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Jan
19
2015

京都「東福寺」通天橋から紅葉の海を見よう!

鎌倉時代に創建された、臨済宗・京都五山の一つ「東福寺」
渓谷を巧みに取り入れた境内は、約2,000本ものカエデで真っ赤に染まり、その渓谷に架かる歩廊橋「通天橋」から見下ろす眺望は「紅葉の海」と形容されるほど。
京都の紅葉名所ランキングでは必ず上位にランクインし、東福寺の紅葉を見ずして秋の京都は語れません。
しかし、京都でも一、二を争う紅葉の名所だけに、その混雑もトップクラス。
今回は、そんな秋の東福寺の現地の様子をレポートします。

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東福寺の紅葉の見頃

東福寺の紅葉の見頃は、例年11月中旬から12月初旬ごろ
もちろん年ごとの気候状況などによりズレは生じますが、一般に11月25日あたりが紅葉のピークのようです。

通天橋からの眺めは右に落葉が目立つ(2014年11月30日)

私たちが訪れた2014年11月30日は、少しピークを過ぎていて、通天橋や臥雲橋から見る眺めはやや落葉した枝が目立つ状態。
しかし、境内は一面が散り紅葉で覆われて、赤と黄色の絨毯でした。

境内は散り紅葉の絨毯に(2014年11月30日)

紅葉そのもののピークは過ぎているものの、この散り紅葉の光景こそが見頃の状態なんじゃないかと思えるくらいの美しさ。
「花はさかりに月はくまなきをのみ見るものかは」じゃないですが、京都の紅葉は少し散っているくらいが一番風情があるように思います。

東福寺の通天橋は早朝アクセスで混雑を回避

紅葉シーズンの東福寺には、1日およそ35,000人もの観光客が訪れるそうです。
その観光客たちの目当ては、もちろん「通天橋」。
東福寺の境内入場は自由ですが、通天橋を渡るためには拝観料がかかるので、まずは拝観券を買うために日下門から拝観受付の行列に並びます。

日下門から拝観受付へ

東福寺・通天橋の開門時刻は8:30。
人気の紅葉スポットは朝イチの開門前に訪れるのが鉄則なので、私たちは7:45くらいに到着したのですが、すでに100人ほどの行列ができていました。

8:10にはすでに長蛇の列

通天橋の拝観料は400円。
8:20くらいから拝観券の発売が始まって、拝観券を手に入れたら今度は通天橋の入口の前に並びます。
8:30になると、通天橋の通行開始。
早めに来た甲斐もあって、通行開始とほぼ同時に通天橋に入ることができました。

通天橋に入場

ちなみに、境内の入場は自由とはいえ、通天橋を渡らないと紅葉のエリアには入ることができません。
まあ、紅葉シーズンに東福寺まで来て、通天橋を渡らない人はいないと思いますが。

通天橋から洗玉澗を見下ろす

東福寺の渓谷は「洗玉澗(せんぎょくかん)」と呼ばれています。
通天橋の中ほどにある見晴台から、「臥雲橋」に向かって洗玉澗を見下ろした景色は、東福寺の醍醐味。
混雑するのでじっくりと鑑賞するわけにはいきませんが、朝一番なら写真を何枚か撮る余裕もありました。

通天橋から洗玉澗を見下ろす

東福寺は1997年の「そうだ 京都、行こう。」のポスターになっています。
そのキャッチコピーは「春より秋を選んだお寺です」。
今を遡ること600年前の室町時代、修行の妨げになるからと、桜の木をすべて伐採し、そのあとカエデに植え替えたのだとか。
しかし、その結果がこんなに見事な紅葉では、桜より心が乱れるんじゃないかな。笑。

通天橋から方丈通天台を見上げる

臥雲橋とは反対の山側を見上げると、紅葉の雲の上に方丈が浮かんでいます。
通天橋は、この方丈と開山堂を結ぶ歩廊橋。
通天橋をそのまま進むと、開山堂に至ります。

通天橋から洗玉澗に下りてみる

通天橋の途中には、洗玉澗に下りられる階段もあります。
下りた先は、細かいカエデの葉っぱがこんもりびっしり積もった散紅葉の散策路。

散紅葉で染まる三ノ橋川の渓谷

通天橋の下から記念写真を撮ったり、テーブルフォト用の落葉を拾ったり、思い思いにぐるっと一周して、洗玉澗を堪能してきました。

通天橋以外の絶景スポット

さて、東福寺には通天橋以外にも見どころがたくさんあります。
せっかく東福寺を訪れたなら、通天橋だけで満足するのはもったいないですよ。

臥雲橋

通天橋と平行に洗玉澗に架かる歩廊橋「臥雲橋」。
こちらは東福寺に通じる一般道なので、東福寺が開門する前でも無料で渡ることができます。

臥雲橋から通天橋を望む

臥雲橋は、紅葉に浮かぶ通天橋を見るには絶好のスポット。
ただ、朝はちょうど逆光になるので、写真撮影は意外と難しかったりします。
午後になると混雑で写真撮影禁止になることも。

開山堂

通天橋を進んだ先にある開山堂。
その名前の通り、東福寺を開山し、1280年に入定した聖一国師を祀っています。

開山堂

見どころは参道を挟んで両側にある庭園。
開山堂に向かって右側は水と緑の庭で、左側の庭は白砂の市松模様。
江戸時代中期の名園だそうです。

偃月橋

「東福寺三名橋」の最後の一つは通天橋の上流にある「偃月橋」。
東福寺の塔頭「龍吟庵」に向かう途中で渡ります。
こちらは通天橋や臥雲橋の喧騒が嘘のように落ち着いた歩廊橋でした。

偃月橋から龍吟庵へ

偃月橋を渡った先にある龍吟庵は、その名の通り龍が咆哮しているように見える石庭がある庵。
この庭がめちゃくちゃ気に入ったんですが、詳しくは次回の塔頭めぐりにて。

三門・本堂

現存最古最大といわれる国宝の「三門」と、仏殿の「本堂」。
とにかく、でかい。

東福寺・本堂

日下門から入って通天橋や紅葉のエリアとは反対側にあるので、あまり人はいませんでしたが、この大きさは一見の価値があります。
そういう私たちも塔頭の「光明院」に行かなかったら、見逃していたかもしれませんけど。

方丈庭園・通天台

昭和の作庭家・重森三玲が手がけた「八相の庭」。
方丈の東西南北に配されたモダンな庭で、秋は北庭がおすすめだそうです。
方丈の拝観には別途料金がかかるので、タイムスケジュールと相談して今回はパスしたのですが、方丈の通天台から見る紅葉も絶景とか。
むしろ午後の予定をパスして、ここで時間をとってもよかったかもと思っています。

東福寺の所要時間は午前いっぱいくらいのつもりで

こうして、東福寺の観光を終えたのは10:15。
通天橋に入場したのは8:30なので、観光所要時間は2時間といったところでした。
ガイドブックには「所要時間50分」とあったので、それを参考にして予定を立てたのですが、ぜんぜん見積もりが甘かったですね。
まあ、休日の午後は通天橋に入るだけで2時間待ちになることもあるらしいので、紅葉観賞が2時間で済んだなら万々歳かもしれませんけど。

散紅葉に影を映して記念撮影

ちなみに東福寺から帰る時には、行列は臥雲橋くらいまで続いていました。
臥雲橋で誘導していた係員さんはあまりの混雑ぶりに、「もう見頃は過ぎてまーす、写真を撮っても意味が無いので先に進んでくださーい」とか、ひどいことも言ってます。
そりゃあ、京都に住んでる人ならそうかもしれないけど、そんなこと言われたってねえ。笑。

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