Home / 近畿旅行記 / 高野山真言宗の総本山「金剛峯寺」を拝観

Nov
10
2014

高野山真言宗の総本山「金剛峯寺」を拝観

高野山には117の寺院がありますが、一番有名なお寺と言えば「金剛峯寺」
昔、歴史の授業でも出てきた超メジャーなお寺です。
高野山に来たからには、金剛峰寺を見てみたい。
なんとなくお堅い修行道場的なイメージだったのですが、実は誰でも拝観可能なお寺で、拝観料も500円とリーズナブル。
その上、受付ではマスコットキャラ「こうやくん」がお出迎え。
総坪数48,295坪という広大な敷地で、日本最大の石庭や華麗な襖絵、巨大な御釜が並んだ台所など、見どころ満載のお寺をじっくり見学してきました。

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総本山「金剛峯寺」とは

高野山には、もともと「金剛峯寺」という名前の寺院はありませんでした。
高野山は山全体がひとつの境内で、「金剛峯寺」とは高野山にある寺院の総称だからです。
しかし、明治時代になって、豊臣秀吉が母の菩提を弔うために寄進した青巌寺が「金剛峯寺」という名になり、真言宗寺院を総括する管長職が住まう場所となりました。
今回拝観するのは、その、高野山で一番偉いお坊さんが住む金剛峯寺。
金剛峯寺があるのは、ちょうど高野山の中心部で、千手院橋からも壇上伽藍からも徒歩数分です。

正門から境内へ

金剛峯寺の中で一番古い建物が、この正門。
かつては、ここを通れるのは、天皇・皇族と高野山の高僧だけでした。
今では観光客も普通に通れますが、僧侶の方は今でも右側の小さなくぐり戸から出入りするというルールになっているとか。

金剛峯寺・正門

左右には石楠花の花が咲いて、きれいです。
このお寺には、あちこちにたくさんの石楠花がありました。

襖絵を堪能する

中に入って受付を済ませると、大広間・梅の間・柳の間と続いている部屋を見ていきます。
中には入れず、外からのぞくだけ。
これらの部屋の見どころは、豪華な襖絵。

総本山・金剛峯寺

狩野派の代表的絵師による襖絵は、15~16世紀の作品。
松や鶴、梅や柳などが描かれた襖絵は金色に輝いて、ゴージャスな雰囲気を醸し出しています。
残念ながら、襖絵の写真撮影は禁止されているので、写真で紹介することはできませんが、京都の二条城に行ったことがある人なら、ああいう広間をイメージしてください。

ダイナミックな石庭「蟠龍庭」

廊下を進んでいくと、枯山水の石庭が広がります。
「蟠龍庭(ばんりゅうてい)」と名づけられた庭で、広さは2340㎡。
日本最大の石庭です。

蟠龍庭

白い雲海の中で、雌雄一対の龍が奥殿を守っているように見える配置。
石庭というと、じっと座って静かに鑑賞する庭というイメージでしたが、ここの庭は廊下を歩きながら見るので、見る角度によって違って見えて、ダイナミックです。

新別殿でお茶とお菓子をいただく

緋毛氈のひかれた大広間は新別殿。
91畳と78畳という広いお座敷は、参拝者の休憩所です。
ここでは、お茶とお菓子のサービスがあります。

お茶とお菓子をいただく

軽いおせんべいのような食感で、ほんのり甘い。
老若男女に優しいお味でした。

巨大な台所

しばしの休憩の後、かつては天皇、上皇が登山された際の応接間として使用されていた「上壇の間」や、皇族方のご休憩所だった「奥書院」を見ながら進むと、巨大な台所に出ます。

台所

この台所は、和歌山県重要文化財に指定されているという歴史ある台所。
大勢の僧侶の食事をまかなってきただけあって、とにかく広い。

二石釜

御釜も巨大で、この御釜一個で7斗のお米を焚くことができるそうです。
7斗って、700合!
御釜三個で、2100合! 
一人1合食べるとして、2100人分!
米ならいくらでも食える上田教授もびっくりの量ですね。

「一山境内地」を実感

台所の見学を終えて、受付に戻ってきたのが、大体50分後くらい。
じっくり見学しても、1時間あれば十分かと思います。
拝観しての感想は、お寺というより、大名屋敷のような気分。
それはきっと、普通のお寺にあるような仏像とか仏画が無かったからかもしれません。

こうやくんと写真も撮れます

考えてみれば、高野山は山全体が「金剛峯寺」の「一山境内地」。
ここはあくまでもその一部なのだという思想の表れのように感じました。

まとめ 世界遺産「高野山」の歩き方をまとめてみた

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