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Dec
20
2014

長野「地獄谷野猿公苑」で温泉猿ウォッチ

こんにちは、サーチライトです。
先週末は友人たちと長野・志賀高原の渋温泉で1泊忘年会をしてきました。
まあ、それはひとまず置いといて。
その渋温泉のすぐ近くには、「地獄谷野猿公苑」という人気の観光スポットがあります。
人気の理由は、温泉につかって寒さをしのぐニホンザル。
この野猿公苑は、温泉に入るニホンザルを間近に観察できる世界でも唯一の場所なのです。
そんなわけで、渋温泉の宿にチェックインする前に、冬の情緒たっぷりの「お猿の温泉」へ足を延ばしてみました。

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地獄谷野猿公苑

地獄谷野猿公苑は、渋温泉の温泉街から車で5分ほどのところにあります。
野猿公苑は、ニホンザルの生態を損なわない程度に餌付けをすることで、本来は山深くに生息するニホンザルを観察しやすい場所に呼び寄せ、自然の状態のまま間近で観察できるようにした施設です。

天然記念物「渋の地獄谷噴泉」

「地獄谷」の名前の由来は、谷の川底から噴き上がる熱噴泉です。
火山活動によって、100℃近い温泉が10mほどの高さまで噴き出していて、渋温泉の源泉の一つになっています。
間欠泉のように一時休止することなく、絶えずお湯と蒸気を噴き上げている様子は圧巻。
この「渋の地獄谷噴泉」は、国の天然記念物にも指定されていて、駐車場から野猿公苑まで歩く途中に目にすることができます。

片道1.6kmほど歩くので靴には注意

さて、野猿公苑の駐車場に車を停めたはいいものの、そこから猿の温泉までは、しばらく歩きます。
野猿公苑の入口ゲートに記された距離は、「1.6km(約25分)」。
えっ、まじで!? そんなに歩くとかぜんぜん聞いてないけど。
これはいきなり運動不足勢の心を折りに来る作戦か。笑。

野猿公苑の入口ゲートに絶望

とはいえ、入口ゲート付近こそ木段で上りですが、それは数十メートルだけのことで、その後はずっと平坦なので、ここは怯まず強行するのが正解。
ただし、天候によっては地面がぬかるんでいる場所もあるので、足下だけは注意したほうがいいでしょう。
入口付近には長靴のレンタルサービスもありました。
とりあえず、冬用のブーツを履いてきてよかった。

泥はねにも注意

そんなわけで、寒波到来中の長野でまさかのハイキング。
ところどころに設置された「野猿公苑までXkm」の看板に嘆いたり励まされたりしながら、雪のちらつく中を歩くこと20分。
「渋の地獄谷噴泉」を見て、最後に待ち構える無慈悲な石段(50段)を上りきると入苑券売場です。

ようやく入苑券売場に到着

入苑券は大人500円。
ここまで歩いてきて500円をケチる人はいないでしょう、さすがに。笑。
ちなみに、猿への餌付けは厳しく管理されているため、苑内に食べ物を持ち込むことはできません。

温泉に入っている猿の表情が豊かすぎる

入苑券売場からしばし歩いて温泉に行くと、いるいる!
ていうか、むしろイモ洗い状態。笑。
訪れる前は「運よく見れたらいいな」くらいに思っていたんですが、そんなのまったく杞憂でした。

猿の温泉はかなり近くから観察できる

この日、温泉につかっていた猿は50匹ほど。
野猿公苑全体では、約300匹のニホンザルがいるそうです。
この露天温泉は、野猿公苑に作られたサル専用のもので、温泉の周りには柵もなく、かなり近いところから見学できます。
猿も猿で人間に怯えたりすることもなく、写真を撮る観光客の前で悠々と温泉につかっていました。

至福の表情

目を細めて至福の表情をする猿、お互いにお湯の中でノミをとりあう猿、温泉の周りを走り回る猿、温泉から出て雪遊びをする猿。
さながら、ここは猿のスーパー銭湯。
温泉につかった猿の表情はいかにも人間くさく、同じ霊長類であることを思わずにいられません。
温泉に入ると気持ちいいのは、もはや遺伝子レベルなのか?

ノミ取りをする猿たち

とはいえ、もともと猿には温泉に入る習性はないそうです。
ここ地獄谷の猿が温泉に入るのは、熱湯につかって厳しい寒さをしのぐため。
温泉に入る猿というのは日本人にはよく知られた光景で、ともすれば猿と温泉はセットになっている感もありますが、地獄谷でだけ見られる特殊な行動なんだそうです。

子猿がまんまるでかわいい

そもそも、サルというのはもっと温暖な地域に生息する生き物で、ニホンザルは地球上で最も北に暮らす種族だとか。
雪の中に生息するサルそのものが世界的に珍しいため、海外ではニホンザルのことを「スノーモンキー」と呼ぶそうです。
中でも、温泉につかって寒さをしのぐ地獄谷のスノーモンキーたちは、海外の雑誌の表紙を飾ったりするほど大人気。
実際、この日の見学客の半数以上が外国人。
世界的な旅行クチコミサイト「トリップアドバイザー」の人気スポットになっていることもあり、こんな長野の山奥に年間30,000人もの外国人観光客がやってくるそうですよ。

「猿座カフェ」で休憩タイム

ひとしきり猿たちの観察を終えた後は、再び1.6kmの道のりを歩いて戻り、駐車場近くの「猿座カフェ」でしばしの休憩。
外国人観光客が多い観光スポットということで、寿司やラーメンも扱っているカフェで、店内では多くの外国人がラーメンをすすっていました。
こんな寒い日に食べる熱いラーメンは、日本のいい思い出になるんじゃないかな。

猿座カフェの蕎麦ソフト

そんな中、サーチライトが食べたのは、ソフトクリームwww
長野ならではのご当地ソフトということで、「蕎麦ソフト」にしてみました。
見た目は薄茶色でけっこう蕎麦っぽい。
食べてみると、ペロッ...、蕎麦??? いや、あずきアイスだ、これ。
むしろ、蕎麦要素はどこに消えた?というほどのあずき味。
めんつゆ×わさび味とか無茶なソフトクリームを期待したのに、普通に美味しくてちょっとがっかり。笑。

寒い冬こそが「スノーモンキー日和」

そんなわけで、ちょっとした時間調整のつもりが、こうしてまるまる一本の記事になるくらい充実していた地獄谷野猿公苑。
まさか、こんな近くにグローバルな人気観光地があるなんて。
長野、侮りがたし!

見てると温泉に入りたくなる

この週末は強烈な寒波がやってきていて、翌日は新潟~長野に大雪警報が出るような天候だったんですが、こんなにたくさんの猿が温泉につかっていたのは、そのおかげだったのかもしれません。
そういう意味では、絶好のスノーモンキー日和だったことになりますね。
さて、温泉であったまる猿たちを見て、こちらも温泉が恋しくなったことですし、さっそく車に乗り込んで、渋温泉へと向かいます。

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