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Nov
07
2014

世界遺産「高野山」の歩き方をまとめてみた

いざ、真言密教の聖地「高野山」へ。
高野山は、平安時代に真言密教の開祖である弘法大師・空海によって開かれた修行場です。
2004年には世界遺産に登録され、国内外から多くの参拝客が訪れる一大観光地になりました。
2015年には高野山開創1200年も控えています。
今回は、実際に高野山を訪れた経験をもとに、「高野山の歩き方・回り方」をまとめてみました。
これから高野山に参拝したいという人は、ぜひ参考にしてみてください。

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高野山へ車でアクセスするときの注意点

私たちは車で高野山にアクセスしました。
高野山に通じる道路は、「国道480号」「国道370号」「国道371号」の3本があり、このうち最も広くて走りやすいのは480号です。
国道480号は大きな観光バスでも走れる道路なので、快適に運転したい人は多少遠回りになっても480号がおすすめです。
私たちは往路に国道370号を利用したのですが、すれ違いがスリリングな峠道でした。
国道371号は、噂によると「酷道」だそうです。

国道370号はスリリングな峠道

幸い、私たちは渋滞に巻き込まれずに済みましたが、行楽シーズンの道路はかなり渋滞するようです。
また、標高1,000mに近い高野山は、冬には気温が-10℃を下回ることもあり、路面は凍結するので滑り止めが必須になります。
こうしたシーズンに高野山を訪れる場合は、電車と高野山ケーブルでアクセスしたほうが無難かもしれません。

高野山の「三大聖地」に参拝する

八峰に囲まれた盆地全体が霊場である高野山は、見どころが多く、規模もつかみにくいため、どのくらいの所要時間が必要なのか心配になる人も多いようです。
1200年の歴史を持つ高野山の見どころを一つひとつ挙げていけばきりがありませんが、高野山を訪れたら必ず見ておきたい場所は「金剛峯寺」「壇上伽藍」「奥之院御廟」の3つです。
高野山の観光コースも、これらの「三大聖地」を中心に組み立てるといいでしょう。

必見ポイント1「金剛峯寺」

高野山といえば有名なのが「金剛峯寺」。
実は、一般に言われる「金剛峯寺」というのは、単一の寺院の名前ではなく、高野山内にある117の寺院の総称だそうですが、それらを統轄する座主の住居として「金剛峯寺」という独立した寺院もあります。
紛らわしいですね。

高野山・金剛峰寺を参拝見学

高野山で一番偉いお坊さんが住む金剛峯寺は、総坪数48,295坪という広大な境内。
主殿の見学は順路に沿って進み、「大広間」「蟠龍庭」「上壇の間」「台所」などが見どころです。
襖絵以外は写真撮影もOK。
途中の「新別殿」では、お菓子とお茶のサービスもあります。
見学所要時間は1時間ほどでした。

詳細 高野山真言宗の総本山「金剛峯寺」を拝観

必見ポイント2「壇上伽藍」

高野山の中核となるのが「壇上伽藍」。
空海が高野山開創にあたって建立した真言密教の根本道場で、「金堂」「根本大塔」「御影堂」「不動堂」などが、その見どころです。
「金堂」「根本大塔」は内部拝観することができ、極彩色に彩られた仏教本来の世界を体感することができます。

高野山・壇上伽藍を参拝見学

実のところ、この壇上伽藍は、宿の夕食の時間が迫っていたこともあって、あまりじっくりと見学する時間はありませんでした。
一応、40分ほどでひと通りの建物の外観を見回ることはできたのですが、大塔や金堂などの内部拝観をするなら、1時間以上の見学時間は必要だと思います。
また、早寝早起きを旨とする高野山の夕方は早く、17時までにはほとんどの施設が閉館になるので、日の長い夏場でも時刻には注意が必要です。

詳細 高野山開創の地「壇上伽藍」を拝観

必見ポイント3「奥之院御廟」

高野山の最大の霊域が「奥之院」。
奥之院の入口「一の橋」から約2kmにわたって杉並木が続き、その中に20万基といわれる墓石群が立ち並びます。
その先にあるのが、空海が入定した「弘法大師御廟」。
空海はこの御廟から、今でも生きたまま世の中を見守っているとされているのです。

高野山・奥之院御廟を参拝見学

奥之院は、高野山の中心である壇上伽藍から、すこし離れたところにあります。
高野山内には路線バスも走っているので、それに乗って「奥の院口」で下車するのもいいですが、ぶらぶらと歩いて高野山の雰囲気を味わってみるのもおすすめです。
奥之院の見学所要時間は、一の橋から歩いて御廟に参拝し、中の橋から出て1時間30分ほど。
中の橋を出るところにある売店で、高野山のマスコット「こうやくん」のグッズも売っています。

詳細 高野山の聖地「奥之院」を歩く

高野山は「宿坊ステイ」も魅力

高野山の三大聖地をめぐるだけなら日帰りでも大丈夫だと思いますが、時間が許すなら「宿坊」に泊まってみるのもおすすめ。
高野山にある117寺院のうち、52寺が参詣者のための宿泊施設が整った宿坊寺院になっています。

高野山の醍醐味を味わうなら宿坊体験

高野山の宿坊は、思った以上に快適で、普通の旅館に宿泊するのとそう変わりはありません。
それでも、精進料理を食べ、朝の勤行に参加し、般若心経の写経や阿字観の瞑想を体験すると、高野山の醍醐味を存分に味わうことができます。
一般的な宿坊の料金は、1泊2食付で1万円と少し。
車で高野山に行くときは、駐車場の確保という点でも宿坊ステイは安心です。

詳細 高野山の宿坊「一乗院」に宿泊してきた

高野山ガイドブックの決定版

高野山内に数ヶ所ある観光案内所では、高野山観光に便利な「高野山マップ」がもらえます。
しかし、事前に高野山について予習しておきたいという人や、参拝後に真言密教についてもっと詳しく知りたくなったという人には、楽学ブックスの古寺巡礼シリーズ「高野山」という書籍がおすすめです。
高野山内にある宿坊寺院と、奥之院にある有名人の供養塔の位置が記された「高野山全図」は、旅行前の予習に便利。
写真家のKankanさんが撮影した美しい写真とともに、高野山の見どころと解説が詳細にまとめられ、「梵字」「真言」「曼荼羅」といった真言密教の基礎知識も学ぶことができます。
特に「曼荼羅」について予習しておくと、高野山の寺院を拝観した際に、ものの見え方が大きく変わってくるはずです。
本書は、通常参拝では見ることのできない貴重な宝物の写真も充実し、真言宗の哲学や僧侶のインタビューなどは読み物としても面白いので、高野山ガイドブックの決定版ともいえる一冊です。
今回の高野山旅行記をまとめる際にも、大いに参考になりました。
ぜひ見学のパートナーとして、高野山参拝に役立ててください。

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