。
まるでガラス細工のような大型レンズの存在感は、別に灯台にまったく興味がなくても一見の価値がありました。
犬吠埼灯台資料館は、灯台の見学料200円を払っていれば、自由に入場できます。

銚子名物「ぬれ煎餅」の実演販売

犬吠埼灯台の見学を終えて犬吠駅に戻ってくると、駅の売店も開店していて、観光客で賑わっていました。
銚子電鉄の一日乗車券「弧廻手形」には、銚子名物ぬれ煎餅の1枚サービス券が付いているので、ここ犬吠駅で交換してもらいます。
2006年に銚子電鉄が経営困難に陥ったとき、廃線の危機を救ったのがこの「銚電ぬれせん」。
犬吠駅ではぬれ煎餅の手焼き体験をすることもできます。

「鉄子の旅」のヘッドマークイラスト

ぬれ煎餅を食べながら売店で発見したのが、「鉄子の旅」のイラスト。
銚子電鉄では、2007年から2011年まで、銚子電鉄応援企画として菊池さんがデザインした「鉄子カラー」の車両が走っていました。
これはきっとその時のヘッドマークですね。

ゆる鉄ミュージアム

犬吠駅の2階では、写真家・中井精也さんの「ゆる鉄」写真展をしていました。
中井さんの著書「デジタル一眼レフカメラと写真の教科書」シリーズは、日本一売れているカメラの本。

世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書
世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書

Amazonでも大絶賛だったので、我が家でも3冊とも揃えて勉強しました。
実は翌8月24日には、銚子電鉄で中井さんの写真講習イベントが開かれるらしく、何もなければぜひ参加したかったものの、明日は超重要な予定があるので残念です。

マジック1で仲ノ町駅へ!

そんなわけで、盛り沢山だった犬吠駅から、9:48の上り線に乗って仲ノ町駅へ。
いよいよ、「マジック1」が点灯です。

仲ノ町駅で車庫を見学

仲ノ町駅には10:02に到着。
6:27に銚子駅を出発して3時間半、これで銚子電鉄の全駅踏破を達成しました!

仲ノ町駅

この仲ノ町駅には車両が停留する車庫があり、駅舎の出札所で150円の入場券を買うと、自由に見学ができます。

「デハ1002」と「デハ2002」

この日は丸ノ内線カラーに塗装された「デハ1002」と、銚子方だけが銚子電鉄オリジナルカラーに復刻した「デハ2002」が停留していました。

日本一小さな機関車「デキ3」

また、銚子電鉄のマスコット的存在「デキ3」がいるのも仲ノ町の車庫。
日本一小さな機関車で、現在は資金不足による法定検査期限切れで引退していますが、現役時はヤマサ醤油工場に原料塩などの材料を運んでいたそうです。

再び観音駅で名物たいやきと昼ごはんを食べる

さて、あとは銚子駅に戻れば全駅乗下車の旅も終了ですが、次の上り線がやってくるのは11:22。
先に10:25の下り線がやって来るので、1つ手前の観音駅に戻り、名物のたいやきを食べて、銚子駅にゴールすることにしました。

観音駅の名物たいやき

観音駅のたいやきは、小倉あん1個130円。
最近の薄皮ブームに流されず、ずっしりとした厚皮の昔風たいやきです。
「鉄子の旅」によれば、オープンしたのは「およげ!たいやきくん」がヒットした1975年だとか。
ちなみにドールマスター氏が食べた「金目焼き(お好み鯛焼き)」は、「今まで食べたたいやきの中で一番ウマイ!」と大絶賛。
ぜひこちらも試してみてください。

飯沼観音「円福寺」

そんなわけで、このまま次の上り線に乗って、銚子駅まで戻れば綺麗に終われたんですが、1時間近い待ち時間に暇を持て余してしまい、一人で近くの「飯沼観音」まで足を延ばしてみたのが誤算の行動。
時刻表の上り下りをうっかり勘違いしたらしく、11:30に観音駅に戻ってきたら、11:20発の上り線はすでに行ってしまった後でした。
あらら、みんな、すまん。

銚子の人気店「浜めし」でランチ

次の上り線は12:35ということで、また1時間ほど暇になってしまったので、ミクスペリアで銚子の人気店を探して、観音駅近くの「浜めし」で昼ごはんを食べて帰ることにしました。
観音駅からは歩いて10分ほどの距離です。
店に到着すると満員で、空席待ちの状態でしたが、運よく並んで5分ほどでカウンター席に案内してもらえました。

刺身定食(900円)

三色丼(1400円)

それぞれ「刺身定食」「焼きサバ定食」「三色丼」「ミックスフライ定食」と思い思いに注文し、食後に感想を検討した結果、おすすめメニューは「三色丼」ということで合意。
ちなみに店を出る時には、行列がえらいことになっていました。
これ、もう少し着くのが遅かったら、危なかったな。

これにて銚子電鉄全駅乗下車終了―!!

こうして、12:39に銚子駅に戻ってきて、銚子電鉄全駅乗下車の旅も終了です。
路線総延長6.4kmを、6時間かけて回ってきたことになりますね。笑。

JR銚子駅

ただ、「鉄子の旅」では散々な言われようでしたが、全駅乗下車の旅は意外と面白かったです。
わざわざ新潟から徹夜でやってきてチャレンジした甲斐はあった。笑。

ローカル線の旅は意外と面白い

次は、桜と菜の花のいすみ電車も乗ってみたいし、「あまちゃん」の三陸鉄道北リアス線も乗ってみたいし、三段式スイッチバックで有名な奥出雲おろち号も乗ってみたいし...と、正直ちょっとハマりそうでやばい。笑。
みなさんも銚子に足を運んだ際には、ぜひ銚子電鉄全駅乗下車に挑戦してみてください。

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Comments:2

Dollmaster 2014年9月19日 22:24

今月分の濡れ煎餅まだ届いていません。
調達のご担当者の霞さん、よろしくお願いします。
お徳用のでいいですよ。

サーチライト 2014年9月21日 12:55

そんなこと言うと、
ダンボールで来るよ。笑。

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