Home / 新潟歳時記 / 弥彦山登山で「山登りはじめました」

Sep
28
2014

弥彦山登山で「山登りはじめました」

「これから、山登りするから」
夏の終わりに、サーチライトが言いました。
えー、やだやだ、サーチライトひとりで行って来ればいいじゃん。
「まあ、最初は弥彦山にするつもりだから大丈夫だよ。やっぱり全国一之宮めぐりの一環として、彌彦神社の奥宮にも参拝しといたほうがいいって」
むむむ、それは、そうかも...。
そんなわけで、9月22日、弥彦山に登ることになりました。
「あ、それから。山登り記事はシュクル担当にしたほうが面白そうだから、よろしく!」
お、おにちくー!

- スポンサードリンク -

今回の山登りギア:「山登りはじめました」

そんなことで、いきなり始まった「ゆめのりょけん山登り企画」。
実は、シュクルは山登りが大嫌い。
山登りというか、基本、アウトドアは昔から好きじゃないんですよ。
小学生の時から自他ともに認める運動音痴、反射神経なし、体力なし、持久力なし、筋肉なし。
おまけに、日焼けは絶対イヤ、虫刺されマスター、昼まで寝てるのが休日の最大の楽しみのこの私が、なぜに山登り?
そんな私に「これ絶対に共感できるはずだから」とサーチライトから渡されたのが、鈴木ともこさんのコミックエッセイ「山登りはじめました」でした。

山登りはじめました めざせ!富士山編
山登りはじめました めざせ!富士山編

インドア派・運動音痴・体力なしの超初心者=鈴木さんが、山登りにハマって行く過程をマンガにしたもので、女子登山ブームの火付け役的存在。
鈴木さんは最初に高尾山に登っていましたが、まあ、弥彦山も同じような位置づけかな。
そして最も勇気づけられたのは、「体育2」でも富士山に登れるなんて!
これを読むとアウトドア嫌いな私でも、なんとかなりそうな気がしてきます。
あれ? これって、サーチライトの術中にはまってるってこと?

山登り初心者の服装と装備

本を読んで覚悟はできたものの、今回は完全にゼロからのスタート。
リュックも無ェ、雨具も無ェ、トレッキングシューズは何者だ?の吉幾三状態。
まあ、弥彦山と言えば小学生の遠足でも登った山だし、いっそ初心者らしく、家にあった手持ちの装備で行ってみることに。
高い装備を買っても、今回で山に懲りたらもったいないし。

初めての山登り装備

《服装》
靴...ジャングルモック
トップス...綿100%のTシャツ×綿100%のUVカット長袖カーディガン
ボトムス...しまむらで買ったジャージ
帽子...家にあった普通の帽子
その他...タオルマフラー、背中用タオル、軍手
《持ち物》
バッグ...CHUMSのトラペゾイドショルダーバッグ
雨具...100円ショップで買ったビニール合羽
行動食...チョコバー、熱中症防止タブレット、ハイチュウ
水...ボルヴィック(500mlペットボトル)
昼食...おにぎり、卵焼き、ウインナーなど(後述)
カメラ...EXILIM EX-H15
その他...レジャーシート、ウェットティッシュ、スマホ、現金

今回の服装と装備は、こんな感じ。
サーチライトもだいたい似たようなものです。

彌彦神社に参拝してスタート!

さて、心の底での雨乞いも虚しく、当日の天気はすっきりした秋晴れ。
朝9:00に我が家を車で出発して、弥彦まで軽くドライブです。
ドライブだけだったら楽しいのに...。

目指す弥彦山が見えてきました

彌彦神社の第1駐車場に車をとめて、まずは越後一之宮・彌彦神社で登山の無事を祈ります。
改めて見てみると、拝殿の向こう側に堂々とそびえる弥彦山の姿が美しい。
遠くには、ロープウェイの駅も見えます。
あー、あそこまで登るのか...。

まずは彌彦神社で無事を祈ります

拝殿の左側の出口を出ると「万葉の道」と呼ばれる道があり、そこをすこし進むと彦神社側の登山ルートの登山口です。
万葉の道では、小学校の遠足と遭遇。
どうやら地元の小学校らしく、小1から小6まで全校生徒が登山するようです。

小学校の遠足と遭遇

あんなにちっちゃい子も登るのかあ...。
それなら、たぶん運動音痴シュクルでも大丈夫かな。
というわけで、小学生たちをペースメーカーに、この集団に混じって一緒に登山することにしました。

小学生に混じって山頂を目指す

弥彦山は標高634m。
ちょうど東京スカイツリーと同じ高さなんですね。
登山口には鳥居があって、時刻は10:19、ここから登山スタートです。

万葉の道の半ばで弥彦山登山口へ

丸太でできた階段を上がっていくと、5分くらいで小さくてボロい茶屋がありました。
いったい、この茶屋はいつからここにあるのか、いきなり昭和臭全開なんですけど?
メニューには、弥彦定番の玉こんにゃくやら、冷やし甘酒やら、それなりに美味しそうなんですが、登り始めてすぐにこんにゃくを食べたいとは思わないよ?

あまりありがたみのない茶屋

基本的に、ここは下山した後のごほうび的な茶屋なのかな。
今回はロープウェイで降りてくるから、いまいちありがたみが無いなあ。

丸太の登山道を登っていきます

茶屋を過ぎて、丸太の階段をどんどん上がっていくと、茶屋から10分くらいでようやく一合目に到着です。
はー、けっこう登ったと思ったのに、やっと1/10か。無慈悲だ。
すでにかなりお疲れモードになってる私たちは、ずんずん進む小学生を尻目に、一合ごとに休憩することにしました。

無慈悲な一合目

二合目までも、ずっと上りの階段で、そろそろ足に疲労がたまってきます。
ぜーはー言いながら、なんとかたどり着き、休憩。
水を飲んで呼吸が落ち着いたところで、三合目に向かいます。
すると、急に小学生のテンションが上がりだし、みんな「やったー、岩だ!」と大喜び。
それまでの階段がなくなって岩場になり、登るのが面白いんだそうです。
たしかに、岩場の方が階段を登るより足は楽かな。
でも、三合目から四合目はまた階段で、登りも急になって、キツイ...。
しかも、三合目の標識を見落としてしまった都合、二合目から四合目まで一気に登ったので、ここが一番の難所でした。

四合目から越後平野を望む

急坂を登りきったところで四合目の標識が見えたので、ここで休憩。
時刻は11:07。
登り始めて約50分経ちました。
四合目あたりは、越後平野も見渡せて、少し広いベンチもあるので、休憩にはちょうどいいところです。
ここまでは本当にキツかった。
中学生までは比較的山に登っていたというサーチライトも、大人になってからの不摂生がたたって、ぜーぜーはーはー。
ここで呼吸を整えるために、ベンチに座ってゆっくり休憩しました。

五合目の鳥居

再び登り始めたら、四合目から五合目までは意外にあっという間。
山道もなだらかだし、これまでの登りが嘘のよう。
石の鳥居をくぐって先に進みます。

橋を渡って六合目

さらに進むと六合目には小さな橋がありました。
このあたりは、道が細かったり、登りが急だったりして、再び難所。
遠足の列も渋滞しているので、ゆっくりゆっくり。

フォルス七合目でたたずむ小学生

六合目を過ぎてさらに進むと、見晴らし絶好のスポットに到着。
「里見の松」という標識があります。
休憩所もあって、ベンチに座って景色を眺めるのに最高のビューポイント。
すると、小学生たちが「あっ! にせものだ、にせもの!」と口々に叫んで通り過ぎていきます。
どうやら、「七合目に見えて七合目じゃないにせもの」という意味らしい。
凱旋門賞の「フォルスストレート」みたいなものか。笑。
そんなわけで、この「フォルス七合目」で、のんびり休憩&記念撮影。
時刻は11:43。

七合目の湧き水

しばらく行くと、本物の七合目に到着。
ここには湧き水があり、コップが置いてあって誰でも飲めるようになっています。
手持ちの水もまだありますが、ありがたい山の恵みをいただきます。
冷たくて美味しかった。

八合目からは最後の急坂

さらに進み、八合目から九合目が最後の急坂。
う~、これは明日絶対太ももが筋肉痛になるにちがいない。
それでも、このあたりに来ると弥彦山パノラマタワー展望台のレストハウスが見えてくるので、もうすぐゴールだと思うと、きつくても頑張れます。
九合目に到着すると、おおお!
いきなり視界が開けて、海!

見晴らし抜群の九合目

遠く佐渡まで見渡せる日本海が目の前に広がっています。
小学生たちは、ここで記念撮影。
時刻は12:11。
このまま右に行くとロープウェイ乗り場で、小学生たちはどうやらそちらのルートに行くようです。
私たちは、ここまで苦楽を共にしてきた小学生と別れて、さらに山頂を目指します。

最後の登り

九合目から十合目は最後の階段。
ここも結構キツイ登りですが、ほんとうにゴール目前。
そして、ついに十合目、縄の張られた竹の柱の横に、「参町」と書いてある小さな目印を発見。
ここが山頂だ!

弥彦山「参町」

時刻は12:20。
登り始めてからちょうど所要時間2時間で、弥彦山の山頂に到達したわけです。
やった、ボク、やったよ!

彌彦神社奥宮に参拝

この「参町」の目印は、道の途中にぽつんとあって、そのまま道は続いています。
しかも、さらになだらかなアップダウンの階段。
その先を進むと、彌彦神社奥宮があります。

鳥居をくぐると彌彦神社奥宮

彌彦神社には数え切れないほど参拝していますが、奥宮参拝は初めて。
弥彦山は古来より信仰篤い神の山ですから、この奥宮こそが真に神宿る場所と言ってもいいでしょう。

彌彦神社奥宮

うしろの鉄塔が思いっきり邪魔ですが、弥彦山には各テレビ局の鉄塔がたくさんあるのです。
登山道の途中には、なんと電柱や電線も。
風情台無しですけど、しょうがないか。

絶景です

この奥宮のあたりは、360℃大パノラマで、越後平野や日本海が一望できます。
記念撮影にもぴったりなので、デートで来た時にもおすすめ。

佐渡を見ながらお弁当タイム

参拝もしたところで、おまちかねランチタイムです。
神社まわりには、日本海を見渡しながら休憩するのにちょうどいい広場があるので、そこでレジャーシートを広げてお昼ごはんを食べます。

名づけて「飯テロ弁当」

今回のお弁当は、おにぎり・たまごやき・ウインナーを中心にした「飯テロ弁当」。
ネットで有名な飯テロ画像より命名です。
定番の献立ですが、爽やかな風に吹かれて海を見ながら食べるお弁当は、本当に美味しかった。
ここで背中に入れていたタオルを抜いたら、汗でびっしょり。
やっぱり山登りは重労働なんだと実感しました。

下山は弥彦山ロープウェイで一瞬

お昼を食べてひと心地ついたら、弥彦山ロープウェイに乗って下山です。
弥彦山ロープウェイはかつて夜景を見に来たときに紹介しましたが、山頂駅は九合目。
15分間隔で運行していて、片道料金は750円です。

弥彦山ロープウェイ山頂駅

ロープウェイに乗っていた時間は、わずか5分。
登ってくるときは2時間かかったのに、帰りはこんな一瞬かあ。
ロープウェイ山麓駅からは、あえて無料バスには乗らず、万葉の道をてくてく歩いて再び彌彦神社へ。
そして、無事下山の報告をして、弥彦登山終了となりました。

参考 弥彦山夜景&星空クルーズ - ゆめのりょけん

弥彦山登山後の楽しみ

車を停めた第1駐車場に戻り、2人が真っ先に駆け寄ったのは、自動販売機。
ロープウェイの駅にもあったのですが、登山を終えた喜びを増幅させるため、ここに来るまで我慢していたのです。
買ったのは、もちろん「命の水」コカコーラ。

命の水・コカコーラ

「キンキンに冷えてやがるっ......! かぁ~っ! 犯罪的だっ......! うますぎるっ......! 染み込んできやがる......! 体にっ......!」と、気分はもうリアル・カイジ。
サーチライトなんか一気に飲みすぎてゲホゲホむせてる。笑。

ジェラテリア・レガーロ

さらに、車に乗っての帰り道では、岩室の人気店「ジェラテリア・レガーロ」に寄って、絶品ジェラートを味わいます。
サーチライトは「苺ミルフィーユ」と「レアチーズ」のダブル、シュクルは「森の木の実のプラリネ」と「キャラメルマキアート」のダブル。

フレッシュなジェラート

フジタファームで毎朝搾る新鮮な生乳を使ったジェラートは、ナチュラルで優しい美味しさいっぱい。
こうして、大満足のデザートタイムも終わり、山登りで消費したカロリーもきっちり補って、家に帰りました。

参考 新潟で見つけた美味しいアイス10選 - ゆめのりょけん

で、結局のところ山登りは楽しかったのか?

大人になって初めての山登り。
アウトドア嫌いのシュクルにとってはかなりハードルの高いチャレンジでした。
でも、実際に行ってみると、キツイ思いはしたものの、山頂で爽やかな風に吹かれて海を眺めるのは気分爽快!
達成感もあるし、お弁当は美味しかったし、楽しい休日でした。

おつかれさま

でも、ちょっとバッグが重くて肩が痛かったから、やっぱり山登りをするなら、ちゃんとしたリュックが欲しいよね......ん?
べ、別にまた山に登りたいわけじゃないんだからね!///

第2弾 五頭山登山で新しいリュックの肩ならし - ゆめのりょけん

山登りはじめました めざせ!富士山編
山登りはじめました めざせ!富士山編 鈴木ともこ
おすすめ平均
stars面白く、奥深い
stars男性にもおすすめ
starsとってもいいですよ。
stars女子に優しい山登り
stars山ガール きゅんきゅん
Amazonで詳しく見る

- スポンサードリンク -

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Comments:0

Comment Form

コメントは管理人の承認後に公開されます。

Information
  • twitter
  • rss
  • はてなブックマーク
  • Instagram
カテゴリー
タグクラウド
記事への反応

back to top