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Dec
24
2014

信州渋温泉「玉久旅館」宿泊記

前回の続き、信州渋温泉1泊忘年会の後編です。
長野・渋温泉は、新潟市民にはあまり馴染みのない名前ですが、上越市から1時間ほどの距離ということで、上越の人々はよく訪れる温泉地だそうです。
そんな渋温泉は、いい感じに鄙びていて風情のある温泉街。
石畳の温泉街には9つの共同浴場があり、湯めぐりも楽しめます。
今回宿泊したのは、渋温泉の四番湯「竹の湯」の隣にある「玉久旅館」
源泉かけ流しの熱い天然温泉と美味しい料理で、2014年を締めくくってきました。

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渋温泉「玉久旅館」

渋温泉は、今から1300年前に行基上人が諸国行脚の際に発見したと伝えられる由緒ある温泉地です。
その後、武田信玄の隠れ湯として寄進があり、大正初期に温泉街として整備されて栄えたそうです。

玉久旅館

今回宿泊した玉久旅館は、例によってじゃらんでクチコミと予算を相談しながら予約しました。
宿泊プランは、レギュラープランと満腹プランで迷った結果、酒も飲むことだしということでレギュラープランに。
結論からいうと、レギュラープランでも夕食は盛りだくさんで、食べた後しばらく動けないくらいでした。笑。

フロント

石畳の緩やかな坂のメインストリートを進み、車一台が通るのもやっとという感じの細い路地に入ったところに佇む隠れ家的な宿。
宿の斜向かいにある宿泊者用の駐車場に車を停めて、チェックイン。
7人の大所帯ということで、今回は2部屋を用意してもらいました。
部屋に案内してもらうと、野沢菜とお茶でおもてなし。
そうそう、長野って野沢菜でお茶を飲むんだよね。

温泉厄除巡浴外湯めぐり

冒頭にも書いたように、渋温泉には9つの共同浴場があります。
渋温泉の各宿には外湯専用の鍵が用意されていて、宿泊客ならすべて無料で利用できるので、外湯めぐりをするのが渋温泉の醍醐味です。

渋温泉巡浴手拭い

フロントでは外湯めぐり専用の手ぬぐいも売られていて(300円)、それぞれの外湯でスタンプを押して、温泉街の裏山にある高薬師にお参りすれば、どんな願いも成就するとか。
なんともラリーストの心をくすぐるシステムです。

四番湯「竹の湯」

「初湯」「笹の湯」「綿の湯」「竹の湯」「松の湯」「目洗いの湯」「七繰の湯」「神明滝の湯」「渋大湯」と、いずれも泉質の異なる9つの外湯は、すべて源泉かけ流しで湯量もたっぷり。
仲居さんによると「渋大湯」と「目洗いの湯」と「竹の湯」が人気の外湯だそうです。

内湯は地獄谷の源泉かけ流し

玉久旅館には、24時間利用できる内湯もあります。
基本的に外湯を利用するためか、利用客は少なめで貸切風呂状態。
広さはそれほどではありませんが、新しいヒノキが気持ちいいお風呂です。

玉久旅館の内湯

渋温泉の特徴は、お湯の熱さ。
玉久旅館の内風呂は、前回紹介した「猿の温泉」地獄谷から引湯された源泉かけ流しで、その湯温は60℃とか。
もちろんそのままでは熱くて入れないので、水で少し温度を下げて入ります。
お湯は無色透明の食塩泉で、湯当たりの心配はないので、食事の前に入っても安心です。

長野の食材がいっぱいの夕食

そんなわけで、温泉に入って体もさっぱりあったまったところで夕食の時間になりました。
玉久旅館の一番の楽しみは、じゃらんのクチコミで4.9と高評価の夕食です。

夕食は専用の個室で食べるスタイル

夕食は専用の個室でいただきます。
部屋に入ると、すでにテーブルには何品か並んで、コンロの蒸篭で何かが蒸されています。

志賀高原クラフトビール

まずは志賀高原の地ビールで乾杯。
4種類あるというので、すべて頼んでテイスティングしてみました。
いずれも地ビールらしいすっきりした飲み口でしたが、黒ビールが一番好みかな。

ニジマスと鯉のお造り

食事のスタートは「山の香和え」「お造り」「山芋と鰻の蒸し物」「パイ包みシチュー」から。
お造りはニジマスと鯉のあらいで、やっぱり長野の魚といえば鯉だよね。
ここでカニとか出るのはどうかと思うんだ。

イワナの塩焼き柚子味噌がけ

続いてやってきたのは、「イワナの塩焼き柚子味噌がけ」。
これが「美味すぎる!」と満場一致。
イワナの美味しさはアユとかニジマスとかとは比べ物にならない川魚の王者。
ウロコがないので皮までぱりぱりと食べることができ、柚子味噌の風味も絶妙です。

蒸されていたのはおやきでした

そうこうしている間にコンロの火が消え、蒸し物が出来上がりました。
蒸篭の中身は長野名物「おやき」。
やっぱり長野に来た以上、おやきは食べとかないとね。
具は王道の野沢菜で、長野気分を満喫します。

信州牛の味噌焼きはごはんと一緒に

そして最後にやってきたのは「信州牛の味噌焼き」。
これは、ご・は・ん、だ!
まあ、それは向こうも十分に承知しているらしく、しっかりこのタイミングでごはんもやってきました。
ごはんは「里芋と人参のまぜごはん」。
デザートに「苺のムース」もいただいて、ホントおなかいっぱいになりました。
さすがは夕食自慢の宿。
これは忘年会の宿に選んで正解だったね。

部屋で2次会

夕食を終えると、部屋には布団が敷いてありましたが、まだ夜も早いので、2部屋のうちの大きな部屋に集まって2次会。
ビールを飲んだり、スルメを食べたり、温泉に入ったり、マンガを読んだり、カードゲームをしたり、モンハンをしたり、艦これをしたり、思い思いに。

部屋にはすでに布団が敷いてあります

ちなみに、渋温泉は射的やラーメン屋など夜の温泉街が充実しているので、外湯めぐりがてら散歩に出てみるのもいいでしょう。
私たちは完全に宿にひきこもっていましたが。笑。

羽田甘精堂の温泉まんじゅうが美味しい

一夜明けて。
美味しい朝ごはんをたらふく食べて、外に出てみると辺りは大雪でこんもり真っ白。
そんな中、温泉まんじゅうを買いに温泉街を歩いてみました。

大雪でこんもり

向かったのは、渋温泉街のメインストリートを下ったところにある「羽田甘精堂」。
旅館のお茶請けに食べてみて、たいへん美味しかったので、これはぜひお土産にと思っていたのです。

渋温泉「羽田甘精堂」

訪れたとき、ちょうど新しいのを蒸かしている最中で、しばし待つことにはなりましたが、できたてを1個サービスしてもらいました。
羽田甘精堂の温泉まんじゅうは、ふわふわの皮に甘さ控えめのしっとり餡子で、ぱくぱくと軽く食べることができます。

できたてを1個サービスしてもらいました

今回は留守番だったシュクルにも「これは美味しい!」と大好評。
食べログを見ると、羽田甘精堂は「はやそばもち」も有名らしいので、餅イーターならこちらもオススメです。

帰りは大雪で大変だったけど

こうして、渋温泉での1泊忘年会も終了。
予定では、このあと戸隠に信州そばを食べに行く予定でしたが、大雪で断念。
まあ、戸隠くらいなら、また来年いつでも行けるでしょう。
帰りの妙高SAは、雪でえらいことになっていました。

雪の温泉街はやっぱりいい

とはいえ、こんもり雪に包まれた情緒は冬の温泉ならでは。
この冬、どこか秘湯めいた温泉に行ってみたいという人は、ぜひ渋温泉を候補に入れてみてください。

玉久旅館
〒381-0401 長野県下高井郡山ノ内町平穏2069
アクセス 上信越道信州中野ICより車にて20分
玉久旅館のクチコミと宿泊プラン(じゃらん)

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